三菱食品株式会社 GRAND FAIR2012
インテックス大阪
2012年7月25日~26日開催。
25日本日、お伺いしてきました。
沢山のメーカーのブースの新商品も興味深かったのですが「いいね!」と思ったのは
今まで見た中で一番ライフスタイル別に提案が出来ている展示内容だった事です。
資料統計の用い方にも感心しました。
~今日のあなたの気分はどっち?~
という事で、モデルを想定した食べ方の提案がされていました。
「味の好みが多様化しています」
「依然として高い健康意識」
そして、健康も「ゆるさ」で継続
生活者の健康意識
健康には気をつけている人が多いのですが、「なんとなく」気にしている人が多いです。
調理にかける時間の意識
調理を面倒と思う人の構成比を比較していみると、2011年は2005年に比べ、7.4%増えています。
【健康をなんとなく意識している人が多く、調理が面倒な
ローカロリー食は避けられる傾向が強いです】と結んでおられました。
外食、惣菜など、食の外部化が進み、健康を意識をするものの、手間はかけたくない傾向にあるだろうという事は、私達の回りを見回しても実感出来ます。
実際にレギュラーレシピ1人前420kcalのカレーライスと
LOWカロリーレシピ196 kcalのレシピと実物展示がありました。
ここまで差があり、この程度の手間ならば売り場での提案も面白いと思いました。
また、頷きながら拝見した棚わり提案。
400坪程度のスーパーマーケットを想定した棚割。
60歳以上の女性の平均身長が149.2センチという事から、ゴルデンゾーンを
70cmから125cmにと提案されています。
その中での3段をどう活かすか。
下から「こだわり」「適量」「健康」という括りになっており
健康の棚には減塩、塩麹、にがりなども並んでいました。
今までは、ゴールデンゾーンには海外旅行のお土産で頂くような
おしゃれなパッケージの外国産の塩が並んでいたのですが。
因みに塩を購入する53.3%は、60歳以上という数字も掲示されていました。
なるほど~。
明日もインテックス大阪で開催されています。
大阪会場も興味深かったですよ。
60歳~活動的、元気だし、食品購買の経験値も高くなっています。
健康意識はどの層よりも高いですね。
資料を元に、このターゲットを意識するなら、こういう商品棚はどうですか?
提案は、面白いと思いました!