「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

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選挙が終わり

2005年09月16日 | 雑感・日記的な
いやいや、もう8月中旬から、選挙がらみの仕事が大変で、日記の更新もままならず、今だ疲れが抜けませんわ(-_-;)
 結果としては「自民圧勝」でしたね。 小泉総理以下の素晴らしいブレーンによる、徹底したメディア戦略、選挙戦略の賜物といえるでしょう。 相当賢いのがいますよ。 それにしても日本人はブームに弱いですねぇ・・・。

 こうして、自公合わせて327議席もとってしまったことが、今後の日本にどのような影響を与えるのでしょうか? 衆議院の三分の二を有するということは、極端な話、何でもありの状況なんですね。

 憲法改正をはじめ、与党が提出する法案はすべて可決することができるということである。 前回の郵政法案が参議院で否決され、衆議院が解散されました。
 一旦、参議院で否決された法案は再び衆議院に差し戻され、衆議院で三分の二を得なければ可決できないため、賛成反対が5票差であった衆議院では三分の二が見込めなかったんですね。

 まぁ、今になって考えますと、あれもこれも「自民党の古い部分をフルイにかける」ための一連の作業であったのか?小泉総理のシナリオどおりに反対派が反対し、参議院で否決し、衆議院をヤケクソで解散したかのようにみせかけ、反対した人たちに33人に刺客を送り込み、圧倒的な世論操作で「善と悪」の構図を持ち込みました。

 徹底した、まさに冷酷無比な戦略が、国民側からすれば「頼もしい、今度こそ期待してみよう、もっとやらせてみよう」と大きな支持が集まりました。

 選挙が終盤を迎えたあたりから、反対した参議院の人たちも「与党が勝てば民意を尊重する」とか何とか言い出し、選挙が終わると、反対したほとんどの人が賛成の意を表明し、挙句の果てには、無所属で刺客を送り込まれながら小選挙区で厳しい選挙を勝ち上がった人たちまでも、「首班指名は小泉です」などと恭順の姿勢!まさに犬がお腹を見せて、服従の意を表すかのような状況です。

 まぁ、これが独裁政治の始まりでしょう! これからどんな日本になるのか?われわれサラリーマンの生活はどうなっていくのでしょうか? アメリカのように貧富の差が拡がり、スラム街のような地域ができてきたりするのではないでしょうか?