いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

喧嘩するほど仲がいい、でも怒ってはダメ?(第20編)

2005年07月16日 11時43分48秒 | 娘のエッセイ
 私は、気が短い。自分でも、嫌になるほど本当に短い。もっと、気が長い人間に
なりたい!と常々思っていたところ、ミョーな話を耳にしてしまった。気が短い人
と、長い人というのは、その体の機能からして違う? というのだ。

 古い話なので、少し記憶に自信がないが、確か、アドレナリンの分泌量が違うら
しいとのことである。(ちなみにアドレナリンとはホルモンの一種で、血圧や血糖量
を高める作用がある)。そのうえ頭に血が上がりやすい人は、のんびりしている人

に比べて"寿命が短い”という情報まで、ある日私は入手してしまった。(判る気も
するが…)

 でも、”怒る”ということは、本当にマイナスでしかない行為なのだろうか?私は、
よく喧嘩する。女友達とはほとんどしたことがないが、男とはよくする。恋人でも会
社の同僚でも男友達でも。

 特に相手が恋人ともなれば、延々と数時間に渡る口喧嘩に、平手打ちのおまけ
までついてしまったりもする。それを二ヶ月に一回ぐらいの割合でやってしまうの
だから、たまったものではない。

 しかしこの話を女友達にすると、「喧嘩するの?いいなァ」という声が多いのに
驚く。彼女達は、恋人や夫とは喧嘩ができない、いや、喧嘩にならないと言う。

 何故かというと、自分が怒ると相手の男性が黙りこんでしまう”からだそうだ。
友人のT子は、夫と喧嘩して、一週間も口をきかなかったことがあったと、ぼやい
ていた。

そういう話を聞くと、長い冷戦より、熱い争いの後に「ごめんね」の一言で仲直り
できる喧嘩のほうがいいのかな?とも思えてしまう。

 ところが、最近ある女性のエッセイに『怒ってはだめ。怒ったら彼は逃げて行っ
てしまうわ』と書いてあった。

うーん。そうかと反省し、それを今実行している。

 とりあえず、一日一回かかってくるラブコールがその成果だろうか。

でも、この策略を彼は知らない。
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あきないぐち(商い口)

2005年07月16日 10時05分28秒 | Weblog
 商い口(商人が客に商品を売りこむためにする口上手な話)を思い起こさせる
ニュースが今朝の産経新聞に掲載された。

 「14年前に22億4千万円で購入した都内の宅地を7億円で公募売却」
の記事で、権利者は、「首都高速道路公団」とある。

 これを読んで、「商い口」とともにある「詩」を思い浮かべた。これも産経新聞
の「朝の詩」に掲載されたものである。

              親父の気持ち

     「『土』 は  やさしい感じやのに、

      『土地』は  こわい気するのは、なんでやろ」

      と、親父に話しかけたら、「ほんまに、おまえという奴は…」

      と、言われた。

     
      そやから、俺が どないやねんな。

        平成16年8月13日 大阪府堺市 藤内明彦(37)様の詩です


   
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