上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.31) Cupは譲らず!

2007-11-12 19:30:00 | 試合結果・練習内容
★双龍サポーター(?)の方から、お写真の提供を頂きましたので、追加UP
 しますね。有難うございます



AJR(15人制)CUP争奪戦(vsSJRFC)、結果から最初に書きますね。

スコア、36対34で双龍の勝利により、タイトル初防衛に成功!


***********************************************************************


11月10日(土)、天候:晴れ、気温:20度位(?)、場所:SRFC


*15時15分 SJRFC(学校側⇒道路側)のK/O.でスタート

*40ハーフ×2本 (前後半とも、20分の時点でウォーターブレイク)
*ローリングサブはOK。
*引き分けの場合はトライ数により勝負を付ける。トライ数も同数の場合、記録と
としては「引き分け」として残し、カップは1度「事務局預かり」とし、12月
 10日のAJRC(@シンガポール)にて、改めて所有者を決定する。

*Ref:Aaron
 TJ :Alex、Michael.


★文中、敬称略。
 ⇒今回は「実名」で書きます。「そりゃマズイ!」という人はお知らせ下さい。


【前 半】


●双龍スターティングメンバー;

  ①中 ②岡本 ③金澤 ④尾藤 ⑤松谷 ⑥田村 ⑦永松 ⑧須賀
  ⑨小松 ⑩竹之内 ⑪今井 ⑫岩原 ⑬和田 ⑭今村 ⑮佐野

  ・リザーブ(順不同):熊谷、梅沢、松本、劉、安部、山禄、伊藤、榎本(蘇)、
            ERIC、長妻、西岡、川島、上田、横田、榎本
  ・サポート    :千代、雅、音田、今尾、川井(スチール)、梅沢(ビデオ)
 

●交 代;

  前後半とも記録し切れず。すみません。


●得点経過(より詳しい(正確な)内容は、後日出るであろうビデオでどうぞ):

   3分:【双】敵陣22m付近スクラムから小松が左へ持出し、内側(竹之内)
         へパス。竹之内が左中間へトライ。G:失敗(今井)。
      ⇒双龍( 5):( 0)SJRFC

   8分:【双】ラインアウト(地域不明)から田村が中央突破~岩原へ繋いで、
         ゴール右下へトライ。G;成功(今井)。
      ⇒双龍(12):( 0)SFRFC
 
      ★幸先の好いスタート!
   
  17分:【S】自陣22m左側から抜け出し、独走状態となってトライ。G;
         成功。
      ⇒双龍(12):( 7)SJRFC

  20分:【双】自陣22m内側。相手ボールスクラムからのボールを、竹之内
         がインターセプトし、中央へトライ。G;成功(今井)。
      ⇒双龍(19):( 7)SJRFC

  22分:【S】(詳しい経過、不明)トライ。G;成功。
      ⇒双龍(19):(14)SJRFC

  29分:【双】PKがノータッチとなるもボールを獲得し、伊藤から岡本へ。
         岡本、身体を上手く回転させて数メートルのゲイン。金澤へと
         繋ぎラック。出たボールを今村が中央へ持ち込みトライ。G;
         成功(今井)。
      ⇒双龍(26):(14)SJRFC

  32分:【S】自陣10m付近の相手ボールスクラムから出たボールを、№⑧
         が拾い上げ数メートルをゲインの後、繋いだWTB⑪が、左に
         抜けてトライ。G:失敗。
      ⇒双龍(26):(19)SJRFC

        
【後 半】      

●双龍スターティングメンバー;

  ①安部 ②中 ③川島 ④尾藤 ⑤伊藤 ⑥田村 ⑦永松 ⑧熊谷
  ⑨小松 ⑩竹之内 ⑪今井 ⑫岩原 ⑬和田 ⑭今村 ⑮佐野


●得点経過(前半に同じ);
  
   4分:【双】ラック(地域不明)から右へ。竹之内がゲインを突破して田村へ
         繋ぎ右中間へトライ。G:失敗(今井)。
      ⇒双龍( 5):( 0)SJRFC

  15分:【S】敵陣22m付近のPKから右へ展開し、右中間にトライ。G;
         失敗。
      ⇒双龍( 5):( 5)SFRFC
   
  25分:【双】自陣10m右サイドのPKから、竹之内~佐野と繋ぎ、佐野が
         ライン際で距離を稼いで内側からフォローした竹之内へ返し、         
         右中間へトライ。
         G;失敗(今井)。
         ★ベストトライ!
      ⇒双龍(10):( 5)SJRFC

  29分:【S】敵陣10mラインアウトから右へ展開してトライ。G:失敗。
      ⇒双龍(10):(10)SJRFC

  41分:【S】(詳しい経過、不明)右中間へトライ。G:失敗。
      ⇒双龍(10):(15)SJRFC

走る走る走る
スクラムが180度も回転…。
日没が心配されたゲーム終盤
オツカレサマでした
試合が終わればノーサイドで
(Photo by I.N.)


【合 計】

 ・双龍(36):(34)SJRFC



(※)終わってみれば、コンバージョン1本(2点)のみの、薄氷を踏むが如く勝利で
  あった。トライ(コンバージョン)の位置に恵まれた部分も有るだろうが、今井
  はよく蹴ってくれたと思う。

  前半、双龍は反則も少なく、セットプレー、特にスクラムの安定を欠いた部分
  も有ったが総じて手堅く確実に前に出る事が出来ていた。竹之内の速さは流石
  のひと言。田村の突破力も前田(一)、尾関の「壊し屋×2名」が不在のピンチ
  を十分に補い、確実に味方のライン前に上げ、敵のラインを後ろに下げていた。

  後半、双龍はスクラムを修正。アーリープッシュによる反則も何度か取られた
  が、終始スクラムを支配し、相手ボールを何度もマイボールにした。モール、
  ラックの支配率は総じて双龍に分が有った様に思えた(ハンマーの意識も徹底)
  が、仮にSJRFC側に出た場合、相手№⑧(ADIN=元シンガポール代表
  らしい)にチャンネルゼロ付近を(正に力ずくで)持ち込まれるシーンも有り、
  AJRC本番ではそこらへんも要注意。

  SJRFCはこのADINをもっと活かしたかったところだが、有効なボール
  の獲得がし切れなかった事も惜しまれるところ。BKには体格、スピードとも
  恵まれた選手が揃っていたが、双龍の献身的なタックルに少々流れ気味だった
  かな(?)という感じ。後半30分頃だったか(?)、SJRFC①番=トム(?)
  の独走を榎本が諦めずに追い掛けトライに結び付かせなかったのも立派だった。
  双龍が、しつこいデフェンスの出来るチームである事は、既に昨年のAJRC
  のバンコク戦でも証明済み。逆に双龍BK陣の攻撃は、愚直にタテ~タテ~…
  の意識で、これも素晴らしかったと思う。

  双龍は80分を通じて常にリードした状態。開始早々3分での先取点と5分後
  の追加点、そして後半でも先手を取るなど常に「先に先に」の展開が素晴らし
  かった。いつも、この位の早さでエンジンが掛かる様に気分を持って行きたい。

  得点、トライ数とも同じの場合、戦前の打ち合わせで「カップ所有権は事務局
  預けにする」という事だった。最終的に双龍は得点差で堂々の勝利を収めた訳
  で「必要の無い記録」となったが「事務局での参考になるかも」という事で、
  筆者はTJをし乍らぺナルティの数もカウントしていた。結果、双龍が12回、
  SJRFCが10回。最後のコンバージョンを「入れ!」でもなく「外れろ!」
  でもなくの、公平な感情で注視するのは、中々に困難な事であった。


●個人表彰;

  ・最優秀選手:竹之内(双)
         「今朝、試合中に何が有っても、どこへ担ぎ込まれても恥ずか
          しくない様にと、シャワーを浴びて身を清めて参りました。
          こんな気分で家を出て来るのは18年振りです………」。
  ・優秀選手 :田村(双)、ADIN(S=№⑧)、ナリタ(S=FL⑥)、
         アカツ(S=CTB⑬)………⑥と⑬、反対だったか?


レセプション;

・時間:19時30分~
・場所:雅瑪餐庁(A~Money)

 両チーム関係者、ご夫人、友人なとも含め、60名強(7卓)で大盛況となった。

 総合司会は勿論このワタクシ;アジアのMichael.

 須賀(双)総長、大西(S)提督によるご挨拶の後、川井大将による乾杯。レフリー
 講評(個人表彰)、佐野(S)と岩原(双)の両キャプテンによる記念品の交換へと宴
 は続き、双龍側から「ドレミ♪(お尻)」バージョンの初披露(*1)。

 (*1)「構想半年、練習5分(?)」(竹之内指揮者)による記念すべき最初の演者は、
   指揮者の竹之内以下、音田、須賀、今井、梅沢、今尾、榎本、上田、山禄、
   そしてMichael.の10名だったと思う(←間違っていたらご連絡下さい!)。

 ラグビーの世界では「演芸部門」での勝利も重要!


 最後に双龍の全員が前に並び 竹之内監督から中締めのご挨拶。SJRFC/大西
 提督の音頭による Three Cheers! に応える形で、最後は男性参加者全員による
 キングコングで幕を閉じました。

 オツカレサマでした。


二次会;

 例によって大吉プロップ店にて。絞りジョッキ(*2)以上のものが有った事が判明
 してしまった。これはマズイ、非常にマズイ!
 
 (*2)上海名物「絞りジョッキ」。詳しくは、また別の機会にご紹介致します。

 久し振りの「お椀茶碗by親方(←オカミさんに初披露)」も登場してお開き。


三次会;

 鳥やす@虹橋………、あまり記憶がございません。




オツカレサマでした。




(※)諸般の事情で当日の写真がございません。どなたか、写真を撮っていましたら、
  筆者;Michael.までご一報下さいませ。



Michael.

コメント (1)
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(Vol.30) 小道具シリーズ【4】競技規則の本

2007-11-08 18:48:27 | 小道具シリーズ



ピッチに立つ者のバイブルですね。

写真のは「2006年~2007年版」です。

これまでのものは日本協会が独自に翻訳していたのだと思いますが、
「2007年~2008年版」からは、IRBのサイトに原文である
英語だけでなく、その他の主要な言語に翻訳したものも載る様になり
ました。

日本語、フランス語、スペイン語、ロシア語、そして中国語の各言語。

上海でレフリーをするに当って、ラグビーのルールを中国語で覚えて
おくというのはかなり重要である様な気がする。ちょっと、気の遠く
なりそうな道のりだけど。頑張ってみようか………。体育学院の奴ら、
こういうサイトが有る事って知ってるのかなぁ?

コンパクトで持ち運びもし易いので、ラグビーの時にはいつもバッグ
の中に忍ばせています。

内容はと言えば、写真と絵入りのご丁寧な作りで、タグ・ラグビーの
ルールなども載っています。

意外と………というか、まだまだ分からない事、思い違いしている事
が多い、ラグビーのルールです。

さて今週はいよいよ、シンガポール(SJRFC)を迎えての15人制
カップ争奪戦です。

筆者は審判部(TJ)としてピッチに立ちます。SJRFCさんの引率
でバスに添乗するという事でもあり、公正を期す為、試合前に双龍の
面々との接触は致しません。皆と一緒に感極まる事は出来ませんが、
表彰式~レセプションの席で、是非とも「嬉し!オバチャン泣き」を
させて下さい。



今週の【オチ通】(477号)はこうなってます(↓)。


Michael.



**********************************************************************


代打です。

今週は、言わずと知れた「対シンガポール(SJRFC)戦」です。以下、当日
の予定等をズラズラっと書き並べますので、皆さん、お間違いの無い様に!


11月10日(土)

12:30 - 古北ローソン前集合
13:30 - グランド集合 ~ 適宜アップ開始
15:00 - K/O.
16:30 - ノーサイド ~ 優勝カップ授与式(*)CAP、優勝カップ忘れずに!
19:00 - レセプション受付開始
19:30 - レセプション開始
22:00 - 大吉プロップ店へ(?)

*双龍側ジャージィ;
 ⇒全員「LOOK」で揃えます。当日不参加の方から、貸出しを頂いてます
  ので、お持ちでない方は適宜使い回して下さい。

*レセプション時の服装;
 ⇒双龍メンバーは「双龍ポロシャツ」で揃えます。お持ちでない人は、当日
  ピッチで販売します。@100元/枚です。

*レセプションの場所;
 ・店名:A~Money(雅瑪餐庁)=中華レストラン
 ・住所:虹橋路1482号(近:古北路&延安西路)
 ・電話:6209-7929

*レセプションの費用;
 ・社会人(男性):@300元/人
 ・社会人(女性):@150元/人
 ・学生(男女共):@ 50元/人
 ・子供・乳幼児:無 料

*レセプション、その他;
 ・円卓の精神により貴賓席は設けず、またノーサイドの精神により両チーム
  入り乱れての着席にします。同じ所に固まらない様に!
 ・ドレミ(お尻)の出演者を募集していますので、立候補者はOndy師匠へ
  申し出る事。早い者勝ちですが、状況により「業務命令」されてしまった
  方はお断り不可ですのでアシカラズ。  
  ★「指揮者」と「ミ」は売り切れ。残っているのは低い方から「ド・レ・
   ファ・ソ・ラ・シ・ド・レ」です。


前後しますが、10時半~12時はいつもの通りキッズラグビーをやってます。
日本人コーチ、不足気味です。今週、私;Michael.はSJRFCのアテンドに
回りますので行けません。是非、率先してお手伝いして下さい。



11月9日(金)

更に前後しますが、前日の晩、SJRFCの一部の方と「打ち合わせを予ねて
軽く呑みましょう」という事になっています。但し、深酒は厳禁!!

・場所:BIG BAMBOO
    ⇒南陽路132号(ポートマンの裏側)
     電話:6256-2265

・時間:8時半頃からテキトーに

お時間の有る方はどうぞご一緒に。


(※)15人制。しかも前後半で80分ですよ。相手はわざわざ遠征して
来る訳ですから、相当気合入ってます。フワフワした気持ちだと、
負けるだけでなく大怪我しますよ。ピッチへは、ちょっといつもと
違う顔付きで入って来る位の感覚でいて下さい。笑い声の耐えない
  双龍も楽しいですが、たまにはピリピリしたところも見せようぜ!
 


以上です。


Michael.
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(Vol.29) 進入部員さん紹介のコーナー【4】( 復旦大学、3人の若い衆)

2007-11-06 18:58:44 | 進入部員さん紹介のコーナー
双龍・「進」入部員さん紹介のコーナーです。この企画、既に【3】までを終えて
います。これまでは【オチ通】を使用してやっていましたが、今回から当ブログ
に乗せてお送りします………という訳で、いきなりの【4】です。

今回はズバッ!と3人。3人とも、復旦大学に本科生として留学中です。



●永松祐介(なまがつゆうすけ)さんです。



・生年月日 :1985年12月8日(←AJRC@シンガポールの日)
・出身地  :福岡県
・スポーツ歴:私立岩田中学~高校(@大分県)でラグビーを始める。ポジション
       は中学;FL、高校;LO。
・愛 称   :なすび(←誰が付けたのか「?」ですが……。本人はそれで満足
       なのかな?)

・2004年9月に復旦大学へ留学。2006年~2007年(約9ヶ月)、米国
 はニューヨークでの留学を経て(そういうカリキュラムらしい)。今年の9月、
 上海に再上陸。上海でのお勉強は2009年7月までの予定。という事で実は
 3年前のAJRC(@上海)で、既に双龍キャップ有りです。

・君にとってラグビーとは?:「跳びます跳びます」(*1)

 (*1)二郎さんではなくて、ラインアウトのジャンプにこだわりが有る様です。

★AJRC(@シンガポール)では、自ら誕生日を祝う活躍を期待しています。



●上田一気(うえだかずき)さんです。



・生年月日 :1986年9月29日
・出身地  :岐阜県
・スポーツ歴:市立羽島中学(@岐阜県)でレスリングを始める。フリー、グレコ
       ローマンの両スタイル。東海3位の実績だったとの事。県立岐阜
       工業高校(*2)では柔道に転向。初段の腕前。
・愛 称   :うまのすけ(←本人は勿論 伝説のヒール「上田馬之助」をリアル
       タイムでは知らない。しかしこの類のニックネームの付け方は、
       我々世代の片桐君がことごとく「機長」と呼ばれていた時代から
       何の進歩も無いって事を証明しているな。)

       (*2)薫田真広氏の後輩という事。

・2007年9月に復旦大学へ留学。卒業は2011年7月の予定。やはり途中
 でニューヨーク留学が有るのかな?

・君にとってラグビーとは?:「ガツガツタックル」

★上海に来てラグビーを始めた、ホヤホヤの新人さん乍ら、既に双龍キャップを
 2つ獲得。レスリングで鍛えたタックルは「低く突き刺さり系」のホンモノ!
 ただ、うまのすけ君。タックルが決まったら速やかにそこから離れましょう。
 いつまでも相手にしがみ付いていると、ラグビーでは「ノットロールアウェイ」の反則
 になります。
 
 最初はWTB辺りから………と言ってたけど、FW3列に置いて実戦で揉まれ
 乍ら育って行くのも良いかも知れない。ラグビーの「間」を早く習得し、将来
 はゴリみたいな選手にな らんかな? 本人は「足が速くなりたい」らしいけど。



●榎本幸大郎(えのもとこうたろう)さんです。



・生年月日 :1986年1月8日
・出身地  :福岡県
・スポーツ歴:県立福岡高校(市立?私立?)でラグビーを始める。ポジションは
       SH。
・愛 称   :コータロー

・2004年9月に復旦大学へ留学。2006年~2007年(約9ヶ月)、米国
 はニューヨークでの留学(*3)を経て(そういうカリキュラムらしい)。今年の
 9月、上海に再上陸………という事でなすび君と同じコース。しかし上海での
 お勉強は1年早く2008年7月までの予定………という事で、双龍では既に
 お馴染みの選手なので「進入部員」ではないんだけど。

 (*3)ニューヨークでの留学先は Colombia ALP という名前の大学らしいです。
    コロンビア大学と言えば、まぁ私が言うのも何ですが野村佐知代さんが
    通っていた(いや、実は通っていなかった?)とかで、つまり逮捕された
    原因となった大学じゃないか?………と、双龍のどなたかが仰っていま
    した。

★LOOKジャージィ、栄光の⑮番はコータローに託した。MVP目指して熱く
 鋭く、突き刺され!



Michael.
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(Vol.28) 秋晴れの、長~い1日。

2007-11-05 18:33:51 | 試合結果・練習内容
11月3日(土)、天候:晴れ、気温:20度位(?)、場所:SRFC


先週は、タッチフットの大会でした。2年前に、東京は狛江のチームが来滬、見事、
優勝を飾った大会ですな(文中;敬称略)。

尚、ゲームはどれも、20分1本勝負でした。


①第1戦(予選):双龍(4トライ)vs(3トライ)毛蟹・緑

 午前8時の集合時刻に集まったのは、正直・ちょこぼ・コータロー・Ondy・
 なすび・うまのすけ、そして筆者;Michael.の7名。

 6人制という事で、リザーブは1人(筆者)だけ。薄氷を踏む思いではあったが、
 相手も未だ寝ぼけ眼の状態だった事も有って、辛くも勝利を収める。幸先は好い
 様だ。




②第2戦(予選):双龍(1トライ)vs(7トライ)シンガポールバックス

 第①戦の7名に、座長が加わり総勢8名となる。

 相手はいわゆる「タッチフット専門のチーム」。決して若い衆ではなく、むしろ
 平均年齢的には双龍の方が若い様に思うが、戦術の老獪さと、おじさん軍団らし
 からぬ走力に翻弄させられる。

 双龍は第1戦での反省から「先ず3本、縦~縦~縦を突いてゲイン、確実に相手
 を15m下げよう」の戦術を以って望むも、どうしても最初から右へ左へと振れ
 出してしまう悪い癖。

 最後の方、何とか「縦~縦~縦~」に軌道修正。また「縦」の際にSHがボール
 を直ぐに浮かせるのではなく、2歩3歩と前に出ないと相手のDFラインを下げ
 られない……という事で「前に出てからSOにパス」の意識が出始める。ゲーム
 の中で軌道修正が出来た事は好い事である。


(大敗によるショックも有るが、ここは前向きに次戦へ向け対策のミーティング。)


 悪い癖と言えば、ここでもレフリーの判定に抗議~でも判定が覆る訳は無く、首
 をかしげている間にボールを持って抜かれ………の最悪のパターン。これはもう、
 「文化」の問題で、残念乍ら今の双龍には「不服な判定には議する」という文化
 が根付いている様だ。根付いている以上これを改めるのは難しいが、何としても
 文化的大改革を進めて「判定には従う」の文化を持ったチームになって欲しい。

 解っている人は解っている。派手に抗議なんかしなくても、今の判定が、誤審で
 あった事を。君のミスではない事を。君のプライドは全く傷付いていない。それ
 でも抗議する人が居れば、周りは「ダッセェ~の、ナニを言ってんのよ」と言い
 出す様なチームになって欲しい。


③第3戦(予選):双龍(2トライ)vs(2トライ)ラケッターズ

 第②戦の8名に、困ったチャン・尾灯・軍曹が加わり総勢12名となる。

 得たいの知れないチームだったが、双龍とはドッコイドッコイのレベルで、ご覧
 の通り引き分け。

 この試合は「攻撃は6回とも縦~縦~縦………で行こう」という作戦で臨んだ。
 果たして、第②戦で講を呈した「SHは前に出てからパスをする」という方針で
 「大半の時間を敵陣で過ごす」事は出来たが、最後の「決定力」には欠け、結局
 同点のままでタイムオーバー。


●以上で予選を終え、総勢16チーム中の8位。


④第4戦(決勝トーナメント):双龍(2トライ)vs(7トライ)シンガポールバックス

 第③戦と同様のメンツ;12名で挑んだ。

 予選の第②戦でボロ負けを喫した強豪チームとの再選。りべンジのチャンスでは
 あるが因みに、相手は総合1位で予選を通過したとの事。

 「やっぱり上手いわ」としか言えない内容。しかし、失点数は同じ(7トライ)で
 あるのに対して、得点(2トライ)は1ポイントの成長………と好い方に解釈して
 おこう。




⑤第5戦(順位決定戦):双龍(5トライ)vs(7トライ)毛蟹・黒

 第④戦の12名に、員弁の③チャン・CAPが加わり総勢14名となる。 

 毛蟹・黒は予選4位或いは5位のランク(4位か5位か不明)。決勝トーナメント
 で体育学院に敗れた為、総合7位・8位決定戦に回り双龍と対戦する事になった。

 相手も双龍とは似たり寄ったりのチーム。取ったり取られたりを繰り返し乍ら、
 最後は振り切られたみたいですね。


●以上で順位決定戦も終え、最終的には総勢16チーム中の8位(みたい)。因みに
 優勝はシンガポールバックスを決勝で下した「北京何とか」というチームでした。


●双龍チーム内の記録(トライした人):
 
 ・コータロー(4本でトライ賞!)・正直(3本)・困ったチャン・なすび(各2本)
 ・Ondy・ビトー・CAP(各1本)


***************************************************************************


第⑤戦を追え、双龍としてのゲームは終了したので、次週のシンガポール戦に向け、
パス回しやデフェンスの確認、最後はモールの練習で軽く身体を合わせる。タッチ
フット大会に参加の面々に、大吉プロップ店(*1)店長・大阪からだ大学・橋幸夫
・横チン・美鉄路①号(監督)が加わる。

(*1)上海・古羊店ですよ。

夕方からは、タッチフット大会の表彰式とBBQパーティがSRFCピッチで有り、
金橋には夜まで居残り。流石にこの時期「夜間に野外でビール」は寒かったぁ~

1度帰宅して大吉プロップ店へ。何だかんだが有って帰宅したのは4日(日)未明
の4時半頃。真っ暗闇の第2古北界隈はまるで竹藪の中にでも迷い込んだかの様
な雰囲気だった。



***************************************************************************


明けて4日(日)の晩。自宅でくつろいでいると大吉プロップ店々長より緊急連絡。
「ベリィ師匠のご来店を確認。『お忍び』みたいだけど……」との事。防寒対策を
万全にして、特急Michael.③号(*2)のペダルを漕ぎ出すのであった………。

(*2)特急Michael.③号に付いてはまた別の機会に特集を組む予定です。「ペダル」
   と言うからには、どんな物かはお判りかと思いますが………。



Michael.

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(Vol.27) 暗澹たる気分でレッドカード[後編]

2007-11-02 18:54:32 | レフリー日記
(前回;Vol.27よりつづく)

ちょっと話がズレ掛け始めたけれど、ズレ掛けついでに………。

以前、筆者の「或る分野での師匠(*5)」が仰っていた事には「乱闘」という事で
お馴染みのスポーツで言えば、例えばアイスホッケーでは、NHLの試合なんかを
観てると、2人のプレイヤーが取っ組み合いを始めたとしますわね。そうすると、
両者は先ず、手に持っているスティックを放り出す(*6)。周りはというと、喧嘩
に加勢もせず仲裁もせず。で、ひと通りパンチの応酬をさせたところで「ハイ両者
とも一時退場」で収束させる………というのが、お約束というか暗黙の了解みたい
になっているらしいんです。ホントですかな?

(*5)意味深な書き方ですが、特に意味無しです。流して下さい。
(*6)或いは、レフリーが取り上げるだったか(?)。何れにしても、あんなものを
   振り回したりしたら危ないですからな。

例えばプロ野球の乱闘シーン。あれはあれで「ショー」的な要素も有るんでしょう
から、まぁお子様には見せたくないシーンではありますが、やれやれぇ~みたいな
もんなんでしょうね。ビーンボールを投げられたバッターが、マウンドに2歩3歩
と近付いたところで「それっ!」とばかりに両チームのベンチから選手が飛出して
来たら………、そら、2歩3歩と駆け寄ったバッターのアドレナリンも増量、仮に
本心的にそんなつもりではなかったとしても、今更戻れないってもんです。これが
2歩3歩と歩き出しても、両チーム、ベンチにキチンと腰掛けて「ナニしてんねん、
早よバッターボックスに戻れやぁ~」みたいなシラけた空気が醸し出されたならば、
バッターもスゴスゴと戻るしかないはず。

NHLの場合はだから、取り敢えず興奮している分だけは十分に発散させて、それ
を上手くフェードアウトさせる様に周りは決して仲裁もしないし、ましてや加勢も
しない。放っておくと、やり合ってる本人同士が「おい、何か周りシラけとるぞ。
そろそろ止めようぜ。あーアホらし」………という事ではないかと、思うんですね。

(写真と本文とは関係有りません。以下同じ。)

筆者は「或る分野での師匠」からこの「NHL理論」を聞いて以降は、ラグビーに
限らずあらゆる喧嘩の場面に於いて、この原則、つまり仲裁も加勢もしない………
を身上としているものです。

今回の乱闘シーンでも、暫くは「傍観」しておりました(*7)。こんなのはもう、
止められない。止めるつもりもない。珍プレー好プレーの特集なんかでは、バック
にゴングの音が鳴って、みのもんたの絶妙なナレーションが入って、ドスッ!だの
バシッ!だのとパンチの擬音が被さるんだろうなぁ。俺はさしずめ関根監督かな?
ベンチで手を後ろにやって「ナニやってんのよ。早くお止めなさいよ。人生はねぇ
1勝2敗よ」とか………。そうすると目の前でバトルやっとるこやつらは星野か?
大島か?島野コーチか?

(*7)これってやっぱり卑怯なのかなぁ?



そうそう、ラグビーでも、未だトップリーグになる前の社会人だったか学生の試合
だったか、場所は花園だったと思うけど、やはり乱闘状態になった時にレフリーが
「やれやれもう」みたいな表情で呆れかえっていた事が有りましたねぇ。岩下さん
だったか下井さんだったかだと思うけど、何か妙に共感したのを覚えています。

ただ、処分は処分として下さねばなりません。事態がひと通り収束したのを見計り、
先ずは両チームを遠避ける。アイツが悪い、コイツが先に手を出したと、これまた
ピーチクパーチクと言って来る。(そんな元気が有るんなら試合中にへタれた走り
すんなよ~)と思う。で、こういう場合「没収試合にしたろか」とか、まぁこちら
も色々と思うんだけど、客観的に、あくまでも客観的に処分を下そうという事で、
タッチジャッジ(2名)を交え、協議(らしい事)をする。その時点で実は筆者の判断
は決まっていて、まぁそれが処分の方法としてIRB(国際ラグビーボード)の規定
或いは基準通りか否かは判らないけれど………、

・最初に手(か脚)を出した者を「レッドカード(一発退場)」。やり出しっぺの罪が
 最も重い。
 ⇒これは、タッチジャッジの小林君がちゃんと見ていてくれました。
・残り全員(両チーム)に、限り無くイエローカードに近い「警告」。喧嘩両成敗。
・「警告」なのでイエローカードは示さないけれど「シンビン同様に、頭を冷やし
 なさい」という事で、全員10分間の退場………代わりのハーフタイム。

………という事で、我乍ら「大岡裁き」じゃなかったでしょうか………と、これは
勿論、自己満足。

さて、後半。気を取り直して、先ずは両チームのキャプテンに「鎮まりましょうね」
と声を掛けて、それでも未だマグマがグツグツしている感じではあったけど(*8)、
何とか後半の30分を乗り切りました。

(*8)活火山の上でラグビーしているみたいだな。

ところで、ここまでこういう具合に書いていると、何だか、体育学院も毛蟹も全員
が「幼稚園レベルのオツム」みたいに思われるかも知れませんけれど勿論の事乍ら
さに在らずで、特に毛蟹の方は試合としては快勝という余裕でもあるんだろうけど、
試合後に「あんな暴力は両チームとも駄目だよねぇ」とか「君のレフリング、今日
はとても良かったよ」とか「同情するよ」とか「ボクシングの審判も勉強したら」
とか………、色々と声を掛けてくれた。レフリーって、ともすれば広いピッチ上で
30対1というか、まぁタッチジャッジが居てくれるので30対3なんだろうけど、
何れにしてもとても孤独な立場ですよ。出来るだけ「対」という関係ではなくて、
「合計33名ご一同様」という空気の中で居たいもんだけど、中々そうも行かない。
試合中はプレイヤーも興奮しているから無理だろうけど、終わった後でも良いから
一言二言、勿論、耳に痛い批判、提言、アドバイスも大歓迎。声を掛けてもらえる
のはとても嬉しいものです。

そうした中で、お互いをリスペクトして、プレイヤーもレフリーも研鑽しスキルを
高めて、美味しいお酒を呑む、裸になる、踊る………。年に何回も有る事ではない
けれど、今週末こそは、来週こそはそうあって欲しいと、今日も空想の試合の中で
新米レフリーは走り回っているのである。

(完)



【付 録】

今年の5月の事ですが「乱闘みたいな事はしないで欲しい」と【オチ通】をお借り
して以下の様な投稿をしました。当時、そこそこの反響も有りましたのでご記憶の
方も居られるかと思いますが、今一度、その文章をコピーしておきたいと思います。
事態はさほど変わって(進歩して)いないのです。

これからも「アンチバイオレンス」の姿勢を、我々レフリーコミッティ一同は貫く
所存です。頑なに、辛抱強く………。




Michael.



[5月のメール・コピー]
**************************************************************************


双龍の皆さんへ;


お早うございます。

今週も試合(ミックスで)かも知れないという事で、ちょっとご意見を。

先週、ぷ~けっと組は、南国の海辺に集まった各国地域のラグビーバカ達との
友情深まる至福のひと時を堪能された様で、ユキオちゃん編集のメールを読む
だに、誠に羨ましい限りです。ラグビーに限らずでしょうけど、スポーツって
イイなぁ~と思う瞬間ですね。

さて、ほぼ同じ時間、上海に残った留守番'sの数人はしかし、暗澹たる思いで
おりました。

先週、上海では毛蟹vs体育学院が試合をしました。双龍留守番'sは参加せず。
私;Michael.は、20分×3本の内の、2本目の20分の笛を吹かせてもらい
ました(1本目はアーロン小林、3本目はアレックス)。

果たして試合は、1本目の終盤辺りからヒートアップ気味でラフプレーの応酬。
2本目でもその流れは塞き止まらず、3本目ではもう収集の着かない状態に。

ゲームマネジメントはレフリーの仕事。それが出来ないのはレフリーが悪いと
言われればそれ迄ですが、先週の試合に関して言えば、それ以前の問題。自分
が言うのも何ですけど、プレイヤーがストレスを感じる様な裁き方だったとは
決して思えません。

何かもう、ガキの喧嘩以下。ラフプレーに取っ組み合いにどつき合い。最後の
最後は30人が入り乱れての文字通り乱闘で、ノーサイドのホイッスルも無い
まま、没収試合同然でフルタイム。何やら「ファイトォ!イッパァ~ツ!」を
勘違いしている様ですな。

「キッズラグビーやりましょう」ですか?子供は先に帰らせましょう。絶対に
見せたくないシーン。親御さんにしたってあんなの見たら「ラグビー止めよか」
と家族会議の議題にしたくなる様なシーン。

それでいて、ラストはお決まりの「花道作って拍手して」ですわな。舐めとん
のか毛蟹も体育学院も。それ自体は誠に美しい光景かも知れんけど、ぜ~ぜん
シラケとるわ。オマエらに試合後に花道作って拍手して「嗚呼、ラグビーって
イイなぁ~」を感じる資格なんぞ無いわ。そんなんで「ラグビーって試合中は
喧嘩になるかも知れん程に激しくやり合うけど、試合が終わったらノーサイド
の精神なんやでぇ……」とか、ごまかされへんで。それは、キチンとルールを
守って、その中でしかし、激しくやり合ったプレイヤー同士だけが、敵味方も
無く美しく相手を称え合える権利を持つのであって、毛蟹やら体育学院の様な
五流六流のドアホ乱闘プレイヤーにはチンポコの周りの毛ェ剃ってもろたかて
やってもらいたくない行為ですわ………いや失礼。ちょっと言葉が過ぎました。

で、何が言いたいかというと、ちょっとまとまりにくくなってますけど、よく
竹監督が試合後に「もう毛蟹とはやりたないわ~」って言うでしょ。私もそう
思うんですよ。体育学院もしかり。でも、今の上海で、この2チームを度外視
するとなると、我が双龍としても試合する相手が居なくなる訳で、まさか試合
相手を求めて毎週の様に北京や香港へ遠征するのも現実的ではないし………と
いう事は、意外にも、いや意外ではなく、我々は上海に居てラグビー(の試合)
難民なんかなぁ~と、ちょっと心細く思った次第。双龍が単独で30人以上を
集めてのABマッチ、これは夢の夢でしょうか???

ワタクシゴトですんませんが、今週は欠席です。試合になった場合、双龍だけ
で単独でチームが組めるかどうか判りませんが、単独であれ合同であれ、先ず
は本当に馬鹿馬鹿しい反則やラフプレー、そういった挑発には、双龍の皆さん
は決して乗らない、乗せられない様にして下さい。目には目を………的な報復
行為はしないで下さい。そんなんに巻き込まれて、怪我でもしたら、それこそ
やられ損です。目に余る様でしたら「辞めたらぁ!」でケツ撒くってピッチを
出て下さい。奴らの行為は、本当にラグビー、いや全スポーツを冒涜するもの
です。

まぁ今に始まった事ではなく、私にも免疫は出来ていますが、齢40を過ぎて
益々ラグビーへの愛情が深まるにつれ、本当に許せない気持ちなのです。今週
は会場が体育学院との事。応援の学生さんも沢山観に来るでしょう。体育学院
プレイヤーとしてはアドレナリン充分。負けられないという気持ちが、良い形
で表に出て来る事を祈るだけです。

試合に参加される双龍プレイヤーだけでなく、ピッチに立つ全てのプレイヤー
のご健闘をお祈り致します。

以 上


Michael.
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(Vol.26) 暗澹たる気分でレッドカード[前編]

2007-11-01 18:52:59 | レフリー日記
先週の試合(27日の毛蟹vs体育学院)で発生した乱闘事件に付いて、思うところを
書き綴ってみたいと思う。ちょっと長くなりそうなので、2回に分けますね。

乱闘事件そのものが発生したのは、前半も終了間際。あと1つか2つ程のプレーで
ハーフタイムかな?………という時間。場所は体育学院が毛蟹陣22mライン付近
まで攻め込んだところでノックオン。アドバンテージは取らずに「はい、スクラム」
………と、ポイントを示して視線を左方に上げると果たして、その時点で既に数名
が揉み合っていたという次第。

この試合、(これは直接の原因ではないけど)その前に行われた、双龍vs毛蟹(*1)
の試合ではレフリーのジャッジにかなりストレスが溜まるものであった事も受けて、
筆者(つまり毛蟹vs体育学院のレフリー)としては、努めてプレイヤーとの意思疎通
を多くしたつもりであると、先ずは弁解しておきたい。

(*1)毛蟹は2チームを作っていて、体育学院と対戦したチームとは別のチーム。

その反面、1つ1つのプレーに於いて、やれラックの中でアイツが足を引っ張った
だの、オフサイドがどうのと、クレームやらアピールやら(←同じ?)を吹っ掛けて
来るのには、正直慣れっこであり、その都度「はいはい、次ちゃんと見ますから」
で流した部分も、有るには有りました。

実際、これはもう子供の喧嘩みたいなもので「あの子が横っちょから入って来たん
だよぉ、先生、ちゃんと見ててよ~~~」と言ったその子が別の子の頭をゴンッ!
と殴って知らん顔してたり、で、殴られた子はまた泣き乍ら、最初に横入りした子
の頬っぺたツネッてたり………。これはもうジャンケンの「石頭・剪子・布(*2)」
状態ですね。

(*2)中国では、グー;石、チョキ;はさみ………と、ここまでは日本と同じで、
   パー;布………という事で「紙」ではないらしいです。

そういうのも含めて、レフリーが「断固たる」とした風貌を備えておれば良いんで
しょうが、こちらも未だ、そこまでの威厳は無い訳で、まぁナメられてもいるんで
しょうが、プレイヤーもオフサイドトラップならぬ「ぺナルティトラップ」みたい
な事を仕掛けて来るんですね。で、ちょっとした細かいところも重箱の隅を突付く
みたいに色々とアピールして来る。そんな時のレフリーのホンネ………あのなぁ、
それをオールブラックスレベルのプレイヤーにアピールされるんやったら1つ1つ
メモ取り乍ら聴きますわ。しかし乍ら、アナタガタのレベルでは、残念ですけれど
この程度のレフリーでカンベンして下さい。しょうもない小細工してんと、目先の
ラグビーを楽しんで下さい。ホレそこタックルミスしてからに、他人の事に構って
られる立場じゃないでしょ。小便臭いパスしてからに、そんなんではウィングまで
ボールは回らんよ、はい。レフリーも人間です。

アカンアカン、こういう事を思ってはいけませんね。♪そこのぉ~ところぉ~~~、
ググっと抑えてぇ~~~(*3)、プレイヤーをもっとリスペクトしなければ。

(*3)忌野清志郎「プライベート」より

そんなこんなで、前半は(後半も、だけど)体育学院が自らミス~失点を重ねて行く
展開だった訳ですが、ただ今になって思うと、そういう試合中に溜まったストレス
も、レフリーにぶつけてくれている内は未だマシだという事。今回は、ストレスの
捌け口を相手プレイヤーに求めて乱闘となった訳ですが、流石に、15人が1人の
レフリーに殴って掛かりはしないでしょうから………(*4)。

(*4)ところが、数年前には同じ体育学院の選手が試合中にレフリーに暴行。勿論
   レッドカード。しかし、事も有ろうに体育学院のコーチ(前任者)は、詫びる
   そぶりも無く、チーム全員をピッチ外に引き上げさせてしまった。当然の事
   乍ら没収試合みたいな事になり、暫くの間、体育学院はSRFCへの出入り
   が禁止、レフリー(ジェイソンさん)もまた、暫くピッチに出て来なかった。
   SRFC内でも大きな問題となった………という事が有りました。未だ場所
   が外高橋だった頃の事。

(つづく)


今週の【オチ通】(476号)はこうなってます(↓)。


Michael.



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毎度のお運び誠に有難うございます。

今週末は年に一回のタッチトーナメントです。

朝早くからの集合となりますが皆さんよろしくご参加下さい。
尚、参加費はRMB400/人必要となりますが、例年通り部費からの
補助も考えております。(補助額は当日決定させて下さい。)

また、夕刻(16:00頃)には場所見つけて翌週のSingapore戦に向けた
合わせをやりますので、タッチには参加出来ない方でも合わせには参集
頂きたくお願い申し上げます。

では、今週の予定です:

11月3日(土)

07:15 - 古北ローソン前集合
08:00 - グランド集合
08:30 - 第一試合開始
17:00頃 日程終了


ユニフォームとして、LOOK+横河ジャージ持参下さい。

集合ネットへの登録お願いします。 
集合ネットはこちら → http://www.syugo.net/team/?soryu

では、お後が宜しい様で。

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