映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

コンテイジョン

2011年11月21日 | 映画

<ストーリー> 映画.comより抜粋

地球規模で新種のウィルスが感染拡大していく恐怖を描いたサスペンス大作。
接触感染により数日で命を落とすという強力な新種ウィルスが香港で発生。
感染は瞬く間に世界中に拡大していく。
見えないウィルスの脅威に人々はパニックに襲われ、その恐怖の中で生き残るための道を探っていく。


ううう~一気に冬模様。寒いよ~

この映画を観ている時に、とても咳なんかできません

「感染してるわけじゃないんだよ~」と、誰も疑ってないのに弁解したくなります

“地球選抜”と銘打たれたキャスティング。
アカデミー賞受賞者、ノミネート者勢揃いの社会派ドラマでした。

このメンツでよかった。真に迫っていました。




映画は、2日目から始まります。

あれ?1日目は?と一瞬思いますが、そんなことおかまいなしに、ぐいぐい惹きつけられていきます。


致死率が高い感染映画といえば、かの『アウトブレイク』を思い出しますが、あの映画がエンターテインメントに徹してるとすれば、これはリアルさを追求している映画です。

『アウトブレイク』は、何が原因で、どうなれば助かるのかを観客全員が知っていますが、『コンテイジョン』は、感染がどこから始まったのか、どうすれば助かるのかがまったく見えません。

現実に起こったら、たぶんこういう経路を辿るんだろうなぁという、極めて現実的な展開になっていきます。




政府の対応、医療関係者の行動、便乗して金儲けをたくらむ者、ネットの情報に振り回される一般人など、各々の視点から感染の広がる様を描いています。

日本人として思ったこと。

マスクをしろよ~!!


日本ほどマスクを日常的に使っているところは珍しいのでしょうが、明らかに自分が感染しているとわかっていても、なぜ平気でゴホゴホできるのか。

スーパーに行ったら、食糧を買うより先にマスクを買えよと思ってしまう私はやっぱり日本人





パニックが起こるのを危惧して「誰にも言うなよ」と、町から出て行くことを友人に勧めるローレンス・フィッシュバーン。
だけど、その友人も「誰にも言わないで」と、そのまた友人に電話します。

きっとそのまた友人も…

誰にも大事な人がいるのは当たり前。本当に秘密を守りたかったら、まず自分がそうしなければならないのです。

けれど、こういうのが現実なんですよね。

まるで感染が起こった場合のシミュレーションを見ているようでした。


映画を観ている間中「感染源はどこ?」と気になっていましたが、ラストでやっと明かされます。


最後に出てくる1日目

すばらしい構成でした。



どーでもいいけど、この映画を観た後トイレに行ったんですが、なんとトイレを済ませて手を洗わずに出て行った女性を発見。


「手を洗えよ~!!」と叫びたかった瞬間でした



監督:スティーブン・ソダーバーグ
製作:マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア、グレゴリー・ジェイコブズ
製作総指揮:ジェフ・スコール、マイケル・ポレール、ジョナサン・キング、リッキー・ストラウス
脚本:スコット・Z・バーンズ
撮影:ピーター・アンドリュース
美術:ハワード・カミングス
編集:スティーブン・ミリオン
音楽:クリフ・マルティネス
衣装:ルイーズ・フログリー

原題:Contagion
製作国:2011年アメリカ映画
上映時間:106分


<キャスト>

マリオン・コティヤール
マット・デイモン
ローレンス・フィッシュバーン
ジュード・ロウ
グウィネス・パルトロウ
ケイト・ウィンスレット
ブライアン・クランストン
ジェニファー・イーリー
サナ・レイサン
エリオット・グールド
チン・ハン
モニーク・ガブリエラ・カーネン
ダリア・ストロコウス
ジョン・ホークス
ディミトリ・マーティン
アルミン・ローデ
アナ・ジャコービー=ヘロン
エンリコ・コラントーニ
ブライアン・クランストン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする