何かと総スカンのバンコクへ行って来ました。RBSC(Royal Bangkok Sports Club)7's
に参加する為です。
スワンナプーム国際空港に到着するや、早速「ふるちん」のお出迎え。
AJRC2008のバンコク開催が結局お流れとなった時に、バンコクジャパニーズ(BJ)
の「シモさん」こと、下前原さんから「こんな大会がバンコクであるけど………」といった
ご連絡が有り、それはプレイヤーとしての募集だったんですが「レフリーは要らんかぇ~」
と反応してみたら、見事に大会事務局と話を付けて頂いたと、こういう事です。
会場は競馬場のトラックの内側。
ラグビー(サッカーやクリケットも)が出来るピッチが2面、それにゴルフのショートコース
も隣接していて利用者(かなりの厳格なる会員制だと思う)の憩いの場となっています。香港
なんかもそうですが、日本の競馬場とかも、こういう土地の有効利用とかすれば良いのに…
と思います。
この場所、BJの40周年記念試合でも使用されていて、ご記憶の双龍メンバーも居られる
かと思いますが、あの時は雨上がりの「重馬場」でした。しかし今回はお天気に恵まれ芝生
のコンディションも上々です。
さて大会は参加12チームを4つのプールに分けての予選結果に従い、カップ、プレート、
ボウルの決勝トーナメントへ………というオーソドックスなシステム。時節柄、海外からの
参加チームは無く、11チームが地元バンコクの、1チームがパタヤのチームでした。警察
とか陸軍とか空軍とか(カップの優勝と準優勝チーム)、そういうのが目立ちましたね。
こちらはBJの試合風景(vs Royal Thai Air Force=空軍ですな)
この素敵なジャージィはチュラロンコン大学。日本でいうところの東京大学に相当する様な
大学らしいです。確かに、選手は賢そうな顔してましたね。
合間にはエキシビジョンとしてキッズラグビーの試合も有りまして、写真はBJキッズ。
8歳児とか10歳児とかのカテゴリー毎にチームを組むんですが、BJキッズは男女総勢で
30名弱位は居たでしょうか? BJのメンバー(親御さん)が熱心に指導されていました。
スッゲェ~ッ!と思ったのは、このBJキッズ(12歳)の試合で、SOとCTBとでサイン
プレー(シザース)とかをやっていた事。周囲の大人からひときわ大きな歓声が聞かれました。
先般(元)双龍キッズ;コーヤ君の「花園デビュー」の事を書きましたが、BJキッズからも
そう遠くない将来にトップリーガーが誕生するかも知れません………というのも、読売新聞
の衛星(バンコク)版に「子供の作文」特集が有って、こんなのを目にしたんですね。
この相部君もキッズの試合に出ていて、見事なスワーブで相手ディフェンダーを置き去りに
していました。
さて肝心のレフリングですが、会場入りしてバンコクレフリーズに自己紹介するや「ほな、
開幕の第1試合、吹いてみるけ?」との事。ゲストに対する敬意の表れか、単に試されてる
だけなのか? 勿論、それが目的で遥々上海から来ているんだし断る理由も無いので、栄え
有るオープニングのレフリー、楽しませてもらいました。
やば、下腹だいぶ出て来た………
大会の時間割がまた不思議で、第1試合のキックオフが13時。それ以降日が暮れても延々
と続いて、最終戦;カップの決勝が行われたのは21時半過ぎ。勿論、ナイトゲームですね。
尚、BJの成績は、ボウルの決勝にまで駒を進めたものの、残念乍らそこで負けてしまって
(ボロ負けではない)結果はボウルの準優勝。しかしまぁ、BJのメンバーも皆よく走ります
わねぇ。いわゆる「独走」のシーンも幾つか有りましたが「走り切れて」いました。
私はといえばレフリーを3試合、アシスタントレフリーを4試合、キッズ
の試合を5試合と、存分に堪能させてもらいました。
大会を通じての感想は;
・BJは勿論、タイ人主体のチーム、西洋人主体のチームとも概ね(=100%ではないが)
フェアプレーの精神がとても浸透しておりレフリーの忠告にもキチンと耳を傾けてくれる。
偶発的なプレーによるイエローカードも有ったが、いわゆる不行跡的なものは皆無
⇒普段、上海でやっている時と比べ、格段にストレスの無い状況。
・タイ人は総じて身体が小さいものの、ランのスピードとスキルが無茶苦茶高く、15人制
よりは7人制向きと思われる。長いパスでピッチを幅いっぱいに使う時も、中国のチーム
の様に「停滞(或いは後退)」せず、必ず前へ出るアタックをしているので、見ている方も
ストレスを感じない。
・自身のレフリングに付いて。昨年末(12月)以来、約2ヵ月振りのホィッスルにしては、
まぁそこそこ無難に出来たかな?………という感じ。ミスも無かった訳ではないが、短い
時間の中で気持ちの処理=修正をする事が出来た。今回は、ブレイクダウンの場面でも、
出来るだけ広くピッチを見渡す視線を残そう……という課題を持って臨んだが、或る程度
意図するレフリングは出来たと勝手に思っている。
………の3点。
そんな訳で、素晴らしい経験をさせて頂いたRBSC、バンコクレフリーズ、そして暖かく
迎え入れて頂いたBJの皆さんに、大・大・大・感謝です!
「大王@バンコク面白案内人」
ところで、冒頭にも記しました「総スカン」のバンコクですが、街はいたって平穏でしたよ。
BTSも、
トゥクトゥクも、
セパタクローに興じる若者も、
ゾウさんも
………いつも通り。
実際、昨年末のゴタゴタの時も、空港とか観戦道路とかは混乱していたみたいだけど、街中
はそうでもなかったらしいです。しかしまぁ、外から来る者としては、その空港やら道路が
やられては近付く事が出来ない訳ですがね。
そんなこんなで2009年の「初笛」。やれやれです。
Michael.
に参加する為です。
スワンナプーム国際空港に到着するや、早速「ふるちん」のお出迎え。
AJRC2008のバンコク開催が結局お流れとなった時に、バンコクジャパニーズ(BJ)
の「シモさん」こと、下前原さんから「こんな大会がバンコクであるけど………」といった
ご連絡が有り、それはプレイヤーとしての募集だったんですが「レフリーは要らんかぇ~」
と反応してみたら、見事に大会事務局と話を付けて頂いたと、こういう事です。
会場は競馬場のトラックの内側。
ラグビー(サッカーやクリケットも)が出来るピッチが2面、それにゴルフのショートコース
も隣接していて利用者(かなりの厳格なる会員制だと思う)の憩いの場となっています。香港
なんかもそうですが、日本の競馬場とかも、こういう土地の有効利用とかすれば良いのに…
と思います。
この場所、BJの40周年記念試合でも使用されていて、ご記憶の双龍メンバーも居られる
かと思いますが、あの時は雨上がりの「重馬場」でした。しかし今回はお天気に恵まれ芝生
のコンディションも上々です。
さて大会は参加12チームを4つのプールに分けての予選結果に従い、カップ、プレート、
ボウルの決勝トーナメントへ………というオーソドックスなシステム。時節柄、海外からの
参加チームは無く、11チームが地元バンコクの、1チームがパタヤのチームでした。警察
とか陸軍とか空軍とか(カップの優勝と準優勝チーム)、そういうのが目立ちましたね。
こちらはBJの試合風景(vs Royal Thai Air Force=空軍ですな)
この素敵なジャージィはチュラロンコン大学。日本でいうところの東京大学に相当する様な
大学らしいです。確かに、選手は賢そうな顔してましたね。
合間にはエキシビジョンとしてキッズラグビーの試合も有りまして、写真はBJキッズ。
8歳児とか10歳児とかのカテゴリー毎にチームを組むんですが、BJキッズは男女総勢で
30名弱位は居たでしょうか? BJのメンバー(親御さん)が熱心に指導されていました。
スッゲェ~ッ!と思ったのは、このBJキッズ(12歳)の試合で、SOとCTBとでサイン
プレー(シザース)とかをやっていた事。周囲の大人からひときわ大きな歓声が聞かれました。
先般(元)双龍キッズ;コーヤ君の「花園デビュー」の事を書きましたが、BJキッズからも
そう遠くない将来にトップリーガーが誕生するかも知れません………というのも、読売新聞
の衛星(バンコク)版に「子供の作文」特集が有って、こんなのを目にしたんですね。
この相部君もキッズの試合に出ていて、見事なスワーブで相手ディフェンダーを置き去りに
していました。
さて肝心のレフリングですが、会場入りしてバンコクレフリーズに自己紹介するや「ほな、
開幕の第1試合、吹いてみるけ?」との事。ゲストに対する敬意の表れか、単に試されてる
だけなのか? 勿論、それが目的で遥々上海から来ているんだし断る理由も無いので、栄え
有るオープニングのレフリー、楽しませてもらいました。
やば、下腹だいぶ出て来た………
大会の時間割がまた不思議で、第1試合のキックオフが13時。それ以降日が暮れても延々
と続いて、最終戦;カップの決勝が行われたのは21時半過ぎ。勿論、ナイトゲームですね。
尚、BJの成績は、ボウルの決勝にまで駒を進めたものの、残念乍らそこで負けてしまって
(ボロ負けではない)結果はボウルの準優勝。しかしまぁ、BJのメンバーも皆よく走ります
わねぇ。いわゆる「独走」のシーンも幾つか有りましたが「走り切れて」いました。
私はといえばレフリーを3試合、アシスタントレフリーを4試合、キッズ
の試合を5試合と、存分に堪能させてもらいました。
大会を通じての感想は;
・BJは勿論、タイ人主体のチーム、西洋人主体のチームとも概ね(=100%ではないが)
フェアプレーの精神がとても浸透しておりレフリーの忠告にもキチンと耳を傾けてくれる。
偶発的なプレーによるイエローカードも有ったが、いわゆる不行跡的なものは皆無
⇒普段、上海でやっている時と比べ、格段にストレスの無い状況。
・タイ人は総じて身体が小さいものの、ランのスピードとスキルが無茶苦茶高く、15人制
よりは7人制向きと思われる。長いパスでピッチを幅いっぱいに使う時も、中国のチーム
の様に「停滞(或いは後退)」せず、必ず前へ出るアタックをしているので、見ている方も
ストレスを感じない。
・自身のレフリングに付いて。昨年末(12月)以来、約2ヵ月振りのホィッスルにしては、
まぁそこそこ無難に出来たかな?………という感じ。ミスも無かった訳ではないが、短い
時間の中で気持ちの処理=修正をする事が出来た。今回は、ブレイクダウンの場面でも、
出来るだけ広くピッチを見渡す視線を残そう……という課題を持って臨んだが、或る程度
意図するレフリングは出来たと勝手に思っている。
………の3点。
そんな訳で、素晴らしい経験をさせて頂いたRBSC、バンコクレフリーズ、そして暖かく
迎え入れて頂いたBJの皆さんに、大・大・大・感謝です!
「大王@バンコク面白案内人」
ところで、冒頭にも記しました「総スカン」のバンコクですが、街はいたって平穏でしたよ。
BTSも、
トゥクトゥクも、
セパタクローに興じる若者も、
ゾウさんも
………いつも通り。
実際、昨年末のゴタゴタの時も、空港とか観戦道路とかは混乱していたみたいだけど、街中
はそうでもなかったらしいです。しかしまぁ、外から来る者としては、その空港やら道路が
やられては近付く事が出来ない訳ですがね。
そんなこんなで2009年の「初笛」。やれやれです。
Michael.
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