テレビで『11月11日』の『1』並びの日にちなんだ話題がいくつかあった。
48歳になった三浦知良選手がJ2の横浜FCと契約更新して現役続行するというニュースの中で、カズが背負う背番号「11」に敬意を表して、11月11日の11時11分に契約更新が発表されたという話。
また、神戸の中華外では『⑪ ⑪』と見立てて、『豚饅の日』として盛り上がっているとのこと、中国ではネット販売業界が『独身の日』としてキャンペーンを張り、1日で1兆円を超える売上であったというため息の出る話。
そんなニュースを見ていて、「そう言えば、2011年11月11日は、こだわってブログを書いたなあ」ということは思い出したが、中身は忘れている。妙に気になったので、バックナンバーで調べてみた 。《今日は『1』のたくさんつく瞬間のある日》というタイトルで気合を入れて書いていた。 投稿日時も2011年11月11日11時11分11秒と横浜FCと同じようなことをしていた。
すると今度は、他の年の11月11日はどんな内容だったのかが知りたくなった。ブログを始めた2009年は「フォセ・フェリシアーノ」、2012年は「時の流れを感じる時」、2013年は植物写真家・埴沙萠さんについて、2014年は尊厳死と予想通り『1』並びの日を意識したものではなかった。2010年だけは奇数のの重なりということで関連した内容であった。その時は「11・11」を「いい・ いい」という語呂合わせで他の日とは違う扱いにしたい。などと書いている。
そう言いながら2011年以外、11月11日を特別な日として意識してこなかったことが判明した。そこで、どんな日にしようか?ということに意識が向いた。そして浮かんだのが「初心(原点)に思いを馳せる日」である。
では、初心とは?と自分に投げかけた時、ブログのタイトルに込めた思いだろうという声があった。(1)(2)(3)と分けて書いている。再掲しておこう。
(1)・・・「素浪人」=「失職して仕える主人のない武士を卑しめていう語。紛れもない浪人。無一物の浪人」(明鏡国語辞典)幼稚園に入園してから54年間、平日の朝に目覚めた時、行くべき所は必ずあった。この4月から、それらがまったく無くなった。劇作家であり歌人でもあった 寺山修司が「職業は?」と警察に問われ、「寺山修司をやっております」と答えた。という話を聞いた時、ストンと心に落ちる音がした。余計なものをすべてそぎ落とし、個人として、もう一度歩き始める。彼のように「私は私自身の記録である」と言えるようなものにしたい
(2)・・・「旅」という言葉を強く印象づけられたのは、森本哲郎氏の本との出会いである。30年以上前になると思う。「人間へのはるかな旅」が最初であった。その後「生きがいへの旅」「ことばへの旅」「ゆたかさへの旅」「サハラ幻想行」などを読み耽った。彼の著作を通じて”思索する”楽しさを学んだ。
見知らぬ土地を訪れるという旅も楽しいが、時空を自由に行き来する思索の旅もこれから楽しみたい。
(3)・・・JR東西線 藤阪駅の近くに「時遊人」という喫茶店がある。このネイミングが気に入っている。店の方も オーガニックな食材にこだわり、ゆったりとした空気が流れている。ブログタイトルを考えた時、この言葉遊びが意識にあった。
「素浪人」という古めかしい単語の裏には「Slow人」という意味合いを含めたかったからである。
去年の12月、少しずつ増加していた体重が87㎏になり、減量に取り組むことを決意した。たくさんの方法がある中で、スロートレーニングが一番理にかなっていると思えた。合わせてウォーキング、ゆっくり食べる。キーワードが「スロー」となった。4月から、時間にしばられない生活になり、ゆっくり構えるが生活の柱となった。
実際、朝と夜の体重と体脂肪率を記録しながら、トレーニングを続けていくと、結果を急いではいけない。ということがわかる。1ヶ月1kg減ぐらいのペースになる。現在、79kg前後をウロウロしている。
仕事をしている時は、決断の連続であったが、今は、その必要はない。ゆっくり
じっくり考えることができる。
歩くスピードで物事を見て、考える。しかし、立ち止まらない。それが「Slow人」
書きっぱなしが多いのだが、せめてこの日には昔の自分を見るのもいいかもしれない。
48歳になった三浦知良選手がJ2の横浜FCと契約更新して現役続行するというニュースの中で、カズが背負う背番号「11」に敬意を表して、11月11日の11時11分に契約更新が発表されたという話。
また、神戸の中華外では『⑪ ⑪』と見立てて、『豚饅の日』として盛り上がっているとのこと、中国ではネット販売業界が『独身の日』としてキャンペーンを張り、1日で1兆円を超える売上であったというため息の出る話。
そんなニュースを見ていて、「そう言えば、2011年11月11日は、こだわってブログを書いたなあ」ということは思い出したが、中身は忘れている。妙に気になったので、バックナンバーで調べてみた 。《今日は『1』のたくさんつく瞬間のある日》というタイトルで気合を入れて書いていた。 投稿日時も2011年11月11日11時11分11秒と横浜FCと同じようなことをしていた。
すると今度は、他の年の11月11日はどんな内容だったのかが知りたくなった。ブログを始めた2009年は「フォセ・フェリシアーノ」、2012年は「時の流れを感じる時」、2013年は植物写真家・埴沙萠さんについて、2014年は尊厳死と予想通り『1』並びの日を意識したものではなかった。2010年だけは奇数のの重なりということで関連した内容であった。その時は「11・11」を「いい・ いい」という語呂合わせで他の日とは違う扱いにしたい。などと書いている。
そう言いながら2011年以外、11月11日を特別な日として意識してこなかったことが判明した。そこで、どんな日にしようか?ということに意識が向いた。そして浮かんだのが「初心(原点)に思いを馳せる日」である。
では、初心とは?と自分に投げかけた時、ブログのタイトルに込めた思いだろうという声があった。(1)(2)(3)と分けて書いている。再掲しておこう。
(1)・・・「素浪人」=「失職して仕える主人のない武士を卑しめていう語。紛れもない浪人。無一物の浪人」(明鏡国語辞典)幼稚園に入園してから54年間、平日の朝に目覚めた時、行くべき所は必ずあった。この4月から、それらがまったく無くなった。劇作家であり歌人でもあった 寺山修司が「職業は?」と警察に問われ、「寺山修司をやっております」と答えた。という話を聞いた時、ストンと心に落ちる音がした。余計なものをすべてそぎ落とし、個人として、もう一度歩き始める。彼のように「私は私自身の記録である」と言えるようなものにしたい
(2)・・・「旅」という言葉を強く印象づけられたのは、森本哲郎氏の本との出会いである。30年以上前になると思う。「人間へのはるかな旅」が最初であった。その後「生きがいへの旅」「ことばへの旅」「ゆたかさへの旅」「サハラ幻想行」などを読み耽った。彼の著作を通じて”思索する”楽しさを学んだ。
見知らぬ土地を訪れるという旅も楽しいが、時空を自由に行き来する思索の旅もこれから楽しみたい。
(3)・・・JR東西線 藤阪駅の近くに「時遊人」という喫茶店がある。このネイミングが気に入っている。店の方も オーガニックな食材にこだわり、ゆったりとした空気が流れている。ブログタイトルを考えた時、この言葉遊びが意識にあった。
「素浪人」という古めかしい単語の裏には「Slow人」という意味合いを含めたかったからである。
去年の12月、少しずつ増加していた体重が87㎏になり、減量に取り組むことを決意した。たくさんの方法がある中で、スロートレーニングが一番理にかなっていると思えた。合わせてウォーキング、ゆっくり食べる。キーワードが「スロー」となった。4月から、時間にしばられない生活になり、ゆっくり構えるが生活の柱となった。
実際、朝と夜の体重と体脂肪率を記録しながら、トレーニングを続けていくと、結果を急いではいけない。ということがわかる。1ヶ月1kg減ぐらいのペースになる。現在、79kg前後をウロウロしている。
仕事をしている時は、決断の連続であったが、今は、その必要はない。ゆっくり
じっくり考えることができる。
歩くスピードで物事を見て、考える。しかし、立ち止まらない。それが「Slow人」
書きっぱなしが多いのだが、せめてこの日には昔の自分を見るのもいいかもしれない。