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入国拒否から1年、執念の済州島 -済州島- 99.03.26~03.28
事の発端は、昨年の業界団体の懇親旅行。行き先は済州島である。残念ながら参加出来ずオフィスで執務中の小生のもとに、旅行代理店から「えらいことですねん!」と電話が入った。飛行機でも落ちたかと一瞬どきりとしたが、「Fさんが入国出来ません!」との声に、「何故?」と思わず聞き返す。「期限切れです!」「???」。
まず最初に、Fさん本人がパスポートの期限、MARCH(3月)とMAY(5月)を勘違いしていたこと。次に旅行代理店が、それに気づかず手続きを行ったこと。更に更に、日本の出国審査官が期限切れを見落として出国させてしまったこと。これらのミスが同時に発生し、Fさんは済州島(Cheju)に辿り着きながら入国出来なかったのである。
さすがに、韓国の入国審査官も気の毒がり、本国まで問い合わせをしてくれたようだが、答えはNO。貴賓室に通され、帰りの便を待つ間に、韓国側も気を使い、免税のお土産店に行きませんか?と言ってくれたようだが、本人の憤りは収まらない。
結局、名古屋空港に向かう便に乗り、旅行代理店の深謝の出迎えを受けた次第。
という訳で、今年の懇親旅行は勿論!済州島である。今回は当然あの旅行代理店は外され、別の代理店が取り扱う。
済州島は、かつては韓国における新婚旅行のメッカ。それ程に寒さ厳しい本土と違って温帯海洋性気候がもたらす温暖な土地で、常駐人口は53万人。秦の始皇帝に不老草の存在を紹介し、採取を命じられた「徐福」伝説が伝わる島である。
高(Ko)、梁(Yang)、Puという苗字と関係する三姓穴 民族自然史博物館 不老草ゆかりの竜頭岩
チェズ(Cheju)空港に到着後、済州市内で早速本場の石焼ビビンバの昼食。その後、済州市周辺の観光に出かける。徐福に同行した500名の童男童女が住み着いたと言われる済州島、そのせいか高(Ko)、梁(Yang)、Puという苗字が多く、これと関係のある三姓穴という洞や、民族博物館、海に面した不老草ゆかりの竜頭岩等を観光して、グランドホテルにチェックインする。
済州グランドホテル
夜は、韓国風の建物の料亭で伎生付きの宴会。お世話をしてくれるチマチョゴリ姿の女性達が、ぞろぞろ入ってくる。韓国料理が卓上に最初から全て並べられるところは、日本の懐石と大きく違うところ。
韓国宴席の料理イメージ
食後は、市内のカラオケ屋で何故か日本歌謡のオンパレード。お世話をしてくれている女性に韓国茶を飲みたいと言うと、ホテル近くの茶房に案内してくれる。韓国茶を飲ませる喫茶店は、店内は薄暗く好い香が漂っている。様々な茶器が並べられ、茶種も多く様々なブレンドがあるようだ。とりあえず健康志向のものをブレンドしてもらう。中国式の飲み方で、香を楽しみつつ、こういう喫茶店もいいなあと思った次第。
韓国茶房の一例、薄暗い木の香漂う店、様々な茶器・・・
Sさんというお世話係りの女性との会話は、何故か美容整形。韓国の女性は美容整形をする人が多いようだが、その影で失敗等で泣く女性も多いとSさんの話。
さあ!明日は、ゴルフ。楽しみだ!
入国拒否から1年、執念の済州島 -済州島- 99.03.26~03.28
事の発端は、昨年の業界団体の懇親旅行。行き先は済州島である。残念ながら参加出来ずオフィスで執務中の小生のもとに、旅行代理店から「えらいことですねん!」と電話が入った。飛行機でも落ちたかと一瞬どきりとしたが、「Fさんが入国出来ません!」との声に、「何故?」と思わず聞き返す。「期限切れです!」「???」。
まず最初に、Fさん本人がパスポートの期限、MARCH(3月)とMAY(5月)を勘違いしていたこと。次に旅行代理店が、それに気づかず手続きを行ったこと。更に更に、日本の出国審査官が期限切れを見落として出国させてしまったこと。これらのミスが同時に発生し、Fさんは済州島(Cheju)に辿り着きながら入国出来なかったのである。
さすがに、韓国の入国審査官も気の毒がり、本国まで問い合わせをしてくれたようだが、答えはNO。貴賓室に通され、帰りの便を待つ間に、韓国側も気を使い、免税のお土産店に行きませんか?と言ってくれたようだが、本人の憤りは収まらない。
結局、名古屋空港に向かう便に乗り、旅行代理店の深謝の出迎えを受けた次第。
という訳で、今年の懇親旅行は勿論!済州島である。今回は当然あの旅行代理店は外され、別の代理店が取り扱う。
済州島は、かつては韓国における新婚旅行のメッカ。それ程に寒さ厳しい本土と違って温帯海洋性気候がもたらす温暖な土地で、常駐人口は53万人。秦の始皇帝に不老草の存在を紹介し、採取を命じられた「徐福」伝説が伝わる島である。
高(Ko)、梁(Yang)、Puという苗字と関係する三姓穴 民族自然史博物館 不老草ゆかりの竜頭岩
チェズ(Cheju)空港に到着後、済州市内で早速本場の石焼ビビンバの昼食。その後、済州市周辺の観光に出かける。徐福に同行した500名の童男童女が住み着いたと言われる済州島、そのせいか高(Ko)、梁(Yang)、Puという苗字が多く、これと関係のある三姓穴という洞や、民族博物館、海に面した不老草ゆかりの竜頭岩等を観光して、グランドホテルにチェックインする。
済州グランドホテル
夜は、韓国風の建物の料亭で伎生付きの宴会。お世話をしてくれるチマチョゴリ姿の女性達が、ぞろぞろ入ってくる。韓国料理が卓上に最初から全て並べられるところは、日本の懐石と大きく違うところ。
韓国宴席の料理イメージ
食後は、市内のカラオケ屋で何故か日本歌謡のオンパレード。お世話をしてくれている女性に韓国茶を飲みたいと言うと、ホテル近くの茶房に案内してくれる。韓国茶を飲ませる喫茶店は、店内は薄暗く好い香が漂っている。様々な茶器が並べられ、茶種も多く様々なブレンドがあるようだ。とりあえず健康志向のものをブレンドしてもらう。中国式の飲み方で、香を楽しみつつ、こういう喫茶店もいいなあと思った次第。
韓国茶房の一例、薄暗い木の香漂う店、様々な茶器・・・
Sさんというお世話係りの女性との会話は、何故か美容整形。韓国の女性は美容整形をする人が多いようだが、その影で失敗等で泣く女性も多いとSさんの話。
さあ!明日は、ゴルフ。楽しみだ!