いつまで不安が拡大していくのか・・・

阪神・淡路大震災も甚大な被害が出ましたが、発生から１週間が経ったころには、復興に向けた動きが本格化し始めており、新たなトラブルによって、更なる混乱をきたすことはなかったと記憶しております。

しかし、発生時以上の深刻な事態に発展する可能性が予測されている今回の東日本大震災のケースの最大の問題点は「原子力発電所」が被災したということでしょう。

「現在に日本にある主な原子力発電所施設一覧」

日本原子力発電＝東海・東海第二発電所、敦賀発電所1号機、敦賀発電所2号機

北海道電力＝泊発電所

東北電力＝女川原子力発電所、東通原子力発電所

東京電力＝福島第一原子力発電所、福島第二原子力発電所、柏崎刈羽原子力発電所

中部電力＝浜岡原子力発電所

北陸電力＝志賀原子力発電所

関西電力＝美浜発電所、高浜発電所、大飯発電所

中国電力＝島根原子力発電所

四国電力＝伊方発電所

九州電力＝玄海原子力発電所、川内原子力発電所


これだけの原子力発電所が日本中にありますし、お隣の福井県には１３基の発電所が運転しております。

太平洋側と比べて日本海側には津波が起こりにくいと考えられていますが、今回の地震災害全てが「想定外」の災害やったことを思うと、もう何が起こっても不思議ではありません。

上記の電力会社等には、東京電力が行っていたシミュレーション以上の万全の対策を立てて、日頃から訓練を怠らないようにしてもらいたいもんです。