blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

15日なのに・・・。

2010-11-15 22:15:12 | 日記
わが部署では、毎月15日というとヒマなイメージがある。
もちろん偶然ではなくて、卸売業者などの取引先が15日に向けていったん在庫を抑えにかかるので出荷が極端に減ることが多い。

しかし、会社としての過渡期に入りつつある現在は今までの常識が通用しない。
特殊要因としては、新商品が4種類ばかりの出荷が始まって割合としてはかなりを占めた。
それに加え、例によって「こっそり」かつ「ドカンと」大きな出荷データが突然入った模様で、箱詰め作業が19時を回ることになった。

本来ヒマなはずの15日がこの忙しさなら、明日からの数日間はどうなることやら想像も付かない。
今日は出荷作業があまりに多く、ピッキングエリアで減ってしまった在庫を補充することができなかった。
明日16日は出荷が集中するのが分かりきっている日である。
その準備がまったくできないまま今日が終わることになったのはあまりに痛い。
そのため明日は、部署の上層部か中間職の誰かがかなりの早朝(始業3時間ほど前か)から出て補充作業をすることになるのだろうが気の毒なことである。

ヒマなはずの日の自動倉庫も17時まで製品が出っぱなしという恐ろしい状態であった。
午後の本来の休み時間はつぶれ、仕方なく時間差で休んだが、15時前のその時点で気分的にはグッタリだったので、いかに今日がハードだったかということだ。

たとえ長くわが部署にいる人でも、今のような「異常が正常」のような状況はまず体験したことがないと思う。
だからこそ、昨日も書いたように、毎日張り詰めていたり耐え忍んだりしているものを一度緩める機会というのは絶対に必要だろう。
決算月の今月は仕方がないが、来月は多少は落ち着き、各人にはボーナスも出る。
上層部も毎日のわれわれの姿を見て心を痛めているのは分かるが、ここはもう一つ段階を上げて大忘年会の企画でもブチ上げてみたらよい。
いたわりのある言い方であっても、毎日「がんばれがんばれ」だけではやりきれない。
がんばった先にいいことが待っていると思えるとまた日々の張り合いも違うだろう。
アメとムチということなら、ムチばかりではとても人間は動かない。
ガス抜きの一つもできない今の状態でいくと、本当にどこかで何かが爆発しないとも限らない。
それくらいの危機的な状況であることを思えば、アメをチラつかせることは決して悪くないのだ。

週の初めからとんでもないことになったので、本欄はこのくらいにして明日に備えることにする。

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