まわる世界はボーダーレス

世界各地でのビジネス経験をベースに、グローバルな視点で世界を眺め、ビジネスからアートまで幅広い分野をカバー。

15年ぶりの東京の梅雨明け

2011-07-09 19:29:29 | 東京

東京が梅雨明けになったらしい。暑い夏が
やってきた。昔から冬よりも、夏のほうが
好きだったが、あまり暑すぎるとちょっと
しんどい。



家の窓からスカイツリーが見える。完成
はまだ来年だが、外のクレーンがずいぶん
少なくなってきた。

先日、上海に出張に出かけたが、でかける
前からちょっと喉の調子がおかしくなった。
帰った今もちょっと風邪気味の感じなので、
土曜日の今日、医者に行ってきた。

しかし、梅雨明けというのを日本で体験し
たのは15年ぶりになるんじゃないかと思う。
1997年にはもうシンガポールにいた。
1996年の夏は、まだ日本にいたので、その
時の梅雨明けが最後だったように思う。

思えば長いこと異国にいたものだ。ジョン
万次郎が漂流後アメリカに行って日本に
帰ってくるまでの期間は約10年。彼のこの
10年の経験は幕末の日本に大きな影響を
与えた。

私はこの15年で何を得たのだろう。離れた
場所から日本を見ると、日本の問題点が
よく見れた気がする。

海外の仕事のやり方のスピード感に慣れて
しまうと、日本のやり方が実に非効率に
感じる時がある。

自分の故郷の愛知県の渥美半島は、「名も
知らぬ遠き島より流れよる椰子の実一つ」
の歌で有名な伊良湖岬を持つ。子供の頃
から太平洋の水平線を眺めていた自分は、
海の向こうに大きな夢を見ていた。

またいずれ海外に住むこともあるだろう。
なにかそこが自分の故郷のような気がする。

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