生まれて初めて「訴訟」というものを体験しました。
訴訟内容は簡単でたわいのないものかもしれません。
要は
両親が長年自営業で借りてた物件を解約する事になりまして。
引き渡し検査も無事終了して、いざ「保証金の返還」になったらその管理会社と連絡が取れなくなったという、なんとも冴えない事案なのです。
40年以上借りていたので大家も管理会社も変わっていて、どちらも現在東京方面なのです。
直接行くには遠いし、電話、郵便でも連絡取れないし。。
思いつく限りの相談窓口(消費センターから市役所、大阪府庁、東京都庁、国土交通省まで)に相談しましたが、一つの答えが「これは簡単な事案なので、個人で民事裁判したらどうですか」というアンサー。
「え、裁判〜!」ともビビりましたが、手続き方法など聞いてみると意外と簡単なようなんで、好奇心もあり両親も説得していざ「ゴー ツゥー 裁判所!」になったのでありました。
で行った初めての大阪簡易裁判所。
玄関で空港みたいに制服検査官のもと金属チェックもあって両親ともにひと時のプチ旅行気分なのでありました、
来館してる人は弁護士が多いのか、みんなキリッとしていて格好いいのを除けば(くたびれたおじいさんもいますが)事務所も市役所よりものんびりムード。
訴訟受付も親切に教えてくれて、時間は恐ろしくかかりましたが(相談窓口、記入場所、コピー場所が全て離れているのです!)、なんとか終了。
最後に「出頭する日を決めるので担当と面会して決めてください、案内します」と言われた時は少し気持ちが引き締まりました。
ここで一悶着。
「なんで私が出頭するの?悪いのはあっちなんで裁判所が話しつけたら済むはずでしょ!」「善良な市民を守るのとちゃうの?」と母が怒る!
裁判するために、来たのだしこれが順当だと説明して納得してもらいましたが、滞納もした事ないのに裁判なんて、やってられない気持ちもわかります。
また階数変えて廊下で待つ事數十分。
窓から見える景色は平和そのものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/df/a5018959d7ebb5c51580ad8394cf4366_s.jpg)
どんな気難しい人が来るかと思いきや来たのは20代後半くらいのあられチャンみたいな女性。
この方が先生とこに案内してくれるのね?と思いきや!
「今回の担当の〇〇ですぅ〜」といきなりあられチャンに言われても。。
「え、は?自分で大丈夫か?!」とは言わなかったけどマスク越しでもその表情は出てただろうなぁ。。
色々日にちの調整のために質問されたけど、しばらくは「ほんまに担当官か?」と疑ってしまい「えっ」とか「はっ」みたいな生返事しかできなかったです。
だって今にも「んちゃ!」て言いそうな人だったもんで、、
話しみるとしっかりした方なので安心もしました。(でも喋りはますますあられチャン!)
それまでに返金されるといいですが、相手も海千山千みたいですから長引くのは覚悟しなあきませんね。
あられチャンと共に戦っていく決意なのでありました!