エドノサムの趣味活動と些細な出来事       

* エドノサムの趣味活動・・の HP内容を引継ぎ、
 日頃 の 趣味活動を このブログに掲示しています。

★ 表装サークルでの活動

2010年11月22日 | 表装

* 表装サークルに入会して 1年が経ちました。


昨年の11月に近所のコミュニティ会館でサークルフェアを
見学し、その時を機に 私は表装サークルに入会しました。

表装とは・・書道の書や、水墨画の絵などを展示する際に
装って飾ります。その方法は掛け軸や、屏風などで装います。
つまり、掛け軸 や 屏風 などを作る活動です。




私は入会してから先輩の軸作りを見学しながら、軸を作る手順や
方法を教わり、又掛け軸の部位名なども学びました。 
そして、先ずは小さなハガキ掛け作りから 始めました。


掛け軸を作る第一の作業は軸用の布地選びと、その布地の裏に
和紙を貼る作業を学びます この作業が重要で 又基本となります。
この薄い和紙を貼り付ける事を 裏打ちと言います。


のりで布地の裏に薄い和紙を綺麗に貼り 襖の様な板に張り乾かします。


写真左側の板が 一枚の布地に薄い和紙を貼った様子です。


裏打ちを終えた布地を 部位ごとにカッターでカットしながら・・ 
画を軸中央に置き、カットした部位毎の布地を上下左右に張り合わせ
ながら一枚の軸を作ります。


写真中央の板・・軸の大きさの形になった物に和紙をまた貼り付けます、
軸全体に貼る状態を総裏貼りと言います。
総裏を行った軸を写真中央の様に板に張り乾かします。


乾燥を終えた一枚物の軸に 棒を上下に付けて完成です。

完成品はこの様に巻いて保管します。




実際の作業は細かく寸法などもシビアです、その作業結果が作品の出来栄え
として現れます。 一つの職人作業です・・・




私はこの一年で小さいハガキ掛けと、色紙掛けを 計3点作りました。
ハガキ掛け

二作目は色紙掛け

三作目も色紙掛け

掛けてある色紙は水墨画で学んだ自作の色紙画です。


未だ手の凝った大きな軸は作れませんが、そろそろ本紙(書や画)を
貼り付ける大きめの軸を 作る計画をしています。






* 今年も地域コミニュティ会館でサークルフェアが昨日ありました。


私の所属している表装(表研サークル)も 昨日のフェアに参加し展示
致しました。
私は今年作った3点の軸から2点を 先輩の作品と一緒に展示しました。

その様子を写真で紹介します。


玄関先では模擬店も


表装の作品です


写真中央で色紙の絵を色紙掛けに掛けた作品が・・・


小さいハガキ掛け、鶴のハガキ画も自作です。

作品の隣に作者名が無いから・・出来栄えも気になりません。





あれから一年 今年は表装作品展の中に 自分の作品があるとは・・
来年は自作の水墨画を本紙にした本格的な軸を作り 展示しますよ。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする