(写真はクリックで拡大します)
マラソンディナー 深夜のお国自慢 -ミラノ2- 1987.6.2~5&7~8
世界ガス連盟(IGU)J委員会は、各国委員の報告の後、前回スタディとの違いを中心に議論される。夕刻にはその作業も終わり、場所を変えてのマラソンディナー。
同業T社のO氏はTEATRO SCALAの切符をダフ屋から?万円で入手しCARDILLACというオペラ見物、欧州駐在のM君は赴任早々で子供の宿題を国際電話でコーチしなけりゃ!と皆さん適当な言い訳でマラソンディナーを欠席。結局、日本代表は小生一人となった。
(左)マラソンディナー会場L'Oca Nera (右)スカラ座の演物「CARDILLAC」
会場はL’ OCA NERAという近代レストラン。イタリア最大のエネルギー会社SNAMの副社長直々のお出迎えである。
イタリアンヌーベルバーグの料理、Antipasto, Zuppa, Risotto, Pesce, Carne, Verdura, Dolceとボリューム満点の料理が次々と出てくる。比較的小柄なイタリア人が、よくもまあと言いたくなる食欲、若者と大人の体型の落差は十分理解できる。
食後のリキュールと葉巻タイム
11時頃にデザートが出て、ぼつぼつお開きかと思いきや何の何の!古風なデカンターに入った数種類のリキュールタイムの始まり。リキュールをパスする人は1/3ほどいる。
喫煙家は葉巻をどうぞ!と葉巻愛好家のドイツの委員が提案。小生はキューバ葉巻にチャレンジ。夫婦連れのテーブルはキャッキャ言って盛り上がっている。が、チョンガーで参加しているテーブルは話題が尽きてしらけ始めている。
我がテーブルではというと、航空会社の評価の真最中である。「何故、みんな自国の航空会社を好むのだろう?」という質問が、そもそもの始まりである。小生の隣から順にスペイン人、フランス人、英国人、オランダ人と5ケ国の委員が夫々のお国の航空会社の自慢話に熱中し出したのである。
(左)AF(フランス・コンコルド) (右)BA(英国・世界初のジェット旅客機Comet4)
フランス人はコンコルドを生み出した国だけあって、技術とスチュアデス(主として容姿)を誉める。
イギリス人はジェット機コメットを初めて就航させた自負があり技術が売り物。スチュアデスのお褒めの言葉はなかった。
(左)KLMオランダ航空 (右)イベリア航空
オランダ人はKLMの安全性と合理性を力説する。
スペイン人はイベリア航空がつい最近までIATAに加盟しておらず、やや国際性の欠如、スペイン人の航空機利用頻度の低さ等、やや卑下した論調。
JAL日本航空
小生はJALのサービスとスチュアデスの若さ、特にサービスの点で日本の航空会社の右に出る会社はないと主張。
何故か評判悪かったアリタリア航空
かなりの賛同が得られたが、結局欧州で一番評価の低かったのはアリタリア航空、自国以外で最も人気の良かったのはシンガポール航空であった。
日付が変わった頃、このマラソンディナーもやっとお開きとなった。
自国以外で一番人気のシンガポール航空とスチュアデスの制服
翌日は、午前中で会議が終了。欧州駐在したばかりでミラノを知らないM君と街見物。M君も会社の女性への土産に一口乗るという。彼が買ったのはスケスケルックのSILKのピンクのブラウス。果たしてこんな過激なファッション、着てくれるかどうか?
(追伸:1年経ったが未だ着たのを認めず。下着姿同様ゆえ無理もなしか。でも見て見たいものだが!)
マラソンディナー 深夜のお国自慢 -ミラノ2- 1987.6.2~5&7~8
世界ガス連盟(IGU)J委員会は、各国委員の報告の後、前回スタディとの違いを中心に議論される。夕刻にはその作業も終わり、場所を変えてのマラソンディナー。
同業T社のO氏はTEATRO SCALAの切符をダフ屋から?万円で入手しCARDILLACというオペラ見物、欧州駐在のM君は赴任早々で子供の宿題を国際電話でコーチしなけりゃ!と皆さん適当な言い訳でマラソンディナーを欠席。結局、日本代表は小生一人となった。
(左)マラソンディナー会場L'Oca Nera (右)スカラ座の演物「CARDILLAC」
会場はL’ OCA NERAという近代レストラン。イタリア最大のエネルギー会社SNAMの副社長直々のお出迎えである。
イタリアンヌーベルバーグの料理、Antipasto, Zuppa, Risotto, Pesce, Carne, Verdura, Dolceとボリューム満点の料理が次々と出てくる。比較的小柄なイタリア人が、よくもまあと言いたくなる食欲、若者と大人の体型の落差は十分理解できる。
食後のリキュールと葉巻タイム
11時頃にデザートが出て、ぼつぼつお開きかと思いきや何の何の!古風なデカンターに入った数種類のリキュールタイムの始まり。リキュールをパスする人は1/3ほどいる。
喫煙家は葉巻をどうぞ!と葉巻愛好家のドイツの委員が提案。小生はキューバ葉巻にチャレンジ。夫婦連れのテーブルはキャッキャ言って盛り上がっている。が、チョンガーで参加しているテーブルは話題が尽きてしらけ始めている。
我がテーブルではというと、航空会社の評価の真最中である。「何故、みんな自国の航空会社を好むのだろう?」という質問が、そもそもの始まりである。小生の隣から順にスペイン人、フランス人、英国人、オランダ人と5ケ国の委員が夫々のお国の航空会社の自慢話に熱中し出したのである。
(左)AF(フランス・コンコルド) (右)BA(英国・世界初のジェット旅客機Comet4)
フランス人はコンコルドを生み出した国だけあって、技術とスチュアデス(主として容姿)を誉める。
イギリス人はジェット機コメットを初めて就航させた自負があり技術が売り物。スチュアデスのお褒めの言葉はなかった。
(左)KLMオランダ航空 (右)イベリア航空
オランダ人はKLMの安全性と合理性を力説する。
スペイン人はイベリア航空がつい最近までIATAに加盟しておらず、やや国際性の欠如、スペイン人の航空機利用頻度の低さ等、やや卑下した論調。
JAL日本航空
小生はJALのサービスとスチュアデスの若さ、特にサービスの点で日本の航空会社の右に出る会社はないと主張。
何故か評判悪かったアリタリア航空
かなりの賛同が得られたが、結局欧州で一番評価の低かったのはアリタリア航空、自国以外で最も人気の良かったのはシンガポール航空であった。
日付が変わった頃、このマラソンディナーもやっとお開きとなった。
自国以外で一番人気のシンガポール航空とスチュアデスの制服
翌日は、午前中で会議が終了。欧州駐在したばかりでミラノを知らないM君と街見物。M君も会社の女性への土産に一口乗るという。彼が買ったのはスケスケルックのSILKのピンクのブラウス。果たしてこんな過激なファッション、着てくれるかどうか?
(追伸:1年経ったが未だ着たのを認めず。下着姿同様ゆえ無理もなしか。でも見て見たいものだが!)