映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ゴーストライター

2011年11月12日 | 映画
今日もまたまたレビューです


<ストーリー> 映画.comより抜粋

元英国首相アダム・ラングの自伝執筆を依頼されたゴーストライターが、ラングの滞在する孤島を訪問。
取材をしながら原稿を書き進めていくが、次第にラングの過去に違和感を抱き始める。
さらには前任者の不可解な死のナゾに行き当たり、独自に調査を進めていくが、やがて国家を揺るがす恐ろしい秘密に触れてしまう。




よくも悪くもポランスキーらしい作品でした。
上質のサスペンスで、観ているこちらが引き込まれてしまいます。

ピアース・ブロスナン演じる首相に(絶対なんかあるぞこいつ…)と思わずにいられないストーリー運び。

ユアン・マクレガーは、相変わらずいい男だし、何が文句あるの?という作品ですが…


映画の雰囲気が暗い

この作品に限ったことじゃないんだけど、どーしてこうポランスキー作品って暗いんでしょうか。
画面に映る天気もぱっとしないし、全体的に湿度が高そうな作風です。
(まあ、この映画に晴天は似合わなそうだけど)

でも、これがポランスキーだといえばそうなんです。それをわかりきった上で観てるんだから、いまさらどうこう言うのは野暮ってもんでしょうかね

だけどもし、同じ脚本でエンタテインメント系の監督に作らせたら、かなり雰囲気の違う映画になるかも…?と思ってしまいました。




幸いにも、映画情報を極力排除して観たので、展開が読めずにずっとハラハラしていました。


昨今の映画紹介なんかは、語りすぎの部分があったりするので注意が必要ですね


ただ、強風なのに外で掃き掃除をしているおじさんにもなんか意味があるんじゃないか?と疑いの目を向けてしまいましたが何でもなく、ただ要領が悪いだけでした。

なんなの、あの思わせぶりなシーンは…




一シーンだけ出ている、重要な証言をするおじいさん。
特に気に留めなかったんだけど、後であの俳優はイーライ・ウォラックだと知りました。

あれ?あの人まだ生きてたんだっけ?(←失礼やろ!)と思わせてしまうほど、歳をとってるはずなんだけど、調べたら現在95歳!

いや~、とてもそうは見えないほど、シャキシャキでした。

ゴッド・ファーザーパート3の時より随分痩せた気がします。って、もう20年も前なんかい!


ラストの構図が印象的でした。ネタバレになるからどんなシーンだったとは言えないけれど。



最後に超どーでもいいことを

ビーちゃんは、プジョー206参照日記が大好きなのですが、この映画にそれが映ってたため、
「あ~!ペロが見えない。ユアン・マクレガー邪魔!
と言っていました。

車を見たいがために、主役が邪魔って…ありえんだろ



監督:ロマン・ポランスキー
原作:ロバート・ハリス
脚本:ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー
撮影:パベル・エデルマン
編集エルベ・ド・ルーズ
美術:アルブレヒト・コンラート
音楽:アレクサンドル・デプラ

原題:The Ghost Writer
製作国:2010年フランス・ドイツ・イギリス合作映画
上映時間:128分


<キャスト>

ユアン・マクレガー
ピアース・ブロスナン
キム・キャトラル
オリビア・ウィリアムズ
トム・ウィルキンソン
ティモシー・ハットン
ジョン・バーンサル
デビッド・リントール
ロバート・パフ
イーライ・ウォラック

コメント
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