素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

燕の子

2012年07月02日 | 日記
 燕の産卵期は5月初め頃と、6月半ばから7月までの2回。それぞれ1番子、2番子という。2週間ほどで孵化する。雛は親鳥から餌をもらって成長し、やがて飛行の練習に励む。孵化から20日もたつと巣立ちを始める。

 以前はあちらこちらの軒下でよく見かけたが、最近めっきり見なくなった。今日駅へ行く途中にある店の軒下で燕の子を見つけた。2番子でまもなく巣立ちを迎えるという感じ。親鳥はせっせと餌を運んでいる。なつかしい光景にしばし足を止めた。

    水鶏(くいな)を電子辞書の広辞苑で調べた。ヴォーチェ千里さんのコメントの“ヤンバルクイナ”がアンテナにひっかかったからである。

 『ツル目クイナ科の鳥の総称。クイナ・ヒクイナなどの類。世界に約130種。鳥類の中で絶滅種が最も多く、1600年以降、世界の島嶼(とうしょ)に生息するクイナのうち14種以上が絶滅した。夜行性の種類が多い。和歌などにその鳴く声を「たたく」といわれるのはヒクイナで、夏鳥。』
  となれば“ヤンバルクイナ”も同じ仲間。【山原水鶏】『クイナの一種。全長約30センチメートル。頭頂・背面は暗オリーブ褐色、顔・咽喉(のど)は黒色。沖縄県北部の山原(やんばる)の丘陵地帯に生息、それに因んで命名。飛翔力はほとんどなく、照葉樹の原生林内や沢沿いの藪の中を歩き、走る。1981年に新種として発表。天然記念物。』


おかげさまで一件落着。
  

コメント (1)
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