今日、ご紹介するは「昭和の品」ではなく「回想法」についてです。
皆さん、聞いたことありますか?「回想法」という心理療法を。主に高齢者を対象としたもの
なのですが、思い出を蘇らせることで認知症の進行を遅らせたり、精神的な安定をはかる療法です。
下の写真は関西の某老人ホームに設けられてる「回想スペース」です。
認知症高齢者では、最近の記憶は忘れてしまっていても、過去のことは時として覚えています。
そのような認知症高齢者の記憶を引き出し、共感しながら高齢者の心の安定をはかり「懐かしい♪」
「楽しい♪」といった思い出を蘇らせることが目的です。
よく、行商先で「showa 土花亭」を覗いてくれるお客さんの内、高齢者の方から「これ昔あったなぁ~♪」
とか「懐かしいなぁ~♪」とか言ってくださることがあります。(認知症の方ではないと思いますが)
結局、思い出話の長話でその場は終わってしまうのですが、決まってその高齢者の方々の
目は活き活きとされてて、楽しそうにも見えます。
お家に帰られて「今日、骨董市でこんなのが有った」とか家族の方と楽しく話していただける
だけでも、何かお役にたったような気になったりもしますねっ。。。
そんな、今日は「回想法」についてのお話でした。
(TVは六畳間、三面鏡は三畳間でしたが...)
懐かしいなぁ、という私は老人の域に片足を突っ込んでいるのでしょうか(゜ ゜;;
これで、壁に野球ボールサイズの案が空いていたら、まさしく巨人の星☆の世界ですね。
showa 土花亭の展示ショップもこんな感じなんでしょう?
あの頃は時間の流れが緩やかで、他人にも優しい時代でしたね...
私も「懐かしい」と思いますが頑なに未だ老人ではない・・・筈・・・と。
今から思うと、写真を見て感じるのは「こんなに色とりどり」だったっけ?
の印象が有って、記憶では何故か「セピア色」なんですよねっ・・・。