素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

映画『旅の贈りもの~明日へ~』

2013年02月21日 | 日記
 午前は寝屋川市民会館へ映画『旅の贈りもの~明日へ~』を見に行った。寝屋川一中の前にあり、サッカー部の顧問会議でよく使った所なので妙になつかしかった。
 例によって招待券をプレゼントされたものだったので会場に着くまでは中身については皆無であった。

 入口にあったチラシには

『鉄道の旅を通して人々の再生を描くヒューマンドラマ。それぞれ人生の岐路を迎えた3人が、春の福井県を旅する過程で人生を見つめなおしていく姿を描く。
 独身のまま定年退職を迎え、ふとしたきっかけで42年前の初恋の人を思い出した孝祐、恋人との結婚に踏み切れずにいる結花、スランプに陥ってしまったバイオリニストの晃の3人は、それぞれの思いを胸に福井を旅する。』 
とあった。

 上映までの時間に読んで、勝手にストーリーを想像し「ちょっと苦手な映画やな」と思った。しかし、上映後は「好みの映画やな」になっていた。

 たとえるなら、上品に味付けられ、隠し味のきいている懐石料理のようなもの。絵手紙とメールという対照的な小道具の使い方がにくいし、音楽のからめ方も心地良いものだった。説明し過ぎず、ほど良い間のあるストーリー展開にほっこりとした。

映画『旅の贈りもの~明日へ~』予告編


 午後は、「どこを切ってもらうの?」と家族からいつも言われるのだが、自分としては昨日の30km走が一区切りだったので30年余り通っている理髪店で髪を切ってきた。この気分転換の儀式は、次へのエネルギーを与えてくれるものである。「髪よ永遠なれ!」と祈ろう。
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