8月あたりから、日々の体力的な負担がかなり増えている。
暑いというのとは別に、単純に手作業にかかっている時間そのものが間違いなく長くなっている。
8月の最初の方で若い社員が他部署に行ってしまったことは何度か書いた。
私の部署は午前中が主に体力仕事で、担当を大きくA、Bとするとそれぞれ3人ずつ計6人を配して回してきた。
それが1人がいなくなったことにより、私のほうの担当Bが1人減って2名体制になった。
3人いれば、手作業に2人と運搬に1人を配することで問題なく回るが、2人になって「手作業は私」的な流れに何となくなってしまっている。
総勢5人で2つの担当を回すのなら、2人ずつを手作業に配し、運搬係は1人にして2つの担当を行き来すればよい。
もとより屋外用のフォークリフトは1台しかないのだから、現在3人いる担当Aの誰かがフルに乗って担当Bの2人は手作業に専念すればよい。
ところが、今まで運搬ばかりやってきた人間の頭の切り替えがうまくいかず「ワシの仕事はリフトだで」とでも言わんばかりにロクに手作業を手伝わないので、手作業は私1人でやる日が非常に増えた。
昨日あたりは午後の真ん中で疲れ切ってしまい、水分を取りながら休んでいると、たまたま通りがかったエライさんから「大丈夫か?」と声がかかってしまうほどであった。
手作業と運搬を交代制にするなどという雰囲気はサラサラない。
私が屋外用のフォークリフトに乗っているだけで不思議そうな顔をされるばかりか、ナンダカンダと理由を付けては奪い取りに来るような動きまである現状、まさに既得権益を手離したくないのがミエミエである。
一度機動力の手軽さを知ってしまったら手作業がバカバカしくなるのは気持ちとして分かる気はするのだが、自分が乗ってはいけない明確な理由は何もなく、単に個人的な感情から「乗せたくない」というのではあまりにも陰険に過ぎるし、パワハラ要件の一つにもなりうる。
わが部署は、事業所の中ではいい意味で雰囲気はゆるく、笑い声も頻繁に起きる。
ただそんな中でも背筋の凍るような場面というのはあって、ある日には一つの議論の中で上席者から「あまり文句を言ったら切られるよ」という発言があった。
その言葉が向けられたのが一年契約の契約社員だったからなおさらだが、これは脅迫以外の何物でもなく絶対に口にしてはいけない言葉である。
どうもさらに上からあれこれ指摘を受けたために下に八つ当たりしたというのが真相だろうが、二言目には「上は、上は(こう言っている)」というので腹が立つ。
「上は、上は」と言われたら、「あなたは?」と問いかけたいが、たぶん当人の中には考えなど何もない。
当人の脳みそは経由しないで、ただただ運動神経か脊髄反射で反応してあわてふためいているだけである。
いわゆる「脳筋」や「体育会系」の弊害はどこに行ってもなくならないまことに不思議なものだ。
そんな中でも仕事は続く。
とてつもないアウェイ感の渦中で毎日を過ごしてはいるが、味方は幸いゼロではない。
明日を何とか穏やかに乗り切って、地元の空気を吸いに帰る準備をしたいと思う。
暑いというのとは別に、単純に手作業にかかっている時間そのものが間違いなく長くなっている。
8月の最初の方で若い社員が他部署に行ってしまったことは何度か書いた。
私の部署は午前中が主に体力仕事で、担当を大きくA、Bとするとそれぞれ3人ずつ計6人を配して回してきた。
それが1人がいなくなったことにより、私のほうの担当Bが1人減って2名体制になった。
3人いれば、手作業に2人と運搬に1人を配することで問題なく回るが、2人になって「手作業は私」的な流れに何となくなってしまっている。
総勢5人で2つの担当を回すのなら、2人ずつを手作業に配し、運搬係は1人にして2つの担当を行き来すればよい。
もとより屋外用のフォークリフトは1台しかないのだから、現在3人いる担当Aの誰かがフルに乗って担当Bの2人は手作業に専念すればよい。
ところが、今まで運搬ばかりやってきた人間の頭の切り替えがうまくいかず「ワシの仕事はリフトだで」とでも言わんばかりにロクに手作業を手伝わないので、手作業は私1人でやる日が非常に増えた。
昨日あたりは午後の真ん中で疲れ切ってしまい、水分を取りながら休んでいると、たまたま通りがかったエライさんから「大丈夫か?」と声がかかってしまうほどであった。
手作業と運搬を交代制にするなどという雰囲気はサラサラない。
私が屋外用のフォークリフトに乗っているだけで不思議そうな顔をされるばかりか、ナンダカンダと理由を付けては奪い取りに来るような動きまである現状、まさに既得権益を手離したくないのがミエミエである。
一度機動力の手軽さを知ってしまったら手作業がバカバカしくなるのは気持ちとして分かる気はするのだが、自分が乗ってはいけない明確な理由は何もなく、単に個人的な感情から「乗せたくない」というのではあまりにも陰険に過ぎるし、パワハラ要件の一つにもなりうる。
わが部署は、事業所の中ではいい意味で雰囲気はゆるく、笑い声も頻繁に起きる。
ただそんな中でも背筋の凍るような場面というのはあって、ある日には一つの議論の中で上席者から「あまり文句を言ったら切られるよ」という発言があった。
その言葉が向けられたのが一年契約の契約社員だったからなおさらだが、これは脅迫以外の何物でもなく絶対に口にしてはいけない言葉である。
どうもさらに上からあれこれ指摘を受けたために下に八つ当たりしたというのが真相だろうが、二言目には「上は、上は(こう言っている)」というので腹が立つ。
「上は、上は」と言われたら、「あなたは?」と問いかけたいが、たぶん当人の中には考えなど何もない。
当人の脳みそは経由しないで、ただただ運動神経か脊髄反射で反応してあわてふためいているだけである。
いわゆる「脳筋」や「体育会系」の弊害はどこに行ってもなくならないまことに不思議なものだ。
そんな中でも仕事は続く。
とてつもないアウェイ感の渦中で毎日を過ごしてはいるが、味方は幸いゼロではない。
明日を何とか穏やかに乗り切って、地元の空気を吸いに帰る準備をしたいと思う。