素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

第30回「食と健康を考えるシンポジウム」無事終わる

2015年07月26日 | 日記
 このシンポジウムの特徴は2日目の午後にある4つの分科会の講師の先生方が一堂に会して、各分科会で話されたことのダイジェストと参加者からの質問を受け付ける全体会だと思う。自分の参加した分科会以外の話を聞くことはとても有意義で二度おいしいというお得感がある。

 質問の時間が1時間30分余り設定されているのだが、質問者がいないとこの時間の切り盛りは司会者にとって骨が折れる。得てして終わり間際に質問が出始めて終了時間に追われながらの幕切れというケースが多い。司会の内田さんはいろいろなケースを想定しながら場の雰囲気を作っていくのに腐心する。また講師の先生方もどんな質問が出るのか判らないので寄席の大喜利のような即興性が要求されなかなか厳しい時間である。

 今年もアレルギー関係の質問が多く真鍋先生は大変だったが、最初からポンポンと質問が出て、その内容もうまく参加者全体にも還元されるようなもので分科会での補完もできる形で時間いっぱい有効に使えた。充実したいい全体会になった。この会を持つ意義がよく伝わったものになったと思った。
  30回という節目のシンポジウムを後味良く終わることができホッとした。

 私が担当した第2分科会での小川美智子さん(元保育園栄養士)の締めの言葉は示唆に富んでいた。
《いつだって 驚きや喜びや感動を子どもたちに与えてもらいたい。

 いつも問題意識もつこと大事です

 いろんなことにアンテナを張り巡らせて情報をキャッチ!しましょう。

 前任の栄養士さん「何もしなくても栄養士、だけど何でもできるのも栄養士」ホントにその通りだな・・・30年余り働いた今改めて思います。

 栄養士免許証はただの紙です。
 だけど、プラチナにするのもゴールドにするのも自分次第。 みんな がんばれーっ!!》


 さて、昨夜の天神祭り見物のこと

 舟渡御や奉納花火までは2時間余りあったので、 研修センターからJR環状線天満駅に戻り天神橋筋商店街をブラブラ歩きながら食事をとって大阪天満宮から大川方面に出ようと計画した。しかし、天神橋筋に入ると人・ひと・ヒトで別世界であった。狭い商店街を神輿も練り歩きとてもブラブラとはいかない。
  目玉の一つギャル神輿にも遭遇。人がいっぱいで近づくことはできなかった。 天神橋筋五丁目あたりの比較的空いているうどん屋で腹ごしらえをしたあと一丁目を目指した。
  しかし、この行列のあと、3丁目あたりで
渋滞、人の流れが遅々と進まず。そこで予定を変えて左折し商店街を避けて源八橋に向かうことにした。割とスムーズに歩くことができるようになったので「作戦成功!」と思ったのも束の間、源八橋西詰の交差点ではおびただしい数の警察官がマイクを持って誘導していた。源八橋は一方通行となっており目的地に行くためにはいったん橋を渡り、東詰の交差点をUターンしてもう一度戻り橋の下に下りる必要があった。牛歩の歩みである。すでに橋から1時間後の花火を見ようと、警察官の「立ち止まらないように」という呼びかけを無視する人たちが増えていた。

 源八橋からの大阪城はきれいだった。環状線からは見ているのでいつかは撮ろうと思っていたがやっとおさめることができた。ただ、のんびり構えていると妻や娘が人ごみにまぎれてしまうので要注意である。
 西詰から河川公園に下りて、木の枝は少し邪魔だったが比較的マシな場所に陣取って待つことにした。20分ほどすると船渡御の船が賑やかにやってきた。ニュースでよく見る文楽船もあった。
      足がしびれ感覚がなくなってきた頃に花火が始まった。打ち上げ場所など制限が多いので花火自体は大掛かりなものではない。近くで見ることができたので目と耳から涼を忘れた。
 最後まで見ると脱出に困難だと思い、30分余りで移動を始めた。正解であった。どんどん会場に入ってくる人波に逆らって時折花火も見ながらうまく抜けることができた。大阪天満宮の駅からJRに乗り、我が家に到着したのが22時過ぎ。ハードな1日であった。
コメント
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