素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

奈良マラソン受付へ、BUT出走断念を申告

2013年12月07日 | 日記
 フルマラソンを走るための足をつくることはできなかったので、明日の奈良マラソンは棄権することにした。今日の受付でゼッケン、Tシャツなどのグッズを引き換えてから計測チップを返却することにした。車に自転車を積み込み、般若寺隣の植村牧場の駐車場に車を停めて、自転車で鴻ノ池陸上競技場から奈良市内を巡ることにした。

 植村牧場に併設しているレストラン「いちづ」の牛乳カレーで腹ごしらえした後、鴻ノ池陸上競技場に向かった。自転車だと細い道を抜けることができるので10分足らずで着くことができた。競技場まわりは受付に来ている人でいっぱい。競技場のある鴻ノ池運動公園は広く、大阪や京都とは違ったゆったり感があった。
  幻のゼッケンである。

 イベント会場は家族連れなどでにぎわっていた。雰囲気だけでも味わっておこうとブラブラした。
  

 その後、奈良市内へと向かう。何度も奈良市内には来ているが、元興寺塔跡あたりの奈良町南部は抜け落ちていたのでそのあたりを巡ることにした。
仏教が伝来して最初にできた大寺の法興寺(飛鳥寺)を前身に持つ元興寺はかつては大伽藍を配していたという。江戸時代に焼失してしまい礎石だけが残っている五重大塔は57m級で、東寺五重塔の約55m、興福寺五重塔の約50mをしのぐものであったという。
 虫鳴くや 七堂伽藍 なにもなし (正岡子規)
 
 
啼燈籠には正嘉元年(1257)の刻銘があった。700年以上もさまざまなものを見てきたかと思うと感慨深いものがある。 格子の家が残る町屋を抜けてから般若寺へと引き返した。
   


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする