素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

菊花展・写真展・山野草展を自転車で巡る

2015年11月01日 | 日記
 ★秋の風物詩となってきた「ひらかた菊フェスティバル」が10月23日(水)から11月16日(月)まで枚方市役所周辺、岡東中央公園、市民の森など6ヶ所で開催されている。

 ★ジムの走り仲間Hさんは写真も趣味にされていて『写団くろねこ』のメンバーである。その写真展が枚方市駅前にある枚方サンプラザ3号館5階の市民ギャラリーで写真展(10/30~11/4)を開催していて、案内のハガキをもらっている。

★市民の森で開催している枚方山草会の「秋の山野草展」は今日が最終日。午後3時からの片付けの手伝いを頼まれている。

 自転車で巡ったら時間的にもちょうどいい具合に一日が使えると思った。家から枚方市役所までは30分余り、1時間ほど菊花展と写真展をブラブラと見て歩く。枚方市役所から楠葉の市民の森までは40分弱、15時まで、菊花展や山野草展、付近の散策などで過ごす。展示していた鉢を車に積み込んだ後は、最短距離を走って反省会をして車で戻る妻よりも早く家に着くというおおざっぱなプランを立てた。

 そこで早目の昼食をとり、11時30分に家を出た。予定通り12時過ぎに市役所に到着。自転車を置いて散策する。市民ボランティアによる「花燃ゆ」をテーマにした菊人形は力作。市内の小・中学校で育てられた大菊三本仕立てを見ると、管理職が苦労していたことを思い出す。
   岡東中央公園はよく賑わっていた。菊を堪能した。
  その後、サンプラザ3号館の市民ギャラリーに、3つの団体が展示会をしていた。
  17名の方の作品が60点展示されていた。それぞれにテーマを持ち3枚組、4枚組の作品が多かった。Hさんはモノトーンの2作品でテーマは「親父」。いつもは花の写真の話をよくしていたので「こんな渋いのも撮るんだ!」認識を新たにした。「親父の背中」は哀愁が出ていた。
 

 枚方宿のほうまで足をのばしたので出発はおおかた13時になった。裏道を抜けたので樟葉の市民の森には13:30と思っていたよりも早くついた。山野草展は3日間で800人余りの入場者があったようである。会員の人たちは満足そうな顔をしていた。トリカブトはいつもながら存在感がある。
    15時まで菊花展を見ながら鏡伝池の周遊路を歩いた。いつもより華やか菊花展のように思えた。岡東中央公園よりも見栄えがする。池を含め雰囲気もいい。
     驚いたことに途中で、最後の学校でお世話になったN校長にお会いした。私と同じ歳なので退職して府教委の方で週に4回働いているとのこと。バラづくりの趣味に加えて1年前から鳥の写真を撮っていて鏡伝池にはよく来るそうだ。カワセミの瞬間の動きを捉えた写真を何枚か見せてもらった。カワセミの話題で盛り上がっていたら「あっ!あそこにいるで」と指をさした。実物を見たことがないと言っていた私の声が聞こえたみたいにいいタイミングだった。記念に撮っておこうと小さなデジカメを出した。Nさんの望遠のついた立派なカメラようにはいかないが、予期せぬおまけに大満足。
 帰路は、身も心も軽く思い切りとばしたので1時間余りで帰ることができた。車より当然早く着いた。 気分転換のできた秋の一日であった。 
 


  



 
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