映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

チラシ噺その19 L.A.コンフィデンシャル

2011年11月10日 | 映画
チラシ噺って何?

というほど、ご無沙汰してました。前回は6月でしたか…

チラシ噺 その18 『バウンド』


そもそも、チラシ噺とフツーのレビューってどう違うの?
と疑問に思われる方もいるかも知れません。

チラシ噺は基本、そのチラシにまつわる思い出、この映画にどんな思い入れがあるかということを語るものです。

ま、フツーのレビューと変わらないのもありますけどね


で、前置きが長くなりましたが、今回のチラシはあの名作L.A.コンフィデンシャルです

  



この男臭さにやられて、何度観に行ったことか…かなり骨太のサスペンス映画です。

出演陣が素晴らしい!!

ケビン・スペイシー、ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ジェイムズ・クロムウェル、そしてキム・ベイシンガー

キム・ベイシンガーは美しいです!!

今はもうおばちゃんになってしまいましたが、この映画の彼女は素晴らしい美しさです

ただ、この素晴らしい出演陣の一人しかアカデミー賞にノミネートされなかったのはなんでだ!!

(キム・ベイシンガーは助演女優賞を受賞しました)


ストーリーは結構複雑です。いろんな人物や思惑が入り乱れて、ぼーっと見てたら置いてかれそう。

この映画の原作となる小説にもチャレンジしてみたのですが、こちらの方はもっと複雑で登場人物もめちゃくちゃ多かったです


思えば、よくあの複雑怪奇な物語をよく2時間20分にまとめられたものだと。

映画ならではの、オリジナルな展開があるのだけど、それがまたうまく活かされているのです。

ということで、脚本のブライアン・ヘルゲランドには敬意を表します


この頃は、字幕上映しかなかったけれど、のちにテレビでカットしまくりの吹替え放送を観た時の方が内容が理解しやすかったのが不思議。

複雑な映画ほど、吹替え版はお薦めです。



ところでこんなに素晴らしい映画なのに、アカデミー作品賞を獲れなかったのはなぜか…


それは同じ年にあの『タイタニック』が入ってたから。

まあしょうがないかな…世界中が『タイタニック』一色だったもんね。
(もちろん『タイタニック』も好きな映画です)


好みの分かれる映画だとは思うけれど、フィルム・ノワール映画が好きな人はお薦め。

ぜひ観てください。そして酔え!この男臭さに!!


うん、たしかにレビューじゃなくて単なる思い入れだわね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする