谷川岳お花見ハイキング - その① からの続きです。
いきなり雪が現れたが、終わるのもいきなりだった。結局雪の斜面を歩いたのは、50m足らずだったように思う。
アイゼンを外すと、すぐ目の前が肩の小屋だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e5/3f3ff139aea43e967bad298302026daf.jpg)
小屋には立ち寄らず、山頂(トマの耳、標高1963m)へ向かった。小屋からトマの耳までは8分で着いた。相変わらずガスがかかっていて、周囲の山はまったく見えなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d5/5fa2f42af808a03deade95285390a784.jpg)
すぐに、もう一つの山頂(オキの耳、標高1977m)へ向かった。ここからが谷川岳の高山植物の宝庫である。
先ず、出会ったのがヒメイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)だ。イワカガミと隣り合って咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7d/35914fee3ed4974a997855d8c01e0ba0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e3/bf311f38b37d06b4a7ab8ca6f2d1164c.jpg)
シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)も咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c0/3c79884b02ca8968fe3aa719180945d6.jpg)
ハクサンコザクラ(サクラソウ科サクラソウ属)が現れた。しかもたくさん咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/93/9a7fab8e4bf925bb97dde1434593c64b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9b/5d27aee9ff24f3b2bda64f6db8ff3002.jpg)
ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)も咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/97/c2cdc3ce341529ab5331fd00bade3838.jpg)
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)も、群生していた。ハクサンのオンパレードは、まるで白山のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e8/26fe0b62578e737e1958df0797115271.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/50/2baa4e3f92bede45f8a0831e45ddd91a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/bd2cd9f8fd92be07e8edb7cba79f5c13.jpg)
そして蛇紋岩の山でしか咲かない、ホソバヒナウスユキソウ(キク科ウスユキソウ属)も観られた。
この植物は、ここと至仏山でしか観られない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/17/20e8e5fb000cc06bc13381315d461508.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1f/194d2fb29a45af1e99fd8f052d6ed357.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a8/48c7c11da51fd6be1c81ba8f08ef4fc3.jpg)
オキの耳の山頂は人が多く、どちらから撮っても人が入る。私は少し下ったところでザックを下ろして昼食とした。
帰路は同じ道を戻ったが、樹木の花に注目すると、こんな花も咲いていた。
先ずは岩陰に咲いていたツガザクラ(ツツジ科ツガザクラ属)だ。まだつぼみだが、ここで観られたのは嬉しかった。イワカガミと比べると花の大きさが分かると思う。
この植物は1年に2mmしか成長しない。この小さな株も100年以上経っているかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/44/a700843716269f90fe091ae4a65e24a6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/90/97a63718f9631e1a42af4ba30933ec80.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/eb/56d001908690817ae9caff54ba95c921.jpg)
次はコミネカエデ(カエデ科カエデ属)だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/da/bfab45f1f74008d369fcf2d9f89a66d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/49/77c28417652451dcdf4b7c8b0d1fed41.jpg)
こちらはアズマシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)だが、見頃を過ぎていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/33/66550ca21eb7850e262626f3a7e0f0a6.jpg)
一瞬青空が顔を出して、稜線からトマの耳が望めた。
この山の天気は変わりやすい。午後には雷の予報が出ていたので、長居は無用だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2a/119aeea13d20d9c30e7577237e4d180c.jpg)
下山時、肩の小屋の前でザックを下ろして、ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属)を撮った。この辺りは夏の間いろいろな花が咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c6/5e42f70e07e43d1ac66e2ddfcbe50ca1.jpg)
雪のあるところでは、下山時もアイゼンを着用した。ガスがずいぶん晴れてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5e/96d4e2a4f7deb287461712ef465a2bdd.jpg)
天狗の溜り場に人がいなかったので、岩に上がって休憩した。う~ん、気持ちがいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f7/f5ee32a4ca331d43c58ab9ae8c96f1c2.jpg)
下山時の様子を1分間の動画で撮影(初めての試み)。
今日も楽しく安全に歩いてきた。谷川岳に感謝して一礼した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5a/30595cecd6992460d1562dfbfbaac636.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/20/0883ccb5a31ede1c185d819abd271250.jpg)
おまけの写真は、ロープウエイの車中から観たホウノキの花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/78/cc0db7f01efbb0a9440d39116181232c.jpg)
谷川岳お花見ハイキング (完)
いきなり雪が現れたが、終わるのもいきなりだった。結局雪の斜面を歩いたのは、50m足らずだったように思う。
アイゼンを外すと、すぐ目の前が肩の小屋だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/f9/3b3af47b14143040fe050438a8ebda32.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e5/3f3ff139aea43e967bad298302026daf.jpg)
小屋には立ち寄らず、山頂(トマの耳、標高1963m)へ向かった。小屋からトマの耳までは8分で着いた。相変わらずガスがかかっていて、周囲の山はまったく見えなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c0/7bcf5e42dbc7a2f670980da291bbb91f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/d5/5fa2f42af808a03deade95285390a784.jpg)
すぐに、もう一つの山頂(オキの耳、標高1977m)へ向かった。ここからが谷川岳の高山植物の宝庫である。
先ず、出会ったのがヒメイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)だ。イワカガミと隣り合って咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7d/35914fee3ed4974a997855d8c01e0ba0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e3/bf311f38b37d06b4a7ab8ca6f2d1164c.jpg)
シラネアオイ(キンポウゲ科シラネアオイ属)も咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c0/3c79884b02ca8968fe3aa719180945d6.jpg)
ハクサンコザクラ(サクラソウ科サクラソウ属)が現れた。しかもたくさん咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/93/9a7fab8e4bf925bb97dde1434593c64b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9b/5d27aee9ff24f3b2bda64f6db8ff3002.jpg)
ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)も咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/97/c2cdc3ce341529ab5331fd00bade3838.jpg)
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)も、群生していた。ハクサンのオンパレードは、まるで白山のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/e8/26fe0b62578e737e1958df0797115271.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/50/2baa4e3f92bede45f8a0831e45ddd91a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/eb/bd2cd9f8fd92be07e8edb7cba79f5c13.jpg)
そして蛇紋岩の山でしか咲かない、ホソバヒナウスユキソウ(キク科ウスユキソウ属)も観られた。
この植物は、ここと至仏山でしか観られない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/17/20e8e5fb000cc06bc13381315d461508.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1f/194d2fb29a45af1e99fd8f052d6ed357.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a8/48c7c11da51fd6be1c81ba8f08ef4fc3.jpg)
オキの耳の山頂は人が多く、どちらから撮っても人が入る。私は少し下ったところでザックを下ろして昼食とした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7d/ce05d8f3c2411c4084162a5d5a2d51bb.jpg)
帰路は同じ道を戻ったが、樹木の花に注目すると、こんな花も咲いていた。
先ずは岩陰に咲いていたツガザクラ(ツツジ科ツガザクラ属)だ。まだつぼみだが、ここで観られたのは嬉しかった。イワカガミと比べると花の大きさが分かると思う。
この植物は1年に2mmしか成長しない。この小さな株も100年以上経っているかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/44/a700843716269f90fe091ae4a65e24a6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/90/97a63718f9631e1a42af4ba30933ec80.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/eb/56d001908690817ae9caff54ba95c921.jpg)
次はコミネカエデ(カエデ科カエデ属)だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/da/bfab45f1f74008d369fcf2d9f89a66d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/49/77c28417652451dcdf4b7c8b0d1fed41.jpg)
こちらはアズマシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属)だが、見頃を過ぎていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/33/66550ca21eb7850e262626f3a7e0f0a6.jpg)
一瞬青空が顔を出して、稜線からトマの耳が望めた。
この山の天気は変わりやすい。午後には雷の予報が出ていたので、長居は無用だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2a/119aeea13d20d9c30e7577237e4d180c.jpg)
下山時、肩の小屋の前でザックを下ろして、ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属)を撮った。この辺りは夏の間いろいろな花が咲いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c6/5e42f70e07e43d1ac66e2ddfcbe50ca1.jpg)
雪のあるところでは、下山時もアイゼンを着用した。ガスがずいぶん晴れてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5e/96d4e2a4f7deb287461712ef465a2bdd.jpg)
天狗の溜り場に人がいなかったので、岩に上がって休憩した。う~ん、気持ちがいい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f7/f5ee32a4ca331d43c58ab9ae8c96f1c2.jpg)
下山時の様子を1分間の動画で撮影(初めての試み)。
今日も楽しく安全に歩いてきた。谷川岳に感謝して一礼した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/5a/30595cecd6992460d1562dfbfbaac636.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/20/0883ccb5a31ede1c185d819abd271250.jpg)
おまけの写真は、ロープウエイの車中から観たホウノキの花。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/78/cc0db7f01efbb0a9440d39116181232c.jpg)
谷川岳お花見ハイキング (完)