
昨年、4月6日に初めてこの桜を見て感動してブログでもご紹介しました笛吹市八代町ふるさと公園の名木『甲州蚕影桜』を近くを通りましたので立ち寄りました。今年は少し開花が遅く4月10日に満開をむかえたそうですが、13日にもすばらしい満開の桜の見る事が出来ました。
昨年同様、暖かい5月のような陽気で、のどかにケーナで「さくらさくら」を演奏なさっている方が・・・
同じようなアングル、同じような写真ですが、今年の『甲州蚕影桜』をご覧になってださい。
復元された盃塚古墳(さかづきづか)の中にひときわ大きく夫婦のように寄り添う2本のソメイヨシノが名木甲州蚕影桜(こうしゅうこかげさくら)です。
蚕影桜の名前の由来は近くの養蚕の神様「蚕影山」に関係しているということです。


後姿ですが、これが一番美しいように思うのですが・・・

横から見ると

古墳の上から

また、公園内には、染井吉野(ソメイヨシノ),枝垂桜(シダレザクラ),八重桜(ヤエザクラ)など300本の桜が植えられ、遠くからでも山一面がピンク色に染まって見えるほどで、桜の森と呼ばれるにふさわしいスポットです。


そして古墳の上からは、遥かには南アルプスと八ヶ岳、そして桃が満開の甲府盆地が一望できるすばらしい眺望です。



桜のトンネルやオブジェも飾れてゴミひとつ落ちていないとても綺麗な広い敷地です。



公園内の銚子塚古墳(県文化財史跡指定)、盃塚古墳(市史跡指定)からは、縄文時代の貴重な出土品が数多く発見されているそうです。

今年も同じように美しい花を咲かせてくれた桜と桃ですが、昨年とはまた別の思いで眺めています。
見るものの思いによって、同じ風景でも違って見えるのだなあと・・・
来年の春も桜を見れますようにとの願いと共に、今年はどうぞ来年もすばらしい花を咲かせてねと・・・・美しい日本の風景に思いを込めて・・・


では、続けて山梨の桜をご覧下さいね。
ステラのちょっと一言
笛吹市八代町(ふえふきしやつしろちょう)甲州蚕影桜と盃塚古墳(こうしゅうこかげざくらとさかずきづかこふん)と読みます。
こちらへは、中央道一宮御坂ICより10分 JR中央本線石和温泉駅より車で20分です。