映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

ルビー・スパークス

2013年03月23日 | 映画
<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

若くして天才作家としてもてはやされたカルヴィン(ポール・ダノ)だったが、今ではひどいスランプに陥ってしまっている。
そこで、理想の女の子“ルビー・スパークス”の物語を書くことに。
執筆に没頭していたある日、何とカルヴィンの前に自分が空想して作り上げていたルビー(ゾーイ・カザン)が現われ…。






自分が書く話の中の理想の女の子が目の前に現れたら…という、ちょっと不思議でファンタジーなストーリー。

タイプライターひとつで彼女をいかようにも変えられる怖さを感じつつも、自分の理想の恋愛の形を追うあまり、やっぱりそれを利用してしまうというカルヴィン。
彼の気持ちがわからなくもないけれど…





悪く言えば自分に合わせて都合よく彼女をカスタマイズするんだけど、そうなると彼女自身の本当の姿とは何なのか、彼女の存在の意味は何なのかが疑問に思えてくるところ。
この作品のテーマはここなんですよね。
彼女を変えることで、たとえすべて思い通りにいったとしても、それは本当の自分たちの恋愛といえるのかどうか??
苦悩の末にカルヴィンがとった行動はもっともなことと思うと同時に、とても切ない気持ちになるシーンでもありました。




すべてが終わった後は、ちょっと読めてしまうラストでありましたが、でもこれがベストなんですよね。
やっぱりこうでないと!と思います



原題:Ruby Sparks
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:104分


監督:ジョナサン・デイトン バレリー・ファリス
製作:アルバート・バーガー ロン・イェルザ
製作総指揮:ロバート・グラフ ゾーイ・カザン ポール・ダノ
脚本:ゾーイ・カザン
撮影:マシュー・リバティーク
美術:ジュディ・ベッカー
衣装:ナンシー・スタイナー
編集:パメラ・マーティン
音楽:ニック・ウラタ

<キャスト>

ポール・ダノ
ゾーイ・カザン
アントニオ・バンデラス
アネット・ベニング
スティーブ・クーガン
エリオット・グールド
クリス・メッシーナ
アリア・ショウカット
アーシフ・マンドビ
トニ・トラックス
デボラ・アン・ウォール

コメント
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