素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

部屋の改装、また一歩前進。ユニット畳の到着を待つのみとなる。

2013年02月12日 | 日記
 我が家は太い柱にセラミックの壁をはめていくという工法でつくられているので、部屋に柱のでっぱりができ、長方形にはならない。洋間であればさほど苦にもならず部屋のアクセントとしての役割もある。しかし、和室には困り物となる。畳がきっちりと収まらず、周囲に無駄なスペースが生まれる。今ある2つの和室はその部分は板敷にしている。

 改装中の娘の部屋も、一部畳を入れるとなると出っぱった部分を何とかしないといけなくなる。ユニット畳のサイズは180cm×180cmの正方形で高さ31cmの予定。柱の出ている両サイドに20cm×160cm余りのスペースが生まれる。ここを活用するには高さ31cmの長椅子のようなものが必要だと考えた。フローリングの床材などの余った材料をなるべく使ってみようと考えた。

 ガタガタしないものにするにはなつかしい「平面の決定条件」が関係してくる。

平面がただ一つに決定される条件は次の4つある。
①同一直線上にない 3 点を通る。
②一つの直線を含み、その直線上にない一つの点を通る。
➂平面の通る一点と、その平面に直交する一つの直線が指定されている。
④平行であるかただ一点で交わる二つの直線を含む。


➂は箱的なものにするということ。これが一番簡単だが材料の関係で却下。①は三脚である。3本の脚ならガタガタはしないが物を置いたり、乗ったりするのは不都合。三脚はカメラとか測量器具を載せる時には有効である。普通通り4本の脚のベンチにする。となると脚の長さをきちっとそろえないとガタガタする。2つあれば充分だが、材料があったので3つ作ることにした。

 時間をかけてていねいに切りそろえたので、4脚は安定したものにできた。しかし、160cm余りある部分は強度の面で難があると座ってみて感じた。真ん中に支柱を入れて補強する必要がある。計6脚になるのだが、2脚を入れることで安定していた4脚のバランスがくずれた。この修正がことのほか手間取り、作業は夜遅くまでかかってしまった。

 最後は意地である。1ミリの違いが大きい。追い詰められるといろんな知恵が出てくる。安定したものになった時は片付ける気力は残っていなかった。ストレッチをして同じ姿勢でこわばってしまた筋肉をほぐすことが一番。

  
コメント
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