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会話や文章の中にカタカナ言葉を使うのは、カッコつけるためだけに多用するのは顰蹙を買いますが、ある程度は許容できます。しかし、間違った使い方の場合は別。知ったかぶりで、カッコつけているのを見るのはとても悲しいです。何が正しいかは、時代ととともに、変わっていくのですが、その時代に世間で認められた標準的な言い方があります。それをフォローしながら、また元の発音もリスペクトするということが必要かと思います。
まずしばしば気になるのがこれ。
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テレビでもタレントがよく「シュミレーション」と発音しています。以前、テレビコマーシャルでも「シュミレーション」を使っているのがありました。でもこれは「シミュレーション」です。有名人が堂々と「シュミレーション」と言っているので、それを誰も否定できず、視聴者もそれが正しいと洗脳されてしまいます。でも、テロップが出る場合は、タレントが「シュミレーション」と発音していたとしても、「シミュレーション」と表記されているので、メディアの規定では「シミュレーション」が正しいと思っているのだろうと思います。
続いてはこちら…
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「フューチャリング」です。これはとてもイライラします。「フューチャーする」というのもよく聞きます。「フューチャー」は「未来」(Future)です。
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正しくは「エンターテイナー」です。「ティナー」いうのはとても気持ち悪いです。
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これは、まあいいんですが、一般的には、「デザイン」となっているのに、敢えて「ディザイン」と発音するのが、気に障ります。
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「リラクセーション」ですね。「ゼ」と発音するとなんかリラックスできなさそうな感じですね。
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「エキシビション」が正解ですね。展示会には大型ビジョンが沢山あるので、ビジョンと言いたくなる気持ちはわかりますが。
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「コミュニケーション」です。「コミニケーション」という人も多いですね。
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パン種のことですが、「サワードウ」です。「ドウナツ」と同じ「ドウ」ですね。「ドゥ」と書いて、英語の"do"と同じような発音をしているのを聞くと、気持ちが悪くなってしまいます。SNSを検索すると「サワードゥ」だらけですね。
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「ブッラータチーズ」です。元はイタリア語なのですが、「ブラッター」というのは間違った表記です。SNSでは、「ブラッター」が蔓延しているので、それを正しいと信じている人がかなりいるのですが、機会があれば、それは間違いだと叫びたい。いつか「ブッラータ派」と「ブラッター派」が対決をする場があった場合、「ブラッター派」が数で勝ってしまう気もします。ポピュリズムですね。
このへんのことはいつもモヤモヤしていたので、この機会にアップさせていただきました。ご賛同していただける人がおられることを祈ります。
辞書と言いながら現在手元に辞書がないのでちょっと不安なんですが、記憶を頼りに指摘しますと、これもテレビでよく聞くのですがボリューミーと云う英語らしき言葉です。食べ物の番組などで「たっぷりある」「ボリュームがある」と言いたい時に出てきます。多分volumyなんていう綴りを想定しているのでしょうが、それを言いたいならvoluminous (ボリュミナス)ですよね。多分語尾に「y」をつければ形容詞にでもなると思っているんでしょう。発音がややこしいからと云って日本人が勝手に英語を作ってはいけませんね。日本はそんなに偉くないです。
(岩本さま、この項辞書にてご確認いただけますか?間違っていたら削除してください)
爆撃機などを意味します。中澤選手は伸び放題の縮れ毛で存在感を放っていましたが、その頭が漫画によく描かれる爆発を受けて逆立った総毛立ち状態みたいなのでそう呼ばれていました。しかしbombの発音は「ボム」で語尾の「b」は発音しません。よってそこから派生したbomberの発音も「ボマー」となります。今では中澤選手とは無関係の機会にも時々「ボンバー」と言っているのを耳にします。
これで想い出したのは、亡くなった作家の遠藤周作が中学生の頃knife(ナイフ)を「クニフェ」と読んでいたのを自虐的に書いていました。