素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

およそ19年ぶりの朔旦冬至の日、オール電化となる

2014年12月22日 | 日記
 朔旦冬至というのは 旧暦の11月1日(新月)が冬至に当たる日では約19年ぶりのことである。平安時代よりおよそ二十年に一度のこの日を吉日として祝ってきたということを初めて知った。「朔旦」とは「ついたちの朝」。

 冬至の日には伊勢神宮の宇治橋にある大鳥居の中央から朝陽が昇る。また、夏至の朝陽は二見の夫婦岩の間から昇ることもよく知られている。四天王寺の鳥居は春分の日、秋分の日に夕陽が重なる。古代より太陽の道は人間の生活の中で大きな存在であったことが窺える。

 毎年言っていることだが、私にとっては一年の中で冬至が一番の節目の日。願うのは曇や雨ではなくその日は日の出から日の入りまで太陽とおつきあいすること。今年は良き冬至であった。坂の上から沈みゆく夕日を見送った。
  

 来年はオール電化に切り替えようと12月に入ってから決断した。給湯器だけがガスの状態が6年ぐらい続きタイミングを図っていたが、給湯器が10年を越えたのと「はぴeプラン」が3月末で終わることもあって「するなら今か」と考えた。エコキュートに関しは事故調の報告にもあった低騒音による健康被害の懸念もあったが、業者と入念に検討して大丈夫ということになった。

 天候不順と寒さのために基礎のコンクリートの乾きが遅いこともあって、ようやく今日すべての工事が完了した。偶然だったが区切りの日としてはベストである。
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