素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

今日の敵は明日の友!ギリシャに頑張ってもらい、最終戦に賭けよう!

2014年06月20日 | 日記
対ギリシャ戦、チャンスはあったが決めきれなかった。致し方ない。最終戦の相手コロンビアは強いが、逆に遣り甲斐がある。
自分たちのサッカーをするというが、形にこだわってはいけないと思う。ひたむきにゴールを目指すことに集中すればよい。そうすれば自然と自分たちが練習で積み上げて来た形がでる。
相手が強いだけに余分なことを考える余裕がないだけにかえって楽しみである。リーグ戦の一番面白い形になった。
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寝屋川市駅近くでジャカランダの木を見つける

2014年06月19日 | 日記
 去年のこの時期、ジャカランダの群生を見るツアーで宮崎県の南郷へ行った。大阪では一心寺や八幡屋公園が有名でツアーに行くまでは毎年訪れていたが、南郷で充分満足したのであえて行こうとは思わなかった。

 ところがなんの縁かジャカランダと予期せぬ出会いが今日あった。寝屋川市駅の前にある大利商店街に用があったので自転車で出かけたその帰り、いつもの癖でちょっと違う道でと思い、木田町の細い道に入った。自動車1台がやっと通れそうな道を適当に折れ曲がりながら走っていると1本の大きなジャカランダの木が目に飛び込んできた。「こんな所にあるんだ」と驚いた次第。たくさんの花をつけちょうど見頃であった。
  マンションの階段を上ると目の前で花を見ることができる。カメラを手にウロウロしたら不審者と思われるかもしれないということも頭をかすめたが、このような偶然を逃す手はないと3階付近から撮らせてもらった。 思わぬ出来事に気を良くして走っていたら、急に天野川にかかる橋のたもとにあるネムの木のことを思い出したので、遠回りになるが確認しておこうと思った。見頃はちょっと過ぎた感じだが、これはこれで味がある。
  寄り道が過ぎたので、大急ぎで帰らないといけなくなった。昨日よりも7℃近く気温が上がっている中、坂道を必死でペダルをこいだ。家に着いた瞬間、どっと汗が吹きだした。
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NHK「ためしてガッテン」今日のテーマは「ひざ痛」

2014年06月18日 | 日記
 ここ10年、左ひざに不安をかかえながら過ごして来た身にとっては、見逃せないテーマである。昨年の8月末に再発させてしまったひざ痛もようやく改善の方向に動き出し、今日もランニングマシーンでの60分間走を先週よりも余裕を持って9kmに達することができた。現在は大腿四頭筋を中心に膝周りの筋肉を強化しながら、心肺機能を含む全身持久力を高めていくことに重きを置いている。

 8月以来、自分の取り組んで来たことをチェックする意味もありメモを片手に興味深く番組を見た。

 3つの最新解消法が紹介された。
①1日6分座りながらできる改善法。これは私も医者から言われた「変形性ひざ関節症」の炎症による痛みを解消するための方法である。座ったり、寝た状態で、足をゆっくりすべらせて曲げ伸ばしをするというもの。これは、私もずっとやってきたことだが、今回、炎症を引き起こすメカニズム、NF-KappaBという免疫をつかさどる役割りをもつものの過剰な働きについてよくわかった。その働きを抑制するのに効果的な運動であるとわかり意を強くした。

 痛みを解消して、筋肉をつけるトレーニングを継続するというのが基本であることには変わりはない。

②ひざ痛解消スイッチ。これは変形性ひざ関節症ではないが痛みのある人への対処法である。端的に言えば「ひざのコリ」をストレッチによって改善するもの。これも寝屋川公園の事務所に置いてあった「膝楽ストレッチブック」という小冊子に、重度2の方法として紹介されていて時々やっていたが、理論的な裏付けが書いてなかったので今一つ、大丈夫かな?という思いもあった。ひざの皿を上下、斜めに動かすのは不安を伴うものである。今回の放送でひざの皿の仕組みがわかったので、通常のストレッチ運動の中にプラスして意図的に継続していこうと思った。肩こりなどと同じだと考えれば良い。

➂ひざがよみがえる魔法のブロック。これは手術によるもので、幸いなことに私はこのレベルには至っていない。ただ、意識して取り組まないといずれそうなる危険性はある。これはピラティスのインストラクターからも常に言われていることである。いわゆるO脚にならないようにするということである。そのために内転筋を強化する運動を継続することである。

 もともと私は足のすねが曲がってO脚傾向があるのでより意識をしないとダメみたいである。このことは中学生のころから言われて気をつけてきたが、加齢とともにさらに意識的に鍛える必要がでてきたということ。

 O脚はひざの内側に体重がかかるので、内側の軟骨がすり減っていく。私もレントゲンでそのことは昨年の秋、自分の目で確かめた。そこで、白いブロックをくさびのようにすねの内側に入れ、脚の角度を変えることで重心を外側に移し、内側の軟骨を守るという手術で「高位脛(けい)骨骨切り術」という大層な名前がついている。要は、O脚を若干X脚に変えるというものだから、今の私は手術の代わりにピラティスに勤しんでいるのである。内転筋を意識するには有効なものだと思っている。

 食べ物でも何か1つのもので体の機能を整えることはできない。いろいろなものをおいしく腹八分目に食べるというのが基本であると思っている。これと同じで3つの方法のどれかではなく、複合的にからみあっているのでいろいろなトレーニングを自分の状態に合わせてやっていくというのが大切だと考える。いろいろな刺激を継続して与えていくことが現状維持のコツであることを番組を見ながらあらためて思った。

 番組で、理論的な裏付けをもらったので自信を持ってトレーニングを継続できる。
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W杯予選リーグをもっと楽しもう

2014年06月17日 | 日記
 日本は予選リーグの初戦を落としたが、慌てることはない。4チームによるリーグ戦には何とも言えない綾がある。私も自分のチームを率いて何度も経験したが、勝てば3点、引き分け1点の勝ち点の設定は本当によくできている。勝者には安心を与えないし、敗者にも絶望を与えない。得失点差、総得点などがからみチームの心理面にも微妙な影響を与える。

 一発勝負の決勝トーナメントにはない面白さが予選リーグにはある。勝敗だけでなくもっとプレーを楽しめばよい。世界ランクを見ても日本は出場国の中では下位の下位に位置するのだから苦戦は仕方がない。日本は大相撲の世界でいえば遠藤のようなもの。地力はまだまだでこれからつけていく必要があるが、ツボにはまれば大化けする魅力もある。

 そういう点でギリシア戦を楽しみにしている。「負けたら終わりだから~。」というコメントをマスコミは選手から引き出さないでほしい。冬季オリンピックでも感じたが、選手はコメント疲れのため集中力に欠けてしまうのではと心配してしまう。

 勝負はやってみないとわからない。練習でやってきた以上のものはできない。精神力で何とかなるほど甘いものではない。コンディションを整えて相手に立ち向かうだけである。等々当たり前のことしか言えないのだから、話すのは評論家に任せて、選手は試合に向けて集中できるように見守っておくということが大事ではないか。
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竹村公太郎著『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫)を読む

2014年06月16日 | 日記
 歴史に関することを見聞きする機会が増えて思うことは、かつて私が教えられていたものは「勝者によって書かれた歴史」がベースになっていたということである。若い時に、山本周五郎の小説「樅ノ木は残った」で伊達騒動において悪人となっていた原田甲斐や、「栄花物語」で賄賂政治の代名詞であった田沼意次などの人物像をひっくり返され、歴史の難しさは何となく感じていたが、あくまでも小説だからという意識があった。

 周五郎の言葉に「歴史上の出来事や人物を小説化する場合、私がなにより困難を感ずるのは『史的事実』のなかでどこまで普遍的な『真実』をつかみうるか、という点である。一般に信じられている史的事実を無視することはやさしい、ときにはそのほうがより真実に近い結果を生みだす場合もなくはない。もともと『歴史』というやつは必らず反対証明の成り立つものだから、これは作者にとってしばしば強い誘惑となる。しかし、それならむしろその『史的事実』からまったく離れること、つまり自分自身の創作をなすに如くはないであろう」というのがあったが、当時の私は深い意味は分かっていなかった。

 最近、歴史化によって文献や史料の実証的な検証の結果に基づいた歴史の見直しが盛んになってきた。その成果を見聞するたびに、『史的事実』を無視することなくそに普遍的な『真実』を見出そうと苦心していた周五郎のすごさを再認識している。

 文献は書き遺した人間の主観にどうしても影響されるので、文献による研究は有意義で大切だがもっと別の見方、尺度も必要だということで書かれた『日本史の謎は「地形」で解ける』を読んでいるが、なるほどと思わせられることも多く面白い。著者の竹村公太郎さんは水に関する環境問題などが専門で、地形や、それをベースとしたインフラ整備などの事業に長く関わってきた。

 地形・気候・インフラを無視して、人間の生活(=歴史)を考えることはできない。という視点は納得できる。中沢新一さんの『アースダイバー』シリーズと相通じるものがある。自分の中に新しいものさしができたことが嬉しい。
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