テレビを見ていて2つの病名について考えさせられました。
1つは“慢性疲労症候群”ある日、突然倦怠感に襲われ日常生活もままならなくなっていくという病気である。テレビを通じて患者の方が訴えていたのは病名をもっと的確なものに変えて欲しいということである。
仕事などを休まざるを得なくなった時、「何の病気?」と尋ねられ「慢性疲労症候群」と答えると「私だって毎日疲労困憊やで」となまけているように受け取られてしまうというのである。がんばりが足りないなどという心ない言葉で傷ついている人も多いという。有効な治療もないまま長期に渡って倦怠感で動くことができないという症状に悩まされるという。
しっかりとした治療体制を確立するためにも的確な病名をつける必要があり、患者団体を立ち上げ広く理解を求める運動を始めた。医者の側でも論議はしているが煮詰まっていないというのが現状でしばらくは“慢性疲労症候群”を使わざるを得ないと話されていた。
少なくとも名前から勝手にイメージするのではなく、実際の症状はどうなのだ!という現実を直視することが大切であることを教えられた。
もう1つは “てんかん”これは先週の「ためしてガッテン」であったのだが、従来“てんかん”は「けいれん・意識障害などの発作を繰り返す脳疾患」とされ子供に多くみられるが大人になるにつれ治っていくものだ。という認識が一般的であった。
これがまちがいである。というのが番組の主旨であった。確かに10代、20代、30代と発症率は低下の一途をたどるのだが、60代から増加に転じるというのである。高齢者の“てんかん”の症状は子供のようにけいれん・意識障害の発作ではなく「物忘れ」となってあらわれる。それで認知症と間違えられ、その治療を受けるのだがいっこうに改善しないで長期間苦しむという。ところが“てんかん”と診断され、その治療を受けると瞬く間に「物忘れ」はなくなり改善したという。
辞典の話ではないが、“言葉”というものの大切さを感じたのである。
1つは“慢性疲労症候群”ある日、突然倦怠感に襲われ日常生活もままならなくなっていくという病気である。テレビを通じて患者の方が訴えていたのは病名をもっと的確なものに変えて欲しいということである。
仕事などを休まざるを得なくなった時、「何の病気?」と尋ねられ「慢性疲労症候群」と答えると「私だって毎日疲労困憊やで」となまけているように受け取られてしまうというのである。がんばりが足りないなどという心ない言葉で傷ついている人も多いという。有効な治療もないまま長期に渡って倦怠感で動くことができないという症状に悩まされるという。
しっかりとした治療体制を確立するためにも的確な病名をつける必要があり、患者団体を立ち上げ広く理解を求める運動を始めた。医者の側でも論議はしているが煮詰まっていないというのが現状でしばらくは“慢性疲労症候群”を使わざるを得ないと話されていた。
少なくとも名前から勝手にイメージするのではなく、実際の症状はどうなのだ!という現実を直視することが大切であることを教えられた。
もう1つは “てんかん”これは先週の「ためしてガッテン」であったのだが、従来“てんかん”は「けいれん・意識障害などの発作を繰り返す脳疾患」とされ子供に多くみられるが大人になるにつれ治っていくものだ。という認識が一般的であった。
これがまちがいである。というのが番組の主旨であった。確かに10代、20代、30代と発症率は低下の一途をたどるのだが、60代から増加に転じるというのである。高齢者の“てんかん”の症状は子供のようにけいれん・意識障害の発作ではなく「物忘れ」となってあらわれる。それで認知症と間違えられ、その治療を受けるのだがいっこうに改善しないで長期間苦しむという。ところが“てんかん”と診断され、その治療を受けると瞬く間に「物忘れ」はなくなり改善したという。
辞典の話ではないが、“言葉”というものの大切さを感じたのである。