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エキサイティングな最終節(Jリーグ)

2008年12月07日 | スポーツ
長かったJリーグのステージも鹿島の連覇という形で終了しました。

地元の京都サンガは14位という結果に終わりましたが、降格が決まった札幌(18位)、東京V(17位)という2チームとともに、昨年J2から昇格した3チームの中で唯一残留できたことを思うと「よくぞ残ってくれた!」というのが正直な感想です。

東京ヴェルディは、フッキ騒動や、大黒獲得などが余り効果を生まず、かえって選手のまとまりを欠いたような印象がします。 大事な最終節も、今期から加入した福西がゴール前でファールを犯し、レッドカード一発退場となったんですが、最終節の5日前に福西ら11人を解雇するという発表をしたりして、選手間に動揺が走ったのも敗因ではなかったかと思います。

それにしても、千葉の0-2からの逆転勝利には執念を感じましたね! 後半20分頃まで0-2で負けてたんですよ! そこから途中出場のFW新居が74分にゴールを決め、77分には同じく途中出場のMF谷沢が同点ゴールを決め、押せ押せムードでPKを獲得し、85分には谷沢がダメ押しの4点目をゴール!

「降格かも・・・」と覚悟して臨んだ、本拠地のフクダ電子アリーナを埋め尽くしたジェフ・サポーターも、この約10分間は一生忘れることの出来ない歓喜の10分間だったでしょうね!うらやましい限りですわ。

ジェフってそんなに強いイメージもないですし、「1回ぐらい降格してるんやろなぁ~」って漠然と思っていたら、1993年のJリーグ開幕当時の10チーム(ヴェルディ川崎、横浜マリノス、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスエイト、横浜フリューゲルス、清水エスパルス、ガンバ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、ジェフユナイテッド市原)の中に入っていながら、16年間一度も降格してないんですよね。

ついでにJリーグの歴史を調べてみると・・・

94年、ベルマーレ平塚とジュビロ磐田が加入(12チーム)
95年、セレッソ大阪と柏レイソルが加入(14チーム)
96年、アビスパ福岡と京都パープルサンガが加入(16チーム)
97年、ヴィッセル神戸が加入(17チーム)
98年、コンサドーレ札幌が加入(18チーム)

99年のディビジョン1(J1)16チームとディビジョン2(J2)10チームによる2部制に移行に向けて、J1参入決定戦という厳しい戦いが行われることになりました。

97年・98年の成績をポイント制にして、下位(18位から14位)の5チームと、98年のJFLリーグ上位2チームによる、3つの枠をかけたJ1参入決定戦が行われることになったんですが、横浜フリューゲルスと横浜マリノスが合併して17チームとなったので、14位のチームは厳しい参入戦への参加を免れたんです!その14位のラッキーなチームは・・・


京都パープルサンガだったんですねぇ~(^_^;)すごい強運ですよね!

そして、JFL側は準会員2クラブのうち、ブランメル仙台が7位に終わったため、2位に入った川崎フロンターレのみに参加権が与えられ、この結果、ジェフユナイテッド市原(順位ポイント15位)、コンサドーレ札幌(同16位)、ヴィッセル神戸(同17位)、アビスパ福岡(同18位)、川崎フロンターレの計5クラブで争い、ジェフと、ヴィッセル、アビスパが残り、コンサドーレ札幌と、川崎フロンターレがJ2となったんです。

99年から、J1-16チーム、J2-10チーム(コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台・モンテディオ山形・大宮アルディージャ・FC東京・川崎フロンターレ・ヴァンフォーレ甲府・アルビレックス新潟・サガン鳥栖・大分トリニータ)として現在の2リーグ制になったんですね。

この10チームのうち、モンテディオ山形、大宮アルディージャ、FC東京、川崎フロンターレ、アルビレックス新潟、大分トリニータの7チームが来期もJ1(仙台が10日、13日に行われる入れ替え戦に勝利すると8チームになりますな)にいることを思うと、J1とJ2の力の差なんてないですよね。


これから後にJ2に加盟してくるチームを見ますと、2000年に水戸ホーリーホック、2001年に横浜FCが加盟します。

2005年からのJ1-18チーム、J2-12チーム制に備えて、2004年のJ2の上位2チーム(川崎フロンターレ・大宮アルディージャ)が自動昇格し、J1最下位の柏レイソルとJ23位のアビスパ福岡との入れ替え戦を柏レイソルが制し、柏のJ1残留が決まり18チームが確定したというわけです。

2005年には、徳島ヴォルティス、ザスパ草津が加盟し、2006年には愛媛FC,2008年にロアッソ熊本とFC岐阜が加盟して、現在のJ1-18チーム、J2-15チーム体制になりました。


ちょっと長くなりましたが、Jリーグの歴史を紐解いてみると中々感慨深いものがありますね。


いずれにしても、我らの京都サンガFCが来期こそ上位なんて高望みはしません!中位定着できるように祈ってますよ