先日から「奮闘中」だった「愛知時計NO.701」の外箱も塗装も終わり、ガラスも嵌めこみ
真鍮製の丁番やビス類も磨き上げ組み上げ作業がほぼ終わる。
今までで結構、手間が掛かった部類に入る時計。
各欠損部も補修跡が分らないくらい出来は上出来と満足。
後は慣らし運転が終わった機械を装着すれば出来上がりという段階まで辿り着く。
しかぁ~しっ・・・。
その慣らし運転が終わった機械の時計側のゼンマイが突然弾ける。
原因はコハゼバネの破断。。。
一気に開放された一番車の歯は無惨にも削られ、次の格子歯車も変形。万事休す・・・。
何とも「悲しい結末」・・・。
今までの苦労が泡となり消え、折角修復された外箱に機械を入れて上げることが出来なくなりました。
愛知時計NO.701/修復ならず。。。