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「令和の舞台から」の続きです。
前回までの記事はこちら↓
(1)梅花の宴の地<坂本八幡宮>
(2)太宰府政庁跡・観世音寺
(3)懐かしい参道の今
太宰府天満宮へは心字池にかかるこの赤い橋を
渡っていきます。漢字の「心」の字を
かたどった池で赤い橋は手前から
過去・現在・未来を表すそうです。
うさぎが学生の頃は、なぜかこの橋を一緒に
渡った未婚の男女は必ず別れると言われていて
この橋は「縁切り橋」と呼ばれていました。
好きな人と一緒に行ってはいけないと、
学生の間では当然のように言われていました。
その話を知っていたのかどうかわかりませんが、
歌手、さだまさしの歌には、この橋も出てくる
「飛梅」という歌があります。
音痴のくまが、昔よくその歌を歌っていたの
ですが、長くなるのでその話はまたの機会に。
太宰府天満宮は、菅原道真公の墓所の上に
社殿を造営し、お祀りしている神社で、
学問・至誠(しせい)・厄除けの神様として
広く知られていて、年間に約1000万人の
参拝者が訪れるそうです。
また、学問の神様として知られる
菅原道真公を祀る全国の天満宮の総本宮と
いわれています。
境内には樹齢1000年を超えるクスノキや、
御神木「飛梅」をはじめとする約200種
6000本の梅の木のほか、菅公歴史館、
宝物殿などがあるとのこと。
詳しくお知りになりたい方は天満宮の
ホームページなど、いろいろありますので、
検索してみてくださいね。
(梅林は神社の裏手にありますが、今回は
時間も遅かったので、行きませんでした。)
大きな楼門をくぐって進みます。
本殿です。
昔はもっとけばけばしい赤い色だったように
記憶していますが、今はけっこう落ち着いた
感じに変わっていました。
拝殿の右側にあの有名な「飛梅」があります。
藤原時平の政略により、大宰府に突如左遷
されることとなった菅原道真公を慕って、
一夜のうちに太宰府まで飛んできたという
伝説の梅の木です。
東風吹かば匂ひおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ
(春風が吹いたら、香りを風に乗せて
届けてくれよ、梅の花。主人がいないからと
いって、春を忘れるなよ)
罪を着せられて左遷され、失意のうちに、
二年後にこの地で亡くなった菅原道真公。
一方、今、注目されているのは、それより
200年くらいさかのぼった時代の人、
大伴旅人(おおとものたびと)。
神亀4年(西暦727年)頃に大宰帥(だざい
のそち・・太宰府長官 )として太宰府に赴任。
二年後、大納言となり帰京。
あら、知らなかったわ。
出世して都へ帰ったんですね。
どちらも都からこんな遠い地へやってきた
のですが、対照的な二人です。
大伴旅人は万葉集を編纂した大伴家持の父でも
あります。万葉集所収の歌は主に大宰帥在任中
のものだということです。
「令和」の新元号の出典となった万葉集
梅花宴の大伴旅人の歌は・・・
わが苑に梅の花散るひさかたの
天より雪の流れ来るかも
( 私の庭に梅の花が散っている。
あたかも天から雪が流れ来るかのようだ )
きれいな情景の歌ですね。
(1)の坂本神社の歌碑はどうしてこれじゃ
ないのでしょうね。まあ、そのうちまた
新たな歌碑が建てられるでしょうけど。
巫女さんたちが集まっています。
新入社員研修?
御朱印をいただきました。
派手ではありませんがすっきりして
優しい感じで好きな字でした。
帰りは心字池は渡らずに別ルートで帰りました。
菖蒲池のそばを通ります。
大きなクスノキと一緒に記念撮影。
天満宮のはずれの小さなお堂みたいなところに
こんな物がありました。
太宰府天満宮の境内でアートを体験できる
「境内美術館」。
これしか気づかなかったのですが、
境内の様々な場所に天満宮で開催された
「太宰府天満宮アートプログラム」に
招待された作家が残していったものが
展示してあるそうです。
この先には光明禅寺と言うお庭のきれいな
お寺がありますが、正ちゃんが入れないので、
今回はパス。
すごい!大きなクスノキ。
電柱ぐらいの大きな柱で支えてありました。
帰りの参道にテレビ局が来ていました。
「令和」に関した取材でしょうか。
カメラにTNCと書いてあったので、
地元福岡のテレビ局です。
正ちゃん、帰りは参道を歩いて帰りました。
(3)でご紹介した参道のお土産、
「梅の実ひじき」を買って帰るつもりだった
のですが、まだ明るくて6時前だというのに、
お店は閉店した後で買えませんでした。残念。
あ、そうそう、前々回の記事の
どうでもいいクイズの答えです。
飛び梅の横で観光客の握手や写真撮影に
笑顔で応じているのは、
ファッションデザイナーの桂由美さんでした。
ちょっと検索してみたら、1932年生まれと
いうことですので、86歳か87歳。
とてもそんなお年には見えませんでした。
50年ぶりに来たと話しておられました。
やっぱり令和ゆかりの地を
見に来られたのでしょうか。
最後に可愛い正ちゃんのおまけ画像を
ご覧下さいね。(1)の水城跡でのスナップ。
もうひとつ、おまけ画像を。
同じく、水城跡で、正ちゃんの写真を撮ろうと
カメラを構えていたら、小さな女の子が
クローバーの花束を握って、うれしそうに
階段を駆け上がってきました。
「令和」の時代がどうか
平和でよい時代になりますように!
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