日の入りとともに夕食となるので18時には食べ終わっている。慣れたとはいえ夜は長い。これというTV番組もないし、手元に置いてあった“直伝・和の極意:彫刻家・藪内佐斗司流仏像拝観手引”のテキストや白洲さんの「私の百人一首」を読んだりしながらぐだぐだと1時間ほど過ごしたら腹のほうもほどよくこなれてきた。突然「走りたい!」という心の声が聞こえた。
およそ2週間ぶりである。心の声には素直になることにした。家の周りの1kmコースを走ってみると「そのまま寝屋川公園を使った10kmコースを走ったら」とささやかれた。初・ロング走ということになった。
夜の寝屋川公園は初めてである。昼間とは感じが全然違う。とりとめのないことが次々と浮かんでくる。
“街灯があっても木々は何となく不気味やな、灯りのない昔の旅人は大変やったろうな”とか“大学時代、夜通し歩いて大学に行くことを試みた時、野良犬に行く手を阻まれて難儀したけど、まさか犬はおらんやろな。”とか“夜の空でも何となく青っぽいな、照明のせいかな、田舎の夜空は漆黒で月と金星がきれいやった”
(12月27日の夜、実家の庭に出た時、思わず撮った。)
一応、タイムは測定しているが以前ほどペースについては気にしなくなった。気持ちにしたがって楽に走っていると時計を見る回数は極端に減った。
1時間16分56秒で我が家の前まで帰ることができた。「今日は良い日やったね」と心の声。
およそ2週間ぶりである。心の声には素直になることにした。家の周りの1kmコースを走ってみると「そのまま寝屋川公園を使った10kmコースを走ったら」とささやかれた。初・ロング走ということになった。
夜の寝屋川公園は初めてである。昼間とは感じが全然違う。とりとめのないことが次々と浮かんでくる。
“街灯があっても木々は何となく不気味やな、灯りのない昔の旅人は大変やったろうな”とか“大学時代、夜通し歩いて大学に行くことを試みた時、野良犬に行く手を阻まれて難儀したけど、まさか犬はおらんやろな。”とか“夜の空でも何となく青っぽいな、照明のせいかな、田舎の夜空は漆黒で月と金星がきれいやった”

(12月27日の夜、実家の庭に出た時、思わず撮った。)
一応、タイムは測定しているが以前ほどペースについては気にしなくなった。気持ちにしたがって楽に走っていると時計を見る回数は極端に減った。
1時間16分56秒で我が家の前まで帰ることができた。「今日は良い日やったね」と心の声。