11月24日(土)、天候:快晴、気温:20℃位(?)、場所:南通職業大学
★北京原人隊のHPには「最高気温;3℃」と書いてありました。先週末は上海
も南通もポカポカ陽気でした。大自然の恵みのお陰様(*1)。
(*1)お陰様の気持ち((C)サンゴリアス/曽我部選手。最近のマイブームです。)
さて南通。仕事ではちょくちょく訪れる場所ではあるがラグビーでは勿論初めて。
長江(揚子江)越えには、いつもは太倉からのカーフェリーを利用するが、今回は
チャーターしたバスがフェリーには載れない(?)という事で、ちょっと遠回りな
「江陰大橋」まわり。まぁ、それはそれで良かったんだけど、途中で何ヶ所か、
事故やら何やらによる渋滞も有って、往路は約5時間のバス旅行となりました。
因みに正常で運行された場合は3時間(強)の道程。
トラベルはトラブル。遠征にトラブルは付き物。少々の事に動じてはいけません。
←携帯の写真に付き、画像不鮮明ですみません。
今回は「上海杯」の最終節で、試合スケジュールは以下の通り。
第①試合:毛蟹(黒)vs上海体育学院 14時~
第②試合:毛蟹(緑)vs南通職業大学 15時15分~
第③試合:双龍vs上海体育学院 16時30分~ (*2)(*3)
(*2)何かの事情(?)で、上海体育学院はダブルヘッダーとなりました。
(*3)双方の事情(?)により、このカードのみ10人制(10分×3本)でした。
●では、第①試合と第②試合の結果と簡単な講評を………。
*第①試合=レフリー:Michael.
【前半】毛蟹(黒) :4T1C=22点
上海体育学院:0T0C= 0点
【後半】毛蟹(黒) :4T4C=28点
上海体育学院:0T0C= 0点
--------------------------------------
【合計】毛蟹(黒) :8T5C=50点
上海体育学院:0T0C= 0点
・シンビン:前半26分、毛蟹(黒)/③番。
⇒故意の反則(ラック上をダイビング)。
前半14分、上海体育学院/⑦番。
⇒暴力行為(モール内でのキック)。
23日(金)のラグビー早慶戦は慶應が一昨年同様、完封を喫してしまった。
勝負事だから、どちらかに白黒が付くのは仕方無いけど、チーム力としては
今季の方が期待感が有ったはずだけに「負けるにも負け方が有るだろう」と
いう思いがする。上田昭夫元監督の言葉を借りると「ラグビーの試合で完封
されるのは、実力がかなり違う同士の試合」なのだそうだ。
上海体育学院、なんでこんなにチーム力が落ちてしまったんだろうか?FW
はスクラム、モール、ラックの全てに於いて劣勢。BKもただボールを右左
に散らすだけで、ゲインどころか後ずさりして行くだけ。タックルも甘い。
元気が無い。上海のラグビーシーンに於いて「強い中国人チーム」は不可欠
だと思う。何とかならないものか………。
*第②試合=レフリ:Alex
【合計】毛蟹(緑) :19T13C=121点
南通職業大学: 0T 0C= 0点
これ迄の何週か、上海まで通い続けてくれた南通職業大学ラグビーにとって、
今回は大学のクラスメートなどに「ラグビー」を初お披露目する絶好の機会。
カッコエエところ見せなきゃ………なんだけど、相手が悪かったなぁ。最後
はもう陽も暮れて来そうだったし「辞めたら?」とも思いかけたけど、でも
最後まで手を抜かないというのもラグビープレイヤーとしての礼儀。そして、
毛蟹(緑)は決して最後まで攻撃の手を緩めなかった。これもアッパレな事。
スクールウォーズじゃないけれど、諦める事無く、そして「悔しい」という
気持ちを持って、ラグビーを続けて欲しい。
それと、今後こういう試合の後には、何らかの形で「ラグビークリニック」
みたいなものを開いて、南通の選手達に「ラグビー、基礎の基礎の基礎編」
辺りから教えて上げる機会は作れないものだろうか?
●第③試合=レフリー:Aaron(小林君)
(敬称略)
【1本目】スタメン:FW/①尾関 ②田村 ③川島 ④尾藤 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧須賀 ⑨和田 ⑩チャーリー
⇒総長、CTBでの出場ですが、背番号的にはやはり
№⑧ですね。
・01:30(体)[T](状況不明)。
・05:58(双)敵陣左中間ラックから左へ順目で展開し和田が[T]。
・07:52(体)和田がラックから抜けるもゴール前で捕まりターンオーバー。
そのまま一気に走り切り右中間へ[T]。
・10:44(双)ラックから須賀がポイントを作り、出たボールを和田が持ち
込み右中間へ[T]。
以上【1本目】(双龍)10対10(上海体育学院)
【2本目】スタメン:FW/①安部 ②田村 ③金澤 ④尾藤 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧エリック ⑨ニック ⑩チャーリー
・00:31(体)何か(K/O.から?)中央突破されて[T]⇒[C]。
・05:58(体)敵ボールラインアウトを獲得し右へ展開して[T]。
・08:36(双)スクラムからサイド攻撃でラック形成。更にサイドを付いた
エリックが右中間へ[T]⇒佐野[C]。
・10:30(双)敵ボールラインアウトがノットストレート。アドバンテージ
継続中のラックから永松が真ん中を抜け出し[T]⇒佐野[C]。
以上【2本目】(双龍)14対12(上海体育学院)
【3本目】スタメン:FW/①②③④川島・尾関・中・田村 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧松谷 ⑨ニック ⑩チャーリー
・00:30(体)ノッコンのボールを拾い、アドバンテージ継続のまま[T]。
・02:00(体)[T](状況不明)。
・05:00(体)自陣ゴール前の敵ボールラインアウトを獲得。そのままスル
スルと持って行き独走で[T]⇒[C]。
・07:15(双)尾関がゲインラインして永松へ。追い付かれるもラックから
出たボールを和田が持ち込み中央に[T]⇒佐野[C]。
・10:28(双)敵陣22m付近で得たPKからFWがラックにし、更に尾関
がインゴールへ入り込み[T]⇒佐野[C]。
以上【3本目】(双龍)14対17(上海体育学院)
【合 計】(双龍)38対39(上海体育学院)
*双龍が喫した失点の原因の1つはミス(ノッコンなど)から。もう1つは、
敵陣ゴール前まで攻め乍らも1つのターンオーバーからスルスルっと抜か
れて長距離の独走を許してしまうというもの。上海体育学院級のスピード
ランナーが、果たしてAJRCで対戦する相手にどの程度居るのか「?」
であるが、何れにしても10'sや7'sの怖いところである。一生懸命攻め
込んで来たのにぃ…と、精神的ダメージを受けるか、スコーンとやられる
のでアッケラカンと切り替えられるか、これは大切な事だと思う。今回は
後者に近かった(?)。
*それにしても2本目と3本目の両方。終盤になってよく2本を取り返した
と思う。結果として「全体的に見ればシーソーゲーム」となった。双龍は
最後まで勝負を諦めない、好ゲームを作れるチームになった。この試合の、
例えば田村とか尾関のプレー振りを見ていてふと思い出したというのは、
石塚武夫(現)常総学園監督が合宿で教え子達に飛ばした「激」。田村とか
尾関って、やっぱり強豪だと言われる大学で揉まれている訳だ。基礎編も
応用編も。そこへ行くと上海体育学院なんかは未だ小手先でチョゴザイな
ラグビーをやっとるんやなぁ………と。まぁ若いんだから多少は動けるし、
体格も双龍の面々よりは恵まれている。でもラグビーってそれだけのもの
ではない。タックルマン氏が練習後の円陣で言い放った「なめんじゃねぇ
よお前ら、ラグビーを!」。若干ニュアンスは違うんだろうけれど、田村
や尾関が相手のタックルを吹き飛ばす度に、そんな叫びが聞こえる様に、
僕には思えた。
そんなこんなで「上海杯」は全日程を終了。最終成績は優勝:毛蟹(緑)、②位:
毛蟹(黒)、③位:上海体育学院、④位:双龍、⑤位:南通職業大学(タイガース)。
上海への帰途は渋滞も無く、3時間(強)のスムーズな移動。夜の部はスタミナ苑
で、プロップ川島君の歓迎会。
★お名前既出者以外の遠征参加者(順不同);横田、音田、Michael.、そして南通
に在住の近藤さん。
皆様、お疲れ様でした。
Michael.
★北京原人隊のHPには「最高気温;3℃」と書いてありました。先週末は上海
も南通もポカポカ陽気でした。大自然の恵みのお陰様(*1)。
(*1)お陰様の気持ち((C)サンゴリアス/曽我部選手。最近のマイブームです。)
さて南通。仕事ではちょくちょく訪れる場所ではあるがラグビーでは勿論初めて。
長江(揚子江)越えには、いつもは太倉からのカーフェリーを利用するが、今回は
チャーターしたバスがフェリーには載れない(?)という事で、ちょっと遠回りな
「江陰大橋」まわり。まぁ、それはそれで良かったんだけど、途中で何ヶ所か、
事故やら何やらによる渋滞も有って、往路は約5時間のバス旅行となりました。
因みに正常で運行された場合は3時間(強)の道程。
トラベルはトラブル。遠征にトラブルは付き物。少々の事に動じてはいけません。
←携帯の写真に付き、画像不鮮明ですみません。
今回は「上海杯」の最終節で、試合スケジュールは以下の通り。
第①試合:毛蟹(黒)vs上海体育学院 14時~
第②試合:毛蟹(緑)vs南通職業大学 15時15分~
第③試合:双龍vs上海体育学院 16時30分~ (*2)(*3)
(*2)何かの事情(?)で、上海体育学院はダブルヘッダーとなりました。
(*3)双方の事情(?)により、このカードのみ10人制(10分×3本)でした。
●では、第①試合と第②試合の結果と簡単な講評を………。
*第①試合=レフリー:Michael.
【前半】毛蟹(黒) :4T1C=22点
上海体育学院:0T0C= 0点
【後半】毛蟹(黒) :4T4C=28点
上海体育学院:0T0C= 0点
--------------------------------------
【合計】毛蟹(黒) :8T5C=50点
上海体育学院:0T0C= 0点
・シンビン:前半26分、毛蟹(黒)/③番。
⇒故意の反則(ラック上をダイビング)。
前半14分、上海体育学院/⑦番。
⇒暴力行為(モール内でのキック)。
23日(金)のラグビー早慶戦は慶應が一昨年同様、完封を喫してしまった。
勝負事だから、どちらかに白黒が付くのは仕方無いけど、チーム力としては
今季の方が期待感が有ったはずだけに「負けるにも負け方が有るだろう」と
いう思いがする。上田昭夫元監督の言葉を借りると「ラグビーの試合で完封
されるのは、実力がかなり違う同士の試合」なのだそうだ。
上海体育学院、なんでこんなにチーム力が落ちてしまったんだろうか?FW
はスクラム、モール、ラックの全てに於いて劣勢。BKもただボールを右左
に散らすだけで、ゲインどころか後ずさりして行くだけ。タックルも甘い。
元気が無い。上海のラグビーシーンに於いて「強い中国人チーム」は不可欠
だと思う。何とかならないものか………。
*第②試合=レフリ:Alex
【合計】毛蟹(緑) :19T13C=121点
南通職業大学: 0T 0C= 0点
これ迄の何週か、上海まで通い続けてくれた南通職業大学ラグビーにとって、
今回は大学のクラスメートなどに「ラグビー」を初お披露目する絶好の機会。
カッコエエところ見せなきゃ………なんだけど、相手が悪かったなぁ。最後
はもう陽も暮れて来そうだったし「辞めたら?」とも思いかけたけど、でも
最後まで手を抜かないというのもラグビープレイヤーとしての礼儀。そして、
毛蟹(緑)は決して最後まで攻撃の手を緩めなかった。これもアッパレな事。
スクールウォーズじゃないけれど、諦める事無く、そして「悔しい」という
気持ちを持って、ラグビーを続けて欲しい。
それと、今後こういう試合の後には、何らかの形で「ラグビークリニック」
みたいなものを開いて、南通の選手達に「ラグビー、基礎の基礎の基礎編」
辺りから教えて上げる機会は作れないものだろうか?
●第③試合=レフリー:Aaron(小林君)
(敬称略)
【1本目】スタメン:FW/①尾関 ②田村 ③川島 ④尾藤 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧須賀 ⑨和田 ⑩チャーリー
⇒総長、CTBでの出場ですが、背番号的にはやはり
№⑧ですね。
・01:30(体)[T](状況不明)。
・05:58(双)敵陣左中間ラックから左へ順目で展開し和田が[T]。
・07:52(体)和田がラックから抜けるもゴール前で捕まりターンオーバー。
そのまま一気に走り切り右中間へ[T]。
・10:44(双)ラックから須賀がポイントを作り、出たボールを和田が持ち
込み右中間へ[T]。
以上【1本目】(双龍)10対10(上海体育学院)
【2本目】スタメン:FW/①安部 ②田村 ③金澤 ④尾藤 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧エリック ⑨ニック ⑩チャーリー
・00:31(体)何か(K/O.から?)中央突破されて[T]⇒[C]。
・05:58(体)敵ボールラインアウトを獲得し右へ展開して[T]。
・08:36(双)スクラムからサイド攻撃でラック形成。更にサイドを付いた
エリックが右中間へ[T]⇒佐野[C]。
・10:30(双)敵ボールラインアウトがノットストレート。アドバンテージ
継続中のラックから永松が真ん中を抜け出し[T]⇒佐野[C]。
以上【2本目】(双龍)14対12(上海体育学院)
【3本目】スタメン:FW/①②③④川島・尾関・中・田村 ⑤永松
BK/⑥榎本 ⑦佐野 ⑧松谷 ⑨ニック ⑩チャーリー
・00:30(体)ノッコンのボールを拾い、アドバンテージ継続のまま[T]。
・02:00(体)[T](状況不明)。
・05:00(体)自陣ゴール前の敵ボールラインアウトを獲得。そのままスル
スルと持って行き独走で[T]⇒[C]。
・07:15(双)尾関がゲインラインして永松へ。追い付かれるもラックから
出たボールを和田が持ち込み中央に[T]⇒佐野[C]。
・10:28(双)敵陣22m付近で得たPKからFWがラックにし、更に尾関
がインゴールへ入り込み[T]⇒佐野[C]。
以上【3本目】(双龍)14対17(上海体育学院)
【合 計】(双龍)38対39(上海体育学院)
*双龍が喫した失点の原因の1つはミス(ノッコンなど)から。もう1つは、
敵陣ゴール前まで攻め乍らも1つのターンオーバーからスルスルっと抜か
れて長距離の独走を許してしまうというもの。上海体育学院級のスピード
ランナーが、果たしてAJRCで対戦する相手にどの程度居るのか「?」
であるが、何れにしても10'sや7'sの怖いところである。一生懸命攻め
込んで来たのにぃ…と、精神的ダメージを受けるか、スコーンとやられる
のでアッケラカンと切り替えられるか、これは大切な事だと思う。今回は
後者に近かった(?)。
*それにしても2本目と3本目の両方。終盤になってよく2本を取り返した
と思う。結果として「全体的に見ればシーソーゲーム」となった。双龍は
最後まで勝負を諦めない、好ゲームを作れるチームになった。この試合の、
例えば田村とか尾関のプレー振りを見ていてふと思い出したというのは、
石塚武夫(現)常総学園監督が合宿で教え子達に飛ばした「激」。田村とか
尾関って、やっぱり強豪だと言われる大学で揉まれている訳だ。基礎編も
応用編も。そこへ行くと上海体育学院なんかは未だ小手先でチョゴザイな
ラグビーをやっとるんやなぁ………と。まぁ若いんだから多少は動けるし、
体格も双龍の面々よりは恵まれている。でもラグビーってそれだけのもの
ではない。タックルマン氏が練習後の円陣で言い放った「なめんじゃねぇ
よお前ら、ラグビーを!」。若干ニュアンスは違うんだろうけれど、田村
や尾関が相手のタックルを吹き飛ばす度に、そんな叫びが聞こえる様に、
僕には思えた。
そんなこんなで「上海杯」は全日程を終了。最終成績は優勝:毛蟹(緑)、②位:
毛蟹(黒)、③位:上海体育学院、④位:双龍、⑤位:南通職業大学(タイガース)。
上海への帰途は渋滞も無く、3時間(強)のスムーズな移動。夜の部はスタミナ苑
で、プロップ川島君の歓迎会。
★お名前既出者以外の遠征参加者(順不同);横田、音田、Michael.、そして南通
に在住の近藤さん。
皆様、お疲れ様でした。
Michael.