先日の「錆びついたKDK扇風機」、やはり大苦戦でした。
錆びたボルトを外す作業に時間を取られ、やっと解体し固着したグリスを取り除き不動の原因を
探るも中々、判明しない・・・。相当な試行錯誤の結果、何とか可動するようになる。
後はお化粧作業。
四枚羽根は真鍮製で程度も良かったため素地で表し磨き込む。他の真鍮部品も同じく磨き仕上げ。
網カバーは全塗装を施すものの、ヘッドやベースは捕色程度であえて留めます。
そして、組み付け作業です。可動部は新しくグリスを充填しながらの組み込みます。
組み込み作業の過程で軸受が甘く感じつつも、今後クリスが行き渡ることを期待し続行。
この段階で一旦、通電し可動確認。(OK ♪)
そして、羽根を取り付け網カバーも装着。
そして、通電。。。
しかし、やはり軸受が甘すぎて羽根を取り付けたことによってモーター軸が下がってしまい、初動が鈍く
手で少し回して上げる必要が・・・。
(このことについては今後の課題。グリスの粘土を上げる必要があるようです)
しかし、入荷時点ではどうなることかと思っていましたが無事にレストアも終了。
KDK 扇風機 可動品/昭和初期型:課題があるため今のところ非売品扱い。