*もうさすがにそんな必要はないと思うけど、CANADA vs JAPAN の試合内容/結果には触れて
せんので、録画をお楽しみの皆さんも、安心して最後までお読み頂けます。
先週に続いて、SISAC league (U19)。今週は、浦東は康橋に在る英国国際学校(BISS)のグラウンドで
レフリーをして来た。最終日となるこの日も試合数はトータルで10試合。仕事の都合で「朝は駄目」
のALEX君に代わり、先ず朝一番からの3試合をこなして3試合レスト。そして2試合と合計で5試合。
BISSのピッチは縦方向に若干距離が短く、従って点の取り合りになると予測されたが、蓋を開けて
みると、40点以上が3試合、30点以上が2試合と、それ程顕著な結果にもならなかった。ファイナル
とあってか、プレーのひたむき度は先週よりも高く感じられたかな?
SISAC league, Final ;
(1)BISS PD (ポイント211) (2)SRIS (ポイント203)
(3)DCS (ポイント26)
(4)BISS PX (ポイント-53)
(5)FLS (ポイント-104)
(6)SCIS (ポイント-288)
前週から、BISS PX と FLS の順位が入れ替わっただけで、その他は変更無し。
或る試合の後に、敗けたチームの選手の何人かが「ルールの確認をしたい」と言って近付いて来た。
「ラックの際にボールをシーリングするとは?」に付いての事。彼等が試合中に「これはシーリング
だろう」と思っていたプレーを、どうやら僕が見逃していた様で、その確認がしたかった様だ。彼等
が指摘するプレー自体を憶えていた訳ではないが「そうゆうプレーが有ったんやったら、そら完全に
シーリングや。誰やねん、その試合のレフリーは? あ、オレか?」でミスを認め、和んでもらえた
(フランス人の少年にも、関西風アッサリ味の1人ボケツッコミが通じた事は収穫)。試合後の、この様
なコミュニケーションは勿論、敗戦チームからの感謝と労いが、レフリーとしては一番嬉しい。それ
にも増して、選手自らが訊きに来てくれたお陰で、間違った認識のまま次のステップに進んでしまう
のが阻止された事に安堵した。若い世代へのコーチやレフリーの責任、本当に重大です。
尚、このリーグ戦はここでひと区切りとなるが、この結果を踏まえ、また次へと駒を進める事になる
らしい。あまり詳しい事は分からないんだけど、今後も色んなトーナメントが予定されているので、
「またレフリーさせてもらうよ」とセールスだけはしておいた。問題は学校行事だけに平日の開催も
有り得る事。有給休暇は完全に Sold Out だ。
ところで、彼等の中にはKids時代から顔見知りのプレイヤーが何人か居て「お互い永いねぇ」という
様な会話が普通に交わされる事が何だか可笑しい。会う度に身体はデカクなって、フレンドリーな中
にも礼儀正しい振る舞いをされると、本当に頼もしく思えて来る。遠くNZでは今、RWCがたけなわ。
そして目の前のU19世代は2015年のイングランド、更には2019年の日本での主役となるべき世代が
彼等。RWCまでの距離はとてつもなく長く険しいと思うけど、どうしてもそういう風に繋げて考えて
しまうね。
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上海のベストシーズンって本当に短い。秋晴れの空の下、SRFCへとタクシーを飛ばして午後は 双龍
×毛蟹×Hermits=3チームによるフレンドリーマッチを3試合。ピッチに入り、先ずはジュニアから
シニア対応へモードチェンジしてスイッチオン!
双龍の試合内容に付いては……、ここで多くは書きませんが、気付いた点を幾つか;
・毛蟹(Hermits)との差は、1人がビッグゲインした際にフォローするプレイヤーが居るか居ないか。
足、止まってない?
・スクラム。西洋人相手でも充分に通用するが、ただやみくもに押すのではなく…。それと、これは
どのチームにも言える事だけど、4段階コールのタイミングを早く掴んで欲しい。「ポーズ」で、
そこはグッと耐えなきゃ(この時間を利用して力を貯め、爆発寸前に持って行く)。
・フロント陣、やっぱりよく仕事してる。前に「スクラムがコンテストになったら、さあどうか?」
と疑念を示したが、撤回せねばなるまい。
反省を1つ。赤田君のトライ判定をミスったのは申し開きの出来ない事。アドバンテージ解消を急ぐ
必要は無かった。セオリーも何も有ったもんじゃない赤田君の走りに、また1つ、好い勉強をさせて
もらったと感謝している。有難う、そして、すまなんだ。
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夕方、シャワーを浴びるのももどかしく、RWC(プールA)の The Biggest Match、NZ vs フランス。
何とかギリギリで「ハカ」に間に合う。フランス相手には「カパオパンゴ」かぁ。あんだけボールが
サッササッサと動けば、あんだけバッキングしなくて好いんなら、ラグビー楽しいやろなーっていう
のが感想。
TV観戦を終えて外に出ると、SRFCの周辺は虫の音も耳に心地好い秋の夜長の始まりでした。土曜日、
朝~晩まで丸1日ラグビーにどっぷりと漬かれて(疲れて?)、至福の週末……でしたネ(♪)
Michael.
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