ほとんど予備知識なし。
監督がベネット・ミラー。スティーブ・カレルとチャニング・テイタム、マーク・ラファロが出演しているレスリング映画ということしか知らないままに鑑賞しました。
この映画の彼は、ワシ鼻が強烈だったので、「あれ?スティーブ・カレルってあんな鼻だったっけ?」なんて思ったけど、この映画が実話であるということから、ジョン・E・デュポン本人に似せた結果だというのがわかりました。
ジョン・E・デュポンの写真
冒頭、レスリングの練習をする元オリンピック金メダリストの兄弟の様子が淡々と描かれています。
兄デイヴ(マーク・ラファロ)になんとなく引け目を感じている弟マーク(チャニング・テイタム)のところに、一本の電話が。
レスリングチームを結成するという大富豪からのお誘いの電話でした。
フツーの映画の展開なら、このチームに入ったマークの才能が花開き、試合を勝ち進んで行く…という展開を期待するところなのですが、どうもそんな雰囲気ではない。
画面全体に、常に不穏な空気が漂っているのです。
予備知識がないばかりに、これってどういう映画なの?と思いながら観ていましたが、何か起こる、何か起こるぞという空気がだんだん張りつめていった矢先…
唐突に頭の中に浮かび上がりました。
“フォックスキャッチャー事件”という言葉。
あ、そういえば、この映画が公開される時に聞いたような気がする。
今まで、スティーブ・カレルといえば、『リトル・ミス・サンシャイン』『ラブ・アゲイン』『ゲット スマート』といった、コメディ演技しか知らなかったので、こんなシリアスな役柄は初めて見ました。
え~、スティーブ・カレルってこんな演技もできるんだ。と彼の凄さを認識させられましたね。
今までの役柄が吹っ飛びました。
そういや、今年のアカデミー主演男優賞にスティーブ・カレルがノミネートされてたんだった。
何でこの人が…と不思議だったけど、納得です。
ところで全編とても静かな映画なので、いかに食べ物の音をさせないかということに、神経を使わされました
好みもあると思いますが、今年観た中で今のところベストな作品です
監督がベネット・ミラー。スティーブ・カレルとチャニング・テイタム、マーク・ラファロが出演しているレスリング映画ということしか知らないままに鑑賞しました。
この映画の彼は、ワシ鼻が強烈だったので、「あれ?スティーブ・カレルってあんな鼻だったっけ?」なんて思ったけど、この映画が実話であるということから、ジョン・E・デュポン本人に似せた結果だというのがわかりました。
ジョン・E・デュポンの写真
冒頭、レスリングの練習をする元オリンピック金メダリストの兄弟の様子が淡々と描かれています。
兄デイヴ(マーク・ラファロ)になんとなく引け目を感じている弟マーク(チャニング・テイタム)のところに、一本の電話が。
レスリングチームを結成するという大富豪からのお誘いの電話でした。
フツーの映画の展開なら、このチームに入ったマークの才能が花開き、試合を勝ち進んで行く…という展開を期待するところなのですが、どうもそんな雰囲気ではない。
画面全体に、常に不穏な空気が漂っているのです。
予備知識がないばかりに、これってどういう映画なの?と思いながら観ていましたが、何か起こる、何か起こるぞという空気がだんだん張りつめていった矢先…
唐突に頭の中に浮かび上がりました。
“フォックスキャッチャー事件”という言葉。
あ、そういえば、この映画が公開される時に聞いたような気がする。
今まで、スティーブ・カレルといえば、『リトル・ミス・サンシャイン』『ラブ・アゲイン』『ゲット スマート』といった、コメディ演技しか知らなかったので、こんなシリアスな役柄は初めて見ました。
え~、スティーブ・カレルってこんな演技もできるんだ。と彼の凄さを認識させられましたね。
今までの役柄が吹っ飛びました。
そういや、今年のアカデミー主演男優賞にスティーブ・カレルがノミネートされてたんだった。
何でこの人が…と不思議だったけど、納得です。
ところで全編とても静かな映画なので、いかに食べ物の音をさせないかということに、神経を使わされました
好みもあると思いますが、今年観た中で今のところベストな作品です