ジムは29日から休館に入るが、明日から2泊3日で志摩の実家に帰るため私にとっては今日が今年の最終日となる。19日(金)の後はいろいろ用事が入りジムに顔を出せてないので今日行かないと何となく収まりが悪い。用事はあったが朝から精力的にこなし、午後ジムのための時間を空けることができた。
クリスマスということもあってかいつもより来ている人は少ない。午前中はそこそこいたそうだが午後からはめっきり減ったとスタッフの方も言っていた。トレーニングルームも静かで後から入ってきたおばさまなどは「なにこれ・お通夜みたいやな」とつぶやくほど。
それでも顔見知りの人のほとんどと馴染みのスタッフには「お世話になりました。来年もよろしく。良いお年をお迎えください」と挨拶することができ気持ちの中で区切りをつけることができた。
明日からの帰省に同行させる本を何にしようかと本棚を見た時、パッと飛び込んできた本があった。ちょうど目的のものもなくぶらりと立ち寄った書店で理由もなくある本が目に止まるのと同じような感じである。ずっと同じ所に置かれていたのだが、なぜか今日だけ存在感が際立っていた。
いつ買ったのかも定かではないが、1994年発行となっているので、20年ほど前だろう。健康に関する情報にはいちおう目を通すようにしているので購入したのだと思う。著者の池見酉次郎さんは心身医学の草分け的存在で、島崎敏樹さんとともに私にとっては興味深い存在だった。今では心(脳)と体の関係についてはひろく世間に浸透していて珍しい話ではないが、当時は池見さんが九州大学につくった「心療内科」というものは、生徒の問題を考えていく上でとても参考になった。その方が書かれた本、しかも自彊術という見慣れない言葉に惹かれたのだろう。
しかし、当時の私の心にはヒットしなかったことは確かで、中身の記憶もなく、本棚に置いとく状態だった。あらためて取り出してパラパラと見ると今私がジムでやっているピラティスその他の運動と共通するところが多く、5年近くの実践で得た自分の体や心の変化で共感できるのでもう一度きちっと読み直してみる価値があると思った。
この一冊だけにしようと決めた。
クリスマスということもあってかいつもより来ている人は少ない。午前中はそこそこいたそうだが午後からはめっきり減ったとスタッフの方も言っていた。トレーニングルームも静かで後から入ってきたおばさまなどは「なにこれ・お通夜みたいやな」とつぶやくほど。
それでも顔見知りの人のほとんどと馴染みのスタッフには「お世話になりました。来年もよろしく。良いお年をお迎えください」と挨拶することができ気持ちの中で区切りをつけることができた。
明日からの帰省に同行させる本を何にしようかと本棚を見た時、パッと飛び込んできた本があった。ちょうど目的のものもなくぶらりと立ち寄った書店で理由もなくある本が目に止まるのと同じような感じである。ずっと同じ所に置かれていたのだが、なぜか今日だけ存在感が際立っていた。
いつ買ったのかも定かではないが、1994年発行となっているので、20年ほど前だろう。健康に関する情報にはいちおう目を通すようにしているので購入したのだと思う。著者の池見酉次郎さんは心身医学の草分け的存在で、島崎敏樹さんとともに私にとっては興味深い存在だった。今では心(脳)と体の関係についてはひろく世間に浸透していて珍しい話ではないが、当時は池見さんが九州大学につくった「心療内科」というものは、生徒の問題を考えていく上でとても参考になった。その方が書かれた本、しかも自彊術という見慣れない言葉に惹かれたのだろう。
しかし、当時の私の心にはヒットしなかったことは確かで、中身の記憶もなく、本棚に置いとく状態だった。あらためて取り出してパラパラと見ると今私がジムでやっているピラティスその他の運動と共通するところが多く、5年近くの実践で得た自分の体や心の変化で共感できるのでもう一度きちっと読み直してみる価値があると思った。
この一冊だけにしようと決めた。