映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

カイジ2 ~人生奪回ゲーム~

2011年11月11日 | 映画
次々レビュー書いていかないと、映画がたまるたまる…
というわけで、前回のレビューから全然日が経ってないけど、またまたレビューです。


<ストーリー> 映画.comより抜粋


福本伸行の人気コミックを藤原竜也主演で実写映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009)のシリーズ第2作。原作でも人気のエピソード「欲望の沼」をベースに、映画オリジナルのゲームを加えて描く。多額の借金を帳消しにしたカイジだったが、またしても借金まみれになってしまい、当たれば10億円以上を稼げるモンスターパチンコ台「沼」に挑戦することに。裏カジノの支配人で最大のライバルでもある一条聖也が裏で操る「沼」を攻略するため、カイジは同じ負け組仲間を集めてゲームに挑むが……。



今回も前回に続きサブタイトル“人生奪回ゲーム”というのがついてるけど、映画本編にはないのよね。このサブタイトル。

前回も『カイジ』だけだったし。今回も『カイジ2』のみ。

謎だ…



前回、続編を考えてなかったんでしょう。今回のメイン“パチンコ 沼”のラストのオチを一作目で使ってしまってたのよね。

どう収拾つけるつもりだろう…と興味津々でした。


おまけに、遠藤さんはもう使えないし…それこそどうなるのか…

と思ってたら、なんと利根川(香川照之)を持ってきました。

えらい!その発想はなかった

というか、利根川が原作ほど嫌な人間に見えないのでこのキャスティングはGood、しかも焼き土下座(←原作知ってる人ならわかる)をしてないので無事なんですね

香川さんの利根川は、原作とはずいぶん印象が違うけど、味があって好きです(笑)




前回端折られた地下チンチロも、今回導入部で登場。あれはもっとじっくり見たかったけど、映画の構成上あれぐらいの扱いがBESTでしょうね。

しかし、松尾スズキさんぴったりだ

パチンコだけでやはり2時間はきついのか、原作にはないゲームが入っていました。

原作者の福本さん考案の3択ゲーム。
有名なリドルストーリー、『女か虎か』をモチーフにしたようなゲーム。

3つの檻の中に美女とライオン2頭が入れられていて、1・2・3どれかのボタンを押すと、美女またはライオンの檻が開くというもの。

美女の檻を開けば、解答者は助かる。けれどライオンの檻を開けてしまったら命が…
というゲーム。

美女は、自分の檻が何番なのかわかっているので、それを解答者に教えればいいのだけれど、それを鵜呑みにしていいのかどうかというのがミソ。

解答者(たいてい自分の恋人、または因縁深い人など)を裏切ったら300万円もらえるよう。


このゲームは、その内容よりも勝ち方に意味があります。ちょっと前に伏線が張ってありました。

しかし残酷なゲームですね





今回の重要な役割を持つ人物に吉高由里子さんが入っています。

これは前回出演の石田さん(光石研)の娘という役どころなんですが、これも原作と違っていて(原作は息子)どうするんだろと思っていたら、女性であるところをうまく活かした展開になっていました。


吉高由里子さんはセリフがやや棒読みだったけれど、かわいいから許す!

いーかげんだなー


カジノの支配人の伊勢谷友介さん、これも原作とは違う雰囲気でしたがぴったりはまっていました。

ときにコミカルになる演技に笑ってしまいます


“原作と違う”部分がたくさんありますが、最重要なパチンコの攻略法は原作そのまま。

これを映像で見られたのは感激です


マンガを読んでても、(私は)満足できる作りでした。
中には、「違い過ぎる!」と満足できない人もいるかと思います。



ところで、今回も原作の福本伸行さんが出演してたらしいのですが、どこに出てたんでしょう……最初探してたのに、途中で探すの忘れてしまってました



監督:佐藤東弥
原作:福本伸行
脚本:福本伸行、山崎淳也、大口幸子
製作指揮:宮崎洋
製作:菅沼直樹、堀義貴、市川南、弘中謙、平井文宏、阿佐美弘恭、吉川富夫、山口雅俊
音楽:菅野祐悟
製作国:2011年日本映画
上映時間:133分


<キャスト>


藤原竜也
伊勢谷友介
吉高由里子
生瀬勝久
香川照之
松尾スズキ
柿澤勇人
光石研
嶋田久作

コメント
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