「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

うーん!松尾象山の如く!

2014年03月13日 | ラーメン
ボクのブログを読んでくれてはる東京の先輩から、「120点のラーメンを送るわ(^^)d」と、わが家に届けてくれはったのが、あの超有名店「大勝軒」のラーメンです。

このところ、年度末&担当行事が重なって、土曜出勤や残業が続いていて、なかなか食べられなかったんですが、今日は早く帰れたんで、家族全員でいただきました!

まず、何といっても「煮干しの香りがスゴい\(◎o◎)/」が、第一印象。そして「麺が美味そう!」、「ナルトとシナチクから温故知新」

まぁ、バンフレットにも「創業昭和30年」と書いてある通り、昭和のラーメンという雰囲気。

まず、スープを一口、「ほぅ!なるほど(*´∀`)」と唸る深みのある味わい。

そして麺をすすると、これまた太めの縮れ麺とよく絡んで「これはウマイ!」と声にでます。

多分、これを読んだ皆さんは「ああ~あんな感じの和風の」と、想像されていることでしょう。

しかし流石は大勝軒です「今も味替えに挑戦しています」と書いてあるように、この味にたどり着くまで、半世紀の歳月を重ねたたけのことはあります。

僕の大好きな漫画「餓狼伝」の中に出てくる生きる伝説の格闘家「松尾象山」について、あるプロレスラーが語るシーンがあります。

「松尾象山は岩のようなもんだ。」
「ある日、山から河の上流に落ちた岩が長い年月をかけて、少しずつ流れに転がされていく」
「尖った部分が削られて長い距離を転がり転がり、幾星霜」
「やがて河口にたどり着いたのは、もう削るところがないと思えるぐらい固くつややかな丸い石。そんな感じかな」

という例え話。そう!大勝軒のラーメンは、丸い石のような味です。無駄なものを削ぎ落とし、味を幾重にも重ねて、試行錯誤を繰り返してきたであろう歴史の重みを感じさせてくれる味ですね。

お店でたべていないので、点数はつけられませんが、とても完成度の高いラーメンです。

ごちそうさまでした!