椎名林檎が好きです。
メロディも好きだけど、歌詞がすごく好きで
大学生の頃はずっと歌詞カード読んでました。
今ではCDもCDプレーヤーも持ってない暮らしだけど…。
初期のね、「本能」の歌詞ね。
どうして歴史のうえに言葉が生まれたのか
太陽 酸素 海 風
もう充分だった筈でしょう
深いよ!林檎様!
人は自然のみで生きるに非らずだね!
言葉は大事!言葉は必要!言葉って素敵(特に林檎様の歌詞)!
というわけで、私は林檎様も好きですが、
「言葉」が好きです。
(若い頃、読めない熟語や漢字をせっせと採集して
ノートに記録する変な時期もあった)
はい。
第17回メフィスト賞受賞作(2000年)
古泉迦十(こいずみかじゅう)のデビュー作
『火蛾(ひが)』を読んだわけです。
12世紀の中東を舞台に、
イスラム教のスーフィーを題材にしたミステリ(と言っていいのか?)。
イスラム教の宗派の違いや、信仰の思想などはとても勉強になりました。
で、「ウワイス派」というのが登場するのですが、
こちらも実在する宗派なんですかね?よくわからん。
難しい歴史や思想はわかってないですが、
「言葉を否定する」というのがひとつの核になっています。
面白い理屈だったけど、承服しかねるね!
ということを、林檎嬢の歌を脳内再生しながら思った次第。
あと承服しかねるのが、
なんか、宗教的文脈で断定的に語られる文章で。
特にラストに顕著なんですが、
その理屈というか理論展開というか、納得いかない…!
という箇所が個人的には多かった。
とはいえ200ページ程のお話しです。
章立ても短めなので、仕事や家事のアレコレの合間に
サクサクっと読み進められます。
ところで、講談社ノベルスって紙が分厚いですよね。
200ページで、コスパ最強岩波文庫の400ページと同等の厚み。
(ホントどうでもいいけど、手近な本棚から抜き取った
岩波文庫の『罪と罰(上)』が399ページ760円です。
『火蛾』202ページは880円ね。はい)
この作者はこれがデビュー作とのことで、
どういう作風に育つのだろうと思ったら
これしか出版してないんですね。
メロディも好きだけど、歌詞がすごく好きで
大学生の頃はずっと歌詞カード読んでました。
今ではCDもCDプレーヤーも持ってない暮らしだけど…。
初期のね、「本能」の歌詞ね。
どうして歴史のうえに言葉が生まれたのか
太陽 酸素 海 風
もう充分だった筈でしょう
深いよ!林檎様!
人は自然のみで生きるに非らずだね!
言葉は大事!言葉は必要!言葉って素敵(特に林檎様の歌詞)!
というわけで、私は林檎様も好きですが、
「言葉」が好きです。
(若い頃、読めない熟語や漢字をせっせと採集して
ノートに記録する変な時期もあった)
はい。
第17回メフィスト賞受賞作(2000年)
古泉迦十(こいずみかじゅう)のデビュー作
『火蛾(ひが)』を読んだわけです。
12世紀の中東を舞台に、
イスラム教のスーフィーを題材にしたミステリ(と言っていいのか?)。
イスラム教の宗派の違いや、信仰の思想などはとても勉強になりました。
で、「ウワイス派」というのが登場するのですが、
こちらも実在する宗派なんですかね?よくわからん。
難しい歴史や思想はわかってないですが、
「言葉を否定する」というのがひとつの核になっています。
面白い理屈だったけど、承服しかねるね!
ということを、林檎嬢の歌を脳内再生しながら思った次第。
あと承服しかねるのが、
なんか、宗教的文脈で断定的に語られる文章で。
特にラストに顕著なんですが、
その理屈というか理論展開というか、納得いかない…!
という箇所が個人的には多かった。
とはいえ200ページ程のお話しです。
章立ても短めなので、仕事や家事のアレコレの合間に
サクサクっと読み進められます。
ところで、講談社ノベルスって紙が分厚いですよね。
200ページで、コスパ最強岩波文庫の400ページと同等の厚み。
(ホントどうでもいいけど、手近な本棚から抜き取った
岩波文庫の『罪と罰(上)』が399ページ760円です。
『火蛾』202ページは880円ね。はい)
この作者はこれがデビュー作とのことで、
どういう作風に育つのだろうと思ったら
これしか出版してないんですね。
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