(写真はクリックで拡大します)
前夜祭は「スカラ座」でガラ・コンサート -ミラノ- 1994.6.15~6.26
ガラ・コンサート会場のライトアップされた「スカラ座」
19日はいよいよ前夜祭。会議登録をフィエラ・ミラノで済ませる。登録費は既に日本から振り込まれているが一人何と10数万円! 何せ1週間足らずで20億円近くを使い果たす豪華会議である。
展示場の設営も最終段階に入り、設営責任者のI女史がGパン姿で差配している。日本庭園と大きな赤い和傘で野点を演出した200m2のブースは一際目につくブースである。周囲にはガス・ド・フランス(仏)、ブリティッシュ・ガス(英)、ガス・プロム(露)等の巨大ブースも設営されている。 ほとんどの参加者が18日にミラノ入りしており、市内のホテルはどことも超満員のようだ。
この中の数名がJGAレセプションでのピック・アップメンバー
明日の開会式を前に、IGU(世界ガス連盟)理事会が37ケ国100名の参加で開催された。小生もJGA事務局として出席する。現会長イタリアのM氏は名誉会長に、次期会長はデンマークのR氏、副会長にはフランスのM氏、事務局長にはオランダのM氏がそれぞれ選出され、次回1997年のデンマーク世界ガス会議の体制が決定された。2003年には日本での開催が決定している。
入場チケット(指定座席へは僧衣姿の案内人が)
夕刻、afternoon18時とevening21時15分の2回、ミラノ・スカラ座を借り切ったガラ・コンサートが開演される。会議登録申込者のうち先着2000名程度しか招待されないため、事前登録申込は結構多かったようだ。
今宵だけの特別プログラム
スカラ座のオペラは毎年ミラノの守護聖人、聖アンブロージョの祝日にあたる12月7日に初日を迎え、5月末日まで様々なプログラムが上演される。そういう意味では今はオフシーズン。今宵の演目はROSSINIのSinfonia他、PUCCINI、CILEA、MASCAGNI、VERDIの歌曲7曲がソプラノLUCIA MAZZARIA、テノールVINCENZO LA SCOLAによって演じられる。指揮はMAURIZIO BENINI。
内部座席配置
開演前のスカラ座広場には会議関係者が多数集まり、ほとんどが夫婦連れの正装での参加である。
1778年にサンタマリア・デッラ・スカラ教会の跡地に造られ、第2次世界大戦で焼失、1946年に再建されたスカラ座の内部は、アリーナを取り囲む桟敷席が6層もあり、縦方向に大きな空間を作り出し、重厚な感じを醸し出している。アリーナは中央通路を挟んで左右に夫々15席づつ配置されている。桟敷席の下をくぐってアリーナに行くので、神父さんのような衣装を纏った案内係が懐中電灯で足元を照らしながら案内してくれる。
開演前のひと時
内部参考
およそ1時間程のコンサートは、あっという間に終演を迎え、名残を惜しみつつ劇場の外に出る。6月の19時半はまだまだ明るく、そんな中にスイスのC夫妻を発見する。IGU事務局長補佐を務める彼女は気さくな人柄で面倒見も良く、有能な補佐職である。お互い良かったねえ!と言いつつ、彼女達はこれからIGU会長主催の晩餐会に出かけるのだ。
IGU事務局長補佐のCさんと
小生も「おたふく風邪」の邪魔が入らなければ、ミラノ大学で21時15分から開催される会長主催の晩餐会に招待状を持って出かける予定だったのだが。
その「おたふく風邪」の話は、次回に。
前夜祭は「スカラ座」でガラ・コンサート -ミラノ- 1994.6.15~6.26
ガラ・コンサート会場のライトアップされた「スカラ座」
19日はいよいよ前夜祭。会議登録をフィエラ・ミラノで済ませる。登録費は既に日本から振り込まれているが一人何と10数万円! 何せ1週間足らずで20億円近くを使い果たす豪華会議である。
展示場の設営も最終段階に入り、設営責任者のI女史がGパン姿で差配している。日本庭園と大きな赤い和傘で野点を演出した200m2のブースは一際目につくブースである。周囲にはガス・ド・フランス(仏)、ブリティッシュ・ガス(英)、ガス・プロム(露)等の巨大ブースも設営されている。 ほとんどの参加者が18日にミラノ入りしており、市内のホテルはどことも超満員のようだ。
この中の数名がJGAレセプションでのピック・アップメンバー
明日の開会式を前に、IGU(世界ガス連盟)理事会が37ケ国100名の参加で開催された。小生もJGA事務局として出席する。現会長イタリアのM氏は名誉会長に、次期会長はデンマークのR氏、副会長にはフランスのM氏、事務局長にはオランダのM氏がそれぞれ選出され、次回1997年のデンマーク世界ガス会議の体制が決定された。2003年には日本での開催が決定している。
入場チケット(指定座席へは僧衣姿の案内人が)
夕刻、afternoon18時とevening21時15分の2回、ミラノ・スカラ座を借り切ったガラ・コンサートが開演される。会議登録申込者のうち先着2000名程度しか招待されないため、事前登録申込は結構多かったようだ。
今宵だけの特別プログラム
スカラ座のオペラは毎年ミラノの守護聖人、聖アンブロージョの祝日にあたる12月7日に初日を迎え、5月末日まで様々なプログラムが上演される。そういう意味では今はオフシーズン。今宵の演目はROSSINIのSinfonia他、PUCCINI、CILEA、MASCAGNI、VERDIの歌曲7曲がソプラノLUCIA MAZZARIA、テノールVINCENZO LA SCOLAによって演じられる。指揮はMAURIZIO BENINI。
内部座席配置
開演前のスカラ座広場には会議関係者が多数集まり、ほとんどが夫婦連れの正装での参加である。
1778年にサンタマリア・デッラ・スカラ教会の跡地に造られ、第2次世界大戦で焼失、1946年に再建されたスカラ座の内部は、アリーナを取り囲む桟敷席が6層もあり、縦方向に大きな空間を作り出し、重厚な感じを醸し出している。アリーナは中央通路を挟んで左右に夫々15席づつ配置されている。桟敷席の下をくぐってアリーナに行くので、神父さんのような衣装を纏った案内係が懐中電灯で足元を照らしながら案内してくれる。
開演前のひと時
内部参考
およそ1時間程のコンサートは、あっという間に終演を迎え、名残を惜しみつつ劇場の外に出る。6月の19時半はまだまだ明るく、そんな中にスイスのC夫妻を発見する。IGU事務局長補佐を務める彼女は気さくな人柄で面倒見も良く、有能な補佐職である。お互い良かったねえ!と言いつつ、彼女達はこれからIGU会長主催の晩餐会に出かけるのだ。
IGU事務局長補佐のCさんと
小生も「おたふく風邪」の邪魔が入らなければ、ミラノ大学で21時15分から開催される会長主催の晩餐会に招待状を持って出かける予定だったのだが。
その「おたふく風邪」の話は、次回に。