この記事は白山 初秋の中宮道を歩く(その① プロローグ)の続きです。
植物の名前は分かった時点で書き加えています。
登山の様子をご覧いただく前に、コースの地図とYAMAPのスタッツをご覧いただきたい。
今回の白山行で歩いた距離は23.7km(登山地図では26km)、累計標高差は登りが2672m、下りが2089m、時間は21時間40分で、それを3日間かけて歩いた。
このルートを歩くことについて、昨年から実行計画を持っていた。一方で距離が長いので、足に不安がある自分としては歩き通せる自信が持てなかった。しかし先月表大雪をソロテント泊で4日間歩いたことでその不安が幾分解消し、実行することにした。
(左が全体地図。続いて歩いた順の詳細地図。地図をクリックすると大きくなります。)
初日(8月24日)は、中宮温泉から中宮道の中間地点にあるゴマ平避難小屋までを歩いた。
距離は9.2km(登山地図では10km)、累計標高差は登りが1548m、下りが363m、時間は9時間42分(うち休憩が52分)だった。途中にもう一つ避難小屋がある。それがシナノキ平避難小屋だ。今回の「その②」では、中宮温泉を出発してからシナノキ平避難小屋に着くまでを扱う。
さて、にしやま旅館を出て、目の前を流れる湯ノ谷沿いに少し下り橋を渡ったら、すぐに中宮道の登山口に着いた。標高が660mほどの所だ。
ここから今度は湯ノ谷沿いに登っていくと、やがて小さな橋を渡り山道に入っていく。標高が750mほどになっていた。
橋を渡る前にいくつか花が咲いていた。
こちらはクサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)のようだった。
こちらはお馴染みのハギ(マメ科ハギ属)の仲間だが、詳細は分からない。
こちらもお馴染みのクズ(マメ科クズ属)の仲間で、所々で登山道に覆い被さってきていて、歩くのを妨げていた。
橋を渡った後には、キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)やホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)のような花がたくさん観られた。
湯ノ谷に設けられた砂防堰堤と対岸の道が見えていた。傾斜が急なことがお分かりいただけると思う。
名前が分からないが、登山道脇に大きな樹木がたくさん観られた。
30分ほど急坂を登ると、少し傾斜が緩やかなところに出た。定期的に道の刈払いが行われているものの、夏草の茂る速度は速く、あまり歩かれていないこの道ではご覧の通りの、腰から胸の高さまで蔓草が被っているところが続いた。恐らく写真では道だと思われないだろう。踏み跡はあるものの、実際目で見ただけではどこが道なのか分からない。
相田みつをの書に「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」とあるのを思いだし苦笑した。
そんな藪の中でも、いくつか花が観られた。左はオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)、右はオトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)のように見えた。ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)も観られた。
草藪の中で特にやっかいなのが、ママコノシリヌグイ(タデ科イヌタデ属)のような棘のある植物だ。ストックを持っている右手はまだマシだが、左腕が傷だらけになった。
藪の中でミズヒキ(タデ科イヌタデ属)がよく目立っていた。こんな花を見つけると嬉しくなる。ハギも嬉しいが顔の高さまで繁茂して道を防いでいるのでやっかいだった。
正直なところ、まだ歩き出したばかりでこんな藪と格闘していたら、この先どうなるのだろうと不安になった。ストックの代わりに刈り払い鎌が欲しかった。暑さも応えた。宿を出たときはまだ涼しかったが、時折差す夏の陽射しが厳しくシャツは汗で濡れていた。何しろまだ標高が900mほどしかない。
唯一の慰みが、藪の中で小さな花や果実を見つけることだった。この白い花はゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)のように見えた。
イチゴの種類は分からない。クマが通っていたら食べただろうから、ここは通っていないのだろうと思った。そうそうこの辺りはクマの生息地なので、普段付けない熊鈴をザックに一つと、ストックの柄にも付けていた。
1時間ほど藪と格闘した後、傾斜が急になって、ようやく藪地獄を抜け出せた。
登山道で大きなマイタケを見つけた。8kgほどあると思った。これもクマが見つけていたら食べただろうと思った。
8時17分に清浄坂と記された標柱(標高948m)にたどり着いた。何と計画より1時間遅れだった。このペースだとゴマ平避難小屋に着くのが夜になってしまう。ペースを上げた。
写真にある「次三角点」だが、明治時代に国が国有林の確認と森林施業のために設置した三角点だとのこと。北アルプスや東北、新潟などに現存しているらしいが、初めて見たように思う。
登山道は先ほどの藪がウソのように歩きやすくなっていた。花が咲いている植物がけっこう見られ、写真を撮るために歩みを止めるのがほどよい休憩になった。
たくさん観られたこの花だが、ノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)かと思ったが自信がない。
所々でイタドリ(タデ科ソバカズラ属)が群生していた。
ホツツジの仲間の群生もたくさん観られた。
前方にこれから向かう山が見えてきた。ただし今日の宿泊地はこの山のまだ向こうのはずだ。アップダウンはあるものの、概ね歩きやすい道が続いたので、この区間では時間短縮が図れた。
ブナに混じって針葉樹の大木もかなり観られた。
このたくさん観られた花は、カニコウモリ(キク科コウモリソウ属)の仲間で、オオカニコウモリのように思えた。なお白山にはハクサンカニコウモリというオオバコウモリとオオカニコウモリの雑種もある。
こちらはオオアキギリ(シソ科アキギリ属)のように思えた。
再び道が膝上まで草に被われるところもあり、慎重に歩かざるを得なかった。また小さな沢を越えるところもあったが、水は流れていなかった。
こちらはヤマホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)の残花のように思えた。
こちらはハクサンカメバヒキオコシ(シソ科ヤマハッカ属)だ。この後何度も見かけた。
こちらはソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)のように思えた。
そしてこちらはジャコウソウ(シソ科ジャコウソウ属)のように思えたが、白山でこの花を観るのは初めてだった。
9時34分にとちのき坂の標識を通過した。
そしてそこから40分ほど歩いたところで、透明な水が流れている細流に出会った。今夜の分まで水を持っていたので、流れている水をコップですくって2杯飲むだけにした。それほど冷たくなかったが、持っていた水よりは冷たくて美味しかった。水場はこの後ゴマ平避難小屋に着くまでなかった。
さらに歩いて行ってこの花を見つけた。ギンリョウソウモドキ(ツツジ科シャクジョウソウ属)だと思う。白山でこの花に出会うのも初めてだった。
標高が1400mを越える辺りから、ブナに混じってダケカンバ(写真:中央奥)も見られるようになってきた。
またゴヨウマツやヒノキの仲間のクロベらしい巨木も見られるようになってきた。樹木のいくつかが倒れて登山道を塞いでいた。
こちらはムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)の果実と、ノリウツギの花のように思うが、自信はない。
イノシシの落とし物のように思えた。最近は標高1700m付近までイノシシが来ているようだ。
トモエシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク)に出会った。白山では鳩ヶ湯新道の三ノ峰付近で観て以来のように思う。
11時4分にシナノキ平避難小屋に到着した。計画より26分早く着いた。計画作成の段階で、時間を間違えたのだろう。1時間遅れていたのを、こんなに挽回できるわけがない。小屋の前に1本の大樹が立っていた。この樹がシナノキなのかは分からなかった。
小屋に入って昼食を食べた。メニューはレーズンやクランベリーなどが入った石窯で焼いたパンと、カフェオレである。準備を含めて昼食に30分ほどをかけたが、食後すぐに動いたのでしばらく胃が痛かった。
白山 初秋の中宮道を歩く(その③ シナノキ平避難小屋~ゴマ平避難小屋)に続く。
植物の名前は分かった時点で書き加えています。
登山の様子をご覧いただく前に、コースの地図とYAMAPのスタッツをご覧いただきたい。
今回の白山行で歩いた距離は23.7km(登山地図では26km)、累計標高差は登りが2672m、下りが2089m、時間は21時間40分で、それを3日間かけて歩いた。
このルートを歩くことについて、昨年から実行計画を持っていた。一方で距離が長いので、足に不安がある自分としては歩き通せる自信が持てなかった。しかし先月表大雪をソロテント泊で4日間歩いたことでその不安が幾分解消し、実行することにした。
(左が全体地図。続いて歩いた順の詳細地図。地図をクリックすると大きくなります。)
初日(8月24日)は、中宮温泉から中宮道の中間地点にあるゴマ平避難小屋までを歩いた。
距離は9.2km(登山地図では10km)、累計標高差は登りが1548m、下りが363m、時間は9時間42分(うち休憩が52分)だった。途中にもう一つ避難小屋がある。それがシナノキ平避難小屋だ。今回の「その②」では、中宮温泉を出発してからシナノキ平避難小屋に着くまでを扱う。
さて、にしやま旅館を出て、目の前を流れる湯ノ谷沿いに少し下り橋を渡ったら、すぐに中宮道の登山口に着いた。標高が660mほどの所だ。
ここから今度は湯ノ谷沿いに登っていくと、やがて小さな橋を渡り山道に入っていく。標高が750mほどになっていた。
橋を渡る前にいくつか花が咲いていた。
こちらはクサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)のようだった。
こちらはお馴染みのハギ(マメ科ハギ属)の仲間だが、詳細は分からない。
こちらもお馴染みのクズ(マメ科クズ属)の仲間で、所々で登山道に覆い被さってきていて、歩くのを妨げていた。
橋を渡った後には、キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ属)やホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)のような花がたくさん観られた。
湯ノ谷に設けられた砂防堰堤と対岸の道が見えていた。傾斜が急なことがお分かりいただけると思う。
名前が分からないが、登山道脇に大きな樹木がたくさん観られた。
30分ほど急坂を登ると、少し傾斜が緩やかなところに出た。定期的に道の刈払いが行われているものの、夏草の茂る速度は速く、あまり歩かれていないこの道ではご覧の通りの、腰から胸の高さまで蔓草が被っているところが続いた。恐らく写真では道だと思われないだろう。踏み跡はあるものの、実際目で見ただけではどこが道なのか分からない。
相田みつをの書に「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」とあるのを思いだし苦笑した。
そんな藪の中でも、いくつか花が観られた。左はオトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)、右はオトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)のように見えた。ズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)も観られた。
草藪の中で特にやっかいなのが、ママコノシリヌグイ(タデ科イヌタデ属)のような棘のある植物だ。ストックを持っている右手はまだマシだが、左腕が傷だらけになった。
藪の中でミズヒキ(タデ科イヌタデ属)がよく目立っていた。こんな花を見つけると嬉しくなる。ハギも嬉しいが顔の高さまで繁茂して道を防いでいるのでやっかいだった。
正直なところ、まだ歩き出したばかりでこんな藪と格闘していたら、この先どうなるのだろうと不安になった。ストックの代わりに刈り払い鎌が欲しかった。暑さも応えた。宿を出たときはまだ涼しかったが、時折差す夏の陽射しが厳しくシャツは汗で濡れていた。何しろまだ標高が900mほどしかない。
唯一の慰みが、藪の中で小さな花や果実を見つけることだった。この白い花はゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)のように見えた。
イチゴの種類は分からない。クマが通っていたら食べただろうから、ここは通っていないのだろうと思った。そうそうこの辺りはクマの生息地なので、普段付けない熊鈴をザックに一つと、ストックの柄にも付けていた。
1時間ほど藪と格闘した後、傾斜が急になって、ようやく藪地獄を抜け出せた。
登山道で大きなマイタケを見つけた。8kgほどあると思った。これもクマが見つけていたら食べただろうと思った。
8時17分に清浄坂と記された標柱(標高948m)にたどり着いた。何と計画より1時間遅れだった。このペースだとゴマ平避難小屋に着くのが夜になってしまう。ペースを上げた。
写真にある「次三角点」だが、明治時代に国が国有林の確認と森林施業のために設置した三角点だとのこと。北アルプスや東北、新潟などに現存しているらしいが、初めて見たように思う。
登山道は先ほどの藪がウソのように歩きやすくなっていた。花が咲いている植物がけっこう見られ、写真を撮るために歩みを止めるのがほどよい休憩になった。
たくさん観られたこの花だが、ノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)かと思ったが自信がない。
所々でイタドリ(タデ科ソバカズラ属)が群生していた。
ホツツジの仲間の群生もたくさん観られた。
前方にこれから向かう山が見えてきた。ただし今日の宿泊地はこの山のまだ向こうのはずだ。アップダウンはあるものの、概ね歩きやすい道が続いたので、この区間では時間短縮が図れた。
ブナに混じって針葉樹の大木もかなり観られた。
このたくさん観られた花は、カニコウモリ(キク科コウモリソウ属)の仲間で、オオカニコウモリのように思えた。なお白山にはハクサンカニコウモリというオオバコウモリとオオカニコウモリの雑種もある。
こちらはオオアキギリ(シソ科アキギリ属)のように思えた。
再び道が膝上まで草に被われるところもあり、慎重に歩かざるを得なかった。また小さな沢を越えるところもあったが、水は流れていなかった。
こちらはヤマホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)の残花のように思えた。
こちらはハクサンカメバヒキオコシ(シソ科ヤマハッカ属)だ。この後何度も見かけた。
こちらはソバナ(キキョウ科ツリガネニンジン属)のように思えた。
そしてこちらはジャコウソウ(シソ科ジャコウソウ属)のように思えたが、白山でこの花を観るのは初めてだった。
9時34分にとちのき坂の標識を通過した。
そしてそこから40分ほど歩いたところで、透明な水が流れている細流に出会った。今夜の分まで水を持っていたので、流れている水をコップですくって2杯飲むだけにした。それほど冷たくなかったが、持っていた水よりは冷たくて美味しかった。水場はこの後ゴマ平避難小屋に着くまでなかった。
さらに歩いて行ってこの花を見つけた。ギンリョウソウモドキ(ツツジ科シャクジョウソウ属)だと思う。白山でこの花に出会うのも初めてだった。
標高が1400mを越える辺りから、ブナに混じってダケカンバ(写真:中央奥)も見られるようになってきた。
またゴヨウマツやヒノキの仲間のクロベらしい巨木も見られるようになってきた。樹木のいくつかが倒れて登山道を塞いでいた。
こちらはムシカリ(スイカズラ科ガマズミ属)の果実と、ノリウツギの花のように思うが、自信はない。
イノシシの落とし物のように思えた。最近は標高1700m付近までイノシシが来ているようだ。
トモエシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク)に出会った。白山では鳩ヶ湯新道の三ノ峰付近で観て以来のように思う。
11時4分にシナノキ平避難小屋に到着した。計画より26分早く着いた。計画作成の段階で、時間を間違えたのだろう。1時間遅れていたのを、こんなに挽回できるわけがない。小屋の前に1本の大樹が立っていた。この樹がシナノキなのかは分からなかった。
小屋に入って昼食を食べた。メニューはレーズンやクランベリーなどが入った石窯で焼いたパンと、カフェオレである。準備を含めて昼食に30分ほどをかけたが、食後すぐに動いたのでしばらく胃が痛かった。
白山 初秋の中宮道を歩く(その③ シナノキ平避難小屋~ゴマ平避難小屋)に続く。
>いきなりヤブ!... への返信
コメントありがとうございます。
ママコノシリヌグイとか、ウナギツカミとかは、これまできれいな花だと思っていました。
しかし今回その怖さを知りました。侮れませんね。
藪とともに今回驚いたのがマイタケでした。
どなたもコメントされなかったのですが、持ち帰らずに置いておきました。
実は少しだけちぎって香りを嗅ぎました。何ともよい香りで最高でした。
巨木は名前が分からず、残念でした。
ブナ、ミズナラ、ダケカンバくらいは分かりますが、勉強不足で申し訳ないです。
続きにも樹木が出てきますので、ご存じでしたらお教え下さいませ。
詳しく書いてくださっているので、まるで自分があるいているかのようにドキドキしました。
特に、最初の藪漕ぎ!
数年前に宇治川左岸の高水敷を歩いたときのことを思い出しながら「大変やろうな~」と思いました。
ママコノシリヌグイで手が傷だらけ、というのも臨場感ありますね。
その後は普通の山道になってホッとしました。
途中途中で現れる花たちにも癒されますね!
小さい花だけではなく、巨木も多いようで、興味深いです。
予定到着時間より早くついてよかったですね。
次回も楽しみにしています!
>こんにちは^^... への返信
コメントありがとうございます。
台風10号により神奈川県では少なくない被害が出ました。お見舞い申し上げます。
当地でも半日以上降りましたが、お陰さまで被害は出ていません。
早く通り過ぎて欲しいものです。
さて、今回のメインは藪地獄でした。普段から草藪を目にすることはありますが、そんな中を歩くことになるとは思いませんでした。
最初からその覚悟があれば、もう少しまともな対応ができたかもしれません。
カニコウモリはコウモリソウの仲間で、葉の形がコウモリが翼を広げた形に似るのでこの名が付いています。
その中でカニコウモリは、葉がかにの甲羅の形をしています。
また、オオカニコウモリは葉が五角形の形をしているのが特徴です。
この季節に山を歩くとよく見かけます。
オオアキギリはアキギリの仲間で、北陸に多いようです。
サルビアは確かアキギリ属だったと思います。よく似ていますよね。
ゲンノショウコはぽつんと咲いていました。
標高を上げていくと、ハクサンフウロの残花が観られました。
これはshuさんレベルでも良い自身になったんですね。
素人目線からすると数泊だと食料、荷物、薬など、
必要最低限の荷物の考えるのて、
リュックに上手くまとめるの凄いと感じます。
ストックの代わりに刈り払い鎌が欲しかった
これは、そうとうなヤブ、進むのに苦労されたのが
伝わってきます。
そんな中、たくさん花々を撮り、
見せていただき、ありがとうございます。
カニコウモリ
不思議な名前、見てみたいです!!
オオアキギリ
これだけ見たら、サルビア・ガラニチカって
勘違いしますが、野に咲いているんですね😵
ゲンノショウコ
さりげなく見るんですが、山で見ると貴重さを感じます。
台風、早く通り過ぎて欲しいです(T_T)
>ヤブ漕ぎ... への返信
コメントありがとうございます。
台風が四国を横断していきました。心配していましたがご無事なようでよかったです。
さて、今回は藪漕ぎといっても草藪で、こんな経験は初めてでした。
これまで経験した藪漕ぎは笹薮がほとんどで、他はハイマツを漕いだことがありました。
初めから藪があると知っていたら、暑くても長袖を着たかもしれません。
まあ無事でよかったです。
イチゴはバライチゴですか。普段山で見かけるイチゴより葉が細いので、知らない種だと思っていました。
これまでこの季節に、標高が1000mを下回る山を歩くことはなかったかもしれません。
この先は標高が高くなるので、keitannさんが昨年ご覧になったお花が出てくると思いますよ。
ちなみに別当出合の標高は1250mです。
白山のあまり歩かれてないルートを歩かれたのですね。歩く人が少ないルートは夏はヤブ化していて夏草が繁ってさぞたいへんだろうと思います。四国だとヤブ漕ぎするのは晩秋~早春が適期ですが、それでは花散策になりませんしね。
それでも、クズやヤブマオなどの中にもクサボタンやソバナなどという綺麗な山野草が咲くところがさすが白山ですね。イチゴは私もこの前石鎚で見たバライチゴかもしれませんね。私はお味見もしましたが・・・
カニコウモリだけは四国ではシカが食べない草なので所々で大繁殖していて、あまりいいイメージがありません。
去年、私が白山を訪問したのは8月29日ごろでしたが、だいたい同じ時期に歩かれたようなのでご覧になった花など比較できるかなと楽しみにしています。
あ、当地は台風は何事もなく過ぎ去り、適度なお湿りを残してくれて助かりましたが、全国的には水害も出ているようで、お騒がせな台風でしたね。
>夏草や健脚の腕棘の跡... への返信
コメントありがとうございます。
表題の句は、夏草や兵どもが夢の跡のパロディですね。
「健脚の腕」というのはちょっと可笑しいです。たしかに藪の中で、腕は脚ほどに活躍したかもしれません。
正直なことをいうと、引返したいほどの気持ちでした。
今回は着替え一式をスタッフバッグに入れて持っていきました。
下山後に温泉に入り、着替えてさっぱりしました。
但し靴だけは替えを持っていなくて、バス、そしてJRで移動している間も臭かったと思います。
shuさんこんにちは。前回は鶴来に寄り道して失礼しました。
1時間の藪こぎから冒頭の句が浮かびました。込み合わない静かな山行を満喫されたことと思います。
私には馴染みの薄い花が多いですが、秋の気配も感じられました。
とは言え、おお汗をかかれた様子で、大変だったと思います。歩き始めは寒いくらいがちょうど良いですね。
>白山... への返信
コメントありがとうございます。
今回は長い距離を歩きました。テント泊ではないのでその分荷物が少なくて楽でした。
水があると分かっていたら、もう少し軽くなったと思います。
標高600mくらいから歩き始めると、頂上まで登るととすると、標高差は2100mくらいあります。長丁場の登山道ですね。