素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

明暗クッキリ ガンバとセレッソ

2014年12月06日 | 日記
 ガンバ大阪とヴォルティス徳島の試合は徳島の健闘で優勝の行方が埼玉での浦和と名古屋の経過とともにころころと局面が変わっていくのでスリリングであった。勝てば文句なしではあったが、得てしてこういう時に限ってなかなか得点できないのがサッカーである。ガンバについてはなぜJ2に降格するのいか理解できないとさんざんぼやいてきた。

 守備力が安定してきてから本来持っている力が発揮されてきたが、正直優勝までたどり着くとは思っていなかった。シーズン半ばまではセレッソとともに下位争いを演じていたのでまた降格かとさえ思った。浦和の失速もあるが驚異の追い上げは見事である。トーナメント戦にはないリーグ戦の面白さを知らしめてくれたと思う。

 それに対してセレッソ大阪の不甲斐なさは目を覆うものがある。鳴り物入りでフォルランを獲得してきたが、過去のワールドカップの得点王は戦力にならないということの証明に名古屋グランパスのリネカーに続いてなったというだけである。個々の選手育成での実績がチームとしての力につながって行かないところがちょっと深刻。

 ガンバ大阪は天皇杯をスッキリとした形で優勝を決めないと真の力が備わったことの証明にはならない。どんな戦いをするか楽しみである。

 『プロスポーツの醍醐味は 意外性と安定感の絶妙のブレンドにある』

 バスケットボール協会の混乱はスポーツ振興を学校、企業に頼ってきた日本独特の土壌と地域をベースにした社会体育的なものに基盤を置く考え方のぶつかり合いにある。ワールド基準で見ると不可解な現象だと思う。学校、企業に頼るのは限界があることは明白。早く解決してもらいたい。ただ、この問題はバスケットの世界だけのことではない。大なり小なりどのスポーツ団体でも抱えている課題である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする