古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

無残な「黒柿頭丸」

2014年06月02日 | 時計

明治の時代ですから、致し方ないにしても今回の「無残さ」はいつもより増して凄いものです。

頭丸の黒柿の飾りは粉々に割れ、欠損している部分が大半。

下部の黒柿も欠損、文字盤も振り子のRAも剥げ落ち前扉もガラスが外れ枠自体も破損。

かろうじてムーブメントは動きそうな様子。

但し、渦リンは林時計のモノが着いており、こちらも破損状態。

もう、ここまで来たら欠損は直さずに時計としての機能のみを甦らせるかですが・・・。

 

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