まわる世界はボーダーレス

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ハリー・ポッターに見る豊橋の国際的神秘性

2011-10-04 22:53:03 | 故郷

アマゾンで注文した『クィディッチ今昔』
届きました。ハリー・ポッターに登場する
架空のスポーツがクィディッチなのですが、
この本は、ホグワーツ魔法魔術学校の図書館
の蔵書という体裁で作られています。新書版
のサイズの表紙は、使い古されて、ちょっと
傷んだ感じにわざとデザインされています。
作者名は、ケニルワージー・ウィスプ
(Kennilworthy Whisp)と記されているので
すが、実はこれ、ハリー・ポッターの著者
のJ・K・ローリングが書いたものですね。

「クィディッチ今昔」は、ホグワーツ図書
館の蔵書の中でも人気の高い本であります-
という書き出しのこの本なのですが、クィ
ディッチというスポーツの歴史やルールが
本物の教科書のように細かく書かれていて
楽しくなります。

実は、私がこの本を買ったのは、ハリー・
ポッターのファンだからというわけでは
なく、この本の中に日本の愛知県の豊橋の
チームが登場するからだったのです。
ちなみに私の出身地は愛知県の田原市です
が、豊橋もほぼ故郷です。

クィディッチの本場は、イギリスとアイル
ランドで数多くの名門チームがあるような
のですが、第八章で、クィディッチの世界
的普及について書かれています。その中で
一番最後に出てくるのがアジア、そして
その一番最後にこんな説明が出てきます。



日本の最強チームが「豊橋天狗」なんだそ
うです。1994年にリトアニアのゴロドク・
ガーゴイルズに惜しくも破れたということ
なのですが、ここで唐突に豊橋のチームが
登場するのがちょっとびっくりです。

今や豊橋はブラジルなどからの外国人労働
者が多い国際的な都市ですが、フォルクス
ワーゲングループが日本の本社を東京から
愛知県豊橋市に移転させたのは1992年の
ことでした。たまたま私の先輩が東京の
フォルクスワーゲンに勤めていて、ドイツ
の本社が日本本社を豊橋に決めたのは、
そこが日本の真ん中だからだったと本当か
どうかわからないような説明をしてくれた
のを思い出しました。

たしかにこの地域の祭りでは、天狗が登場
することも多いですね。田原の祭りでも、
天狗の出し物があります。また、「負け戦
の儀式に、自らの箒を焼き払う習慣」とい
う表記が出てきますが、ひょっとしてこれ
は、「手筒花火」に関連があるのではと
いう気もします。

手筒花火というのは、大きな筒状の花火を
両手に抱えて、火の粉を浴びながら行う
花火です。ちょっとわかりにくいので動画
を見ていただきましょう。



これは我が故郷の田原のお祭りの手筒花火
ですが、三河地方から遠州地方各地で行わ
れている伝統行事です。何か箒を燃やすと
いうのと繋がるような気がします。

手筒花火と言えば、今度の10月29日(土)
の午後5時から30分間、東京江東区の
ららぽーと豊洲の臨時駐車場で、豊橋の
手筒花火が放揚されるようです。またその
日、ららぽーと豊洲では、東三河観光物産
展をやったり、東三河のプロ和太鼓集団の
「志多ら」と豊橋のダンスチームのDOEE
のパフォーマンスもやるようですね。

私の故郷の田原も豊橋も、農業生産では
日本有数の生産額の多い地域です。自動車
関係でも日本の中心的な土地です。
何か不思議な地域なので、J・K・ローリング
がクィディッチの日本最強チームの本拠地
として選んだのかもしれません。

こちらの写真は、9月の14日から16日まで
東京の日本橋プラザで行われていた「ええ
じゃないか豊橋観光物産展」のテントです。



ついでにここでちょっとお知らせです。
田原の愛知県立成章高校の関東地区の卒業
生のみなさん、来年(2012年)の関東成章
会の総会は6月23日(土)です。卒業生の
皆さんよろしくお願いします。

こちらもよろしくお願いいたします

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