shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

2024年4月初旬日本海花紀行(その8 最終回)南三陸町

2024-04-21 05:30:00 | 山行・旅行
旅の最後に訪れたのは宮城県の南三陸町だ。最初にお断りしておきたいが、本シリーズ『2024年4月初旬日本海花紀行』最後となるこの記事に「花」はほとんど出てこない。南三陸町の4月初旬に花はまだ少なかった。

トップの写真は南三陸町の志津川湾で観たウミアイサ。今日は多くの行数を「鳥」に割いた。


ガン、カモ、ハクチョウを撮り始めて以来、伊豆沼とともに南三陸町の志津川湾へは何度か足を運んでいる。今回伊豆沼ではわずかにカルガモとオオバンが観られただけで、冬の渡り鳥は観られなかった。そこですぐに南三陸町の志津川湾へ向かった。まだコクガンがいるとの情報を得ていた。

いくつかのポイントを観て回ったが、コクガンには会えず、代わってウミアイサが観られた。ウミアイサを間近に観るのは初めてだった。


しかも潜水してすぐ近くへ来てくれた。






何やら獲物を咥えている。


するとそのまま飛んだ。






























■ウミアイサ
Red-breasted merganser

カモ目カモ科ウミアイサ属
Mergus serrator
海秋沙/L55cm
カワアイサより一回り小さめで華奢に見える。嘴は同属中でもっとも細長くていくぶん上に反って見える傾向があり、鼻孔は中央より基部よりにある。

これまでウミアイサを観た際は100m以上離れていたので、すぐ近くで観られたのは嬉しかった。しかも潜水している様子や飛ぶ姿も間近で観られた。
やはり南三陸町へ来てよかった。

この後は海を離れて森の中も少し観て回った。この日2時間ほどの間に、南三陸町で観た鳥は、ウミアイサ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、アカエリカイツブリ、カモメの仲間、トビ、ミサゴ、シジュウカラ、ヤマガラ、ウグイス、カケス、ハシボソガラスの13種だった。

カモメの仲間(ウミネコか?)。


アカエリカイツブリは100mほど離れていた。
 

 

この日は南三陸町の神割崎キャンプ場にテントを張って泊まった。
キャンプ場は海岸すぐ近くにあり、崖の上に位置していて海が見下ろせた。
 

波しぶきが当たる岩に多くのカモメの仲間(ウミネコか?)が来ていた。








花はほとんど観られなかった。数少ないサクラにメジロ、アオジ、ヤマガラが来ていた。




キャンプ場にいたネコ。
 

出がけに小雨が降ってきたので急いでテントをたたんだ。その後神割崎の奇岩を観に出かけた。
二つに割れた岩の間から荒波がしぶきを上げる様子が有名だが、この日は波が静かで残念だった。
この岩の間から、1年に2回陽が昇るそうだ。




これでこの旅はお仕舞いで、翌日からは普段通りの生活に戻った。

8回に亘る『2024年4月初旬日本海花紀行』シリーズを最後までご覧いただき、ありがとうございました。

撮影:2024/04/07、2024/04/08
コメント (6)
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