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旅行記、世相独言

桃山学院大学大学祭と街の活性化

2010年11月19日 22時20分00秒 | イベント
(写真はクリックで拡大します)


桃山学院大学大学祭と街の活性化  2010.11.19-21


 第50回桃山学院大学大学祭パンフ

 我が家のある団地は高度成長の最中、駅からバスで20分ほど乗らなければならない和泉丘陵に開発された。今から35年近く前のことである。
 
 私がここに土地を求め、家を建てたのが今から33年前、庭付き一戸建てというやつである。周囲にはみかん山がたくさんあり、女房、子供たちにとっては空気の綺麗な緑豊かな良い環境であったが、勤め人の私にとっては大阪市内の1時間弱の通勤圏から急遽1時間余分にかかる通勤圏に環境が変わり、慣れるまでが大変であった。

 しかし、700戸近い団地は30~40代の世代が多く、小さな子供たちの賑やかな声がいつも屋外で聞こえ、あちこちにあった空き地に次々と新しい家が建ち、日増しに街の活気が感じられた。

 大学祭開始を告げるパレード
 
 それから33年経った今、わが街はどうか?
 現在、千里NTや泉北NTが高齢化の進展の中で、街の活性化に悩みを抱えているが、わが街も住民の高齢化、家屋の老朽化等が徐々に見られ始めた頃、丁度今から15年前、泉北高速鉄道の光明池駅からの一駅延伸と桃山学院大学の移転が実現し、若い人達が大勢我が団地に姿を見せるようになった。
 33年前に土地を購入した時、「あと2~3年で一駅延伸する」ということであったが、待つこと20年、何とか定年までに駅の延伸が間に合ったのはラッキーというべきか。

  
        チェアリーダーズ「FLAPPERS」の演技で大学祭の開始を盛り上げる

 今日から3日間、桃山学院大学の大学祭である。朝から大学祭の始まりを知らせるパレードがあり、チェアリーダーたちの若さ溢れる演技や、吹奏楽が大学祭の始まりを盛上げる。様々な模擬店が開店準備に大わらわ。この大学は「世界市民」を育てることに注力しており海外からの交換留学生も多数留学している。フランスからの留学中のお嬢さんがたこ焼きを頬張る姿や、韓国からの留学生がチヂミの店を出したりして、結構見てまわるのも面白い。

 チェアリーダーの後は吹奏楽団

 私自身は、この大学が開放する様々な講義に社会人聴講生として参加しもう3年目になる。若い人達と机を並べて勉強するのは大いに楽しいものだ。

 今日はいい天気。これから沢山来るぞ。

 沢山の若い世代が集まる所に様々なお店が出来、街路の人通りも賑わいが確保され、街全体になんとなく若い匂いが漂う、といった街全体の活性化が確保されている。少子高齢化が叫ばれて久しい我が国だが、子供や若者が少ない国や都市が過去どうなったかは、多くの歴史が同じ結果を示している。少子化対策に本腰入れて取り組んで欲しいものである。  

  
左は、朝9時過ぎ、屋台が準備を始める  右は、午後3時頃、さすがにおお賑わい。

 また、地域と大学が様々な交流を通じて、今後ともお互いに活力が高められることを願っている。


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